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ぎゃあああああっ!!!!

つっ・・・つぶれちゃうっ!!!!!!


会場に男の泣き叫ぶ悲鳴が響き渡る。


やっ・・やめっっ・・・

なっ・・なんで俺がこんな目にっ!!!!!!


男のキンタマは執行人によって今まさに潰されようとしている。


〜数日前〜


真耶は親友である由希に相談を持ちかけた。

由希は真耶よりも学年はひとつ上だが近所の幼馴染で大の親友。

彼女くらいしか悩みを打ち明けることのできる存在はいない。


真耶

「カズが最近浮気をしてるみたいなんだ・・・」


由希

「え?・・・うそ?カズに限ってそんなことしないでしょ」


それはファミレスでの出来事のようだ。

真耶は彼氏であるカズが席にスマホを置いたままトイレに行った際に

偶然ポップアップ通知にて女と思われるメッセージの一部を目撃してしまったらしい。

付き合った記念にお揃いで買った花柄のスマホケース。

オシャレで華やかなその模様もその時の真耶には枯れ果てて見えた。


その内容は

『カズく〜ん!今日はありがとね!超キモチ良かった♡また感じ合おうね!』

という過激な内容だった。


偶然それを見てしまった真耶は動揺したが、トイレから戻ってきたカズに問いいたざすことはせず、まずは親友の由希に話を聞いてもらうことにしたとのことだった。


由希もカズのことは良く知っている。

可愛がっている真耶の彼氏でもあることから、よく三人で遊ぶこともあったから。


由希にも彼氏が居たことあって自分がそうされたらと思うと腹立たしい。

しかもその相手が幼馴染の彼氏だとしたら、尚更だ。


正義感の強い由希は後日カズを呼び出すことにした。


カズくん元気〜?ちょっと相談があってさ。

今度初めて男のひとと戦う大切な試合があって。

私男の人と対戦するの初めてだし、すごく緊張してるの。

水着姿の男の人と対面するの、めっちゃ恥ずかしいから

慣れるために予行練習に付き合ってくれないかな?

対面するだけでいいからっ!


由希はカズにLINEで連絡をいれた。


そう、由希は女子プロレスラーなのだ。

もちろんカズはそのことを知っている。

別にスパーリングするわけでもないし、ただ対面するだけなら、と

大切な彼女の親友のためなら、とカズは二つ返事で了承した。


呼び出した場所は夕方のプロレス会場。

この日は興行が行われていなかった為、練習と称して貸切にしてもらった。


カズはロッカールームで手渡されたリングコスチュームに着替え、

由希とリング上で対峙する。


初めて間近でみる由希のリングコスチューム姿に一瞬ドキっとしてしまう。

お互いほぼ布切れだけを着て対面している。

そんな初めての状況にどうしたらいいのかわからなくなる。


初めは向かい合ったまま世間話をしていたふたりだが・・・

由希がいよいよ切り出す。


カズくんさ?最近誰かとイイコトしたでしょ?


急に由希の形相が変わると、突然反対側のロープに走り出したと思うと、

ロープの反動を利用してこちらに猛突進してくる。


えっ!?


目の前に由希のリングシューズの底が迫り、その後顔面に強烈な痛みを感じた。

おそらくとても高い打点のドロップキックが放たれたのだと思う。

そこからは記憶がない。


気が付いた時には今のこの状況なのだ。

片エビ固めを掛けられたまま、由希の手によってタマ全体を強く握られ引っ張られている。


二度と淫行などさせないように男の象徴を破壊するつもりでいる由希。


ぎゃあああああっ!!!!

つっ・・・つぶれちゃうっ!!!!!!


カズは泣き叫ぶ。


対する由希も自分の感情に違和感を覚え始めていた。


もちろんカズのキンタマを握るのは初めて。


(・・・カズくんのってこんなに大きかったんだ・・・)


自分の彼氏と比較しても明らかに大きいカズのイチモツに

由紀は次第に興奮を覚えてくる。


道具を使わず、自分のからだだけを使って幼馴染のからだを圧制している。

自分の意思で彼を生かすことも殺すこともできる今の状況。

加えてお互いの境界線は布切れだけで密着している状態。


知り合いを痛めつけることってこんなに快感なんだ。

カズは懇願する。


やっ・・やめっっ・・・

なっ・・なんで俺がこんな目にっ!!!!!!


その言葉にも違和感を覚え始めていた。


前述の通り、由希とカズは何度も対面している。

由希はカズの誠実さを知っていたし、人となりをよく知っているだけに

こんな状況に追い込まれているにも関わらず、今のカズが嘘をついているようには

思えなかった。


尚も泣き叫びながら、ロープに向かって這い蹲りながら逃れようとするカズ。


視線の先に見えたのは入り口のドア。

カズは会場に入る際にドアを開けっ放しにはしていない。


違和感を感じたカズ。


物陰で男女のシルエットが影になって見えている。


その影は時にからだ全体がひとつになって重なったり、ふたつの頭部がひとつになったりしている。技を食らって涙も混じり良く見えないが、イチャイチャしているのか。


女と思われるその人物の影はイチャつきながら、こちらに腕を差し出しているようにも見える。


一体を何をしているか。


影が腕を伸ばしきったとき、会場の証明によって手首より先の部分だけ視認できた。


・・・・・!


カズの目にかろうじて確認できたのは花柄のスマホケース。


次の瞬間。カシャ!っというシャッター音が小さく耳に残った。









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