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俺にはひそかに憧れている1個上の先輩がいる。


とても美人で、運動神経抜群の陸上部のキャプテン佳菜子先輩。

部活の時間だけは後輩には厳しいが、普段はとても優しくて頼れる姉御肌の先輩。

彼女は何となく、俺の好意に気づいている気がする。


ある日学校行事としてプロレス大会が行われることになった。


体格的に華奢だった俺も、先輩にかっこいいところを見せたいと思い、大会に出場する。


出場条件はタッグを組んで参加すること。


そして試合当日。


!?


リング上で対峙したのはなんと憧れの先輩のタッグチーム。


なんで先輩が・・・!?


確かに出場条件には女は出場できないなんて書いてなかったが・・・。


彼女がタッグを組んだのは、女の子ではなく、なんと彼女より1個上の別の部の先輩。

かっこよくて人気のある男の先輩だ。


『なあ、佳菜子?あいつらが今日の相手だってw どう思う?』


『あー、あの子知ってる。部活の後輩だから。ボッコボコにしちゃう?w』


彼女は1個上の先輩にも関わらず仲良さそうにタメ口で話をしている。

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Comments

mickeymickmick

別の部の先輩は金的されたら嬉しいです😆