〈全〉#2023年まとめ (Pixiv Fanbox)

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします🙇‍♂️🙇‍♂️👾

いい機会なので、FANBOXの企画に参加してみようと思います。年末に投稿しようと思ってたら年越しちゃいました。良いお年を〜等と言ってみたかったんですが、またの機会にしましょう(あと12ヶ月後...)。

2023年はイラストを描き始めてから3年目の年でした。もう初心者は名乗れませんね。

右も左も分からない状態だった初めの頃と比べれば多少は勝手が分かってまいりました。しかし、まだまだ分からないことだらけ、「イラストレーター」なんて名乗れる実力には達していません。

2024年も特別なことは決めず、ただ着実に積み上げることを念頭にお絵描きを続けたいなと思います。

前置きが長くなりました。とりま今年1年描いた絵をふりかえって見ましょう。

↓※2023年のポートフォリオを作ってみましたが...。

↓※サムネ表示してくれないのでpixivをスクショしました...。

　2023年のこのアカウントでの投稿作品は丁度10だったようです。2022年のpixiv投稿数が25作品(うち10は2021年？)だったので、比較的枚数が減った1年でした。理由を端的に言えば忙しかったからでしょうか。後は新たな試みとして裏アカウントを作った事も要因の一つですね。

　ミリタリー以外のイラストで試行回数を増やして画力を向上させる事が目的でした。UtsuCAN名義のイラストの合間に気分転換も兼ねており、初めは無理なく進めていたため、三日坊主にならずに続けられると思っていたんですが、就職等を考慮していませんでした。現在絶賛失踪中です。２つ以上のアカウントを管理するキャパは自分にない事を今後は念頭に置こうと思います...。

因みにこのアカウント(うに)の投稿数は15作品でした。モノクロ絵も多いですが、試行回数は稼げました。画力に関しても、肩肘張らずにあれやこれ試せる場になっていたので気づきを得られる場面は少なからずありました。

Twitterアカウントの2つ以上の運用は無理でしたが、今後も息抜きの場として色々試していこうと思います。特に同人誌(R18)は「うらうに」の方で発表していくつもりなので、今後も使うことになるとは思います(多分)。

話しが少し脱線しましたね。2023年に描いたイラストを振り返ってみようと思います。

まずは新年イラストです。

この頃にうちのこ「伊藤ちゃん」の顔の方向性が定まった気がします。初めてちゃんと可愛いなと思えたお顔ですし、時間が経った今でも気に入っています。

　ただ、作画に関してですが、恐らく顔の辺りにアイレベルをおいて、下に向けて遠近感を強調しようとしたのだと思うのですが、顔を小さくしすぎて肩幅が逞しい娘になちゃってますね(もしかしたら意図的にそうしてる可能性もありますが…)。この絵は短時間で描き上げて投稿したものなので、間を開けて目をリセットしてのチェックができなかったのもそうなった原因なのかもしれません。依頼絵等は早まってすぐ納品せずに、一日開けて投稿できるようにスケジュールを組もうと思います。

　次は団長×KAC絵です。

　思いついたので描いてみたやつです。絵としてはあまり面白味がありませんでしたが、オマージュとは言えロゴデザイン等に取り組めたのは良い経験になりました。

　当初はKS-1を描こうと思っていましたが、資料が足りなかったので大人しくURX4版を描きました。「うに」の方にように、気兼ねせず落書きチックに描くつもりでしたが、なんだかんだ微妙にしっかり描いてしまいましたし、手を抜くとこは抜いてて時折細部が雑という中途半端な感じになっちゃいました。Twitterの上手い人達の落書きみたいなのを描けるようになりたい…。

　次は「SHOVELNISE」。

　LMTの特徴的なハンドガード、 SHOVELNOSEに惚れて描いた一作でした。Twitterのヘッダー画像に設定しており、個人的に最も気に入っている作品になります。

　当初は落書きのつもりだったのと、ヘッダーにする前提だったことで荒いペンで書いてしまったのが心残りです。後、ヘルメットのSCI製のNVGランヤードの使い方が間違っています…。

　このように心残りはありますが、しっかり資料を用意して、ラフの段階でしっかりバリュー(明暗)を整えていた事で納得のいくものができましたし、バリューを整える事の強さを感じた一作でもありました。

　しばらくは越えることのできない壁になり続けると思います。

　次はskebでご依頼いただいたものです。

　みにみ氏のオリキャラのニッケルさんです。「美しさ」を際立たせることを目標にして描きました。

　この頃から顔を先に描いてから他の要素に手をつけるようになりました。理由は、これまで銃やギアを描いてから服や顔に手をつけていたのですが、銃とギアで疲れ果ててしまい、服や顔が投げやりになりがちなのではないかと感じたからです。実際の所は、疲れ果てる事が原因というよりは、ギアや銃を先に描いてしまうと、顔や体の作画の自由度が奪われる事が原因だったのではないかと思います。銃とギアに合わせて違和感のないように微調整した結果、難易度が高い割によく見えない顔の向きやポージングを選んでしまっていたのではないかと。

　めんどくさがり屋な自分がやり方を変えた理由は、その頃ミリタリーギア及び銃よりもキャラの良さを引き出す方に意識がシフトしていたからです。それが転じて(？)漫画制作等を始められたと考えると、ある種の転換なのかも知れません。

　次もskebです。

　カウンタ氏のオリキャラを描かせていただきました。彼女らは何故戦うのか妄想を深めながらギアの選定をしたのが思い出深いですね。市街地での戦闘という事で、なんとか車を活かした絵にしようとあれこれ考えました。苦手な背景に取り組もうとした点が進歩なのかなと思います…。

　当時、この絵はラフの詰めの甘さが最終的な印象に影響をもたらした一作だと思っていました。詳しくはこの回の備忘録を見ていただいたらわかりますが、アイレベルが変化し、ラフの時におかしかったキャラの体型等の部分の微調整により、なんだか思ったんと違う出来になったと思っていました。

　しかし、今考えるとそう言った部分よりも、全景として配置していた煙を清書で薄くしてしまったことにより、画面全体に占めるキャラ周辺要素の割合が減ってしまった事が印象を変えたのではないかと思います。この点はまだ考察段階なのでこれからのお絵描きで深掘りしていきたいなともいます。

　次はオリジナルです。

　落書き枠ではなかったと思います。昔描いたポジションSULな娘、pixivだと「残心」の派生系のようなイラストです。セルフオマージュというと少し違いますが、服を捲り上げる事で露出するお腹とIWBホルスターはなんだか良いじゃないかと思いついて描いた点が共通しています。

　顔は可愛く描けましたが、服のデッサンというか表現力と言いますかがカスすぎて良さを引き出しきれなかったと思いました。しかし、個人的には満足のいく腹筋を描けたので満足しています。

　次もオリジナル。

　新キャラです。名前はまだない。…銀髪なのでシルヴィアとか安易に考えていた時期もありますが、なんだかしっくりこないので暫定シルヴィちゃんです(シルヴィだとロキを連想させるで正直避けたい)。

　始まりは確か「LPVOが描きたい」だった筈です。この頃はLPVO取り憑かれていて没ラフを量産していた時期でした。構える構図を「SHOVELNOSE」で使い切っていたため、レディ状態をベースに考えていた所、LPVOでひしゃげた胸ってよいのでは？と魔がさしてこのような結果に至りました。

　団長の時に断念したKS-1のリベンジが果たせましたし、魅力のある(個人的な意見)キャラが生み出せたので満足でした。

　次はskebです。

　みにみ氏からのご依頼で、エリスライトさんを描かせていただきました。

　前回イラストのカウンターで同じレイアウトの反転で描こうか悩んだのですが、なんだか同じようなイラスト描くのは申し訳ない気がしたので、描いてみたかった座っている構図を選びました。

　この絵は初めてpixivisionに選んでいただいた作品という事もあり、強く記憶に残っています。顔も現時点最強なのではないかと思うので、その点は今後のお絵描きの基準になる作品だと思います。

次も次もskebで。

　この作品は正直「なんだかめっちゃ上手くいった」そんな感じです。後、この辺りから銃の作画に「モ誰氏式」のやり方を導入し始めました。箱を描いて、その側面に図を貼り付けて作画するやり方です、多分モ誰氏発祥ではないとは思いますが、情報元なのでこの呼び方を続けることにします。

腹筋をごりごりにしたのですが、実は「依頼者様が筋肉女子嫌いだったらどうしよう...」と内心ビビっていました。結果的には喜んで貰えましたが、そういう点も「運」で上手くいったと思う部分です。

しかし、「運」ではありますが良い作品になったのは事実です。この作品も今後の基準になってくれると思います。

次はオリジナルです。今年最後の作品ですね。

完成に3ヶ月も描けた怪作です(個人的な意見)。ざんていシルヴィちゃんですね。太ももはかなりナーフしたんですが、まだまだ爆発しています。

クソほど時間がかかったのは、それだけ頑張っていた...訳ではなく、単に無駄に悩む時間が多すぎたのが理由です。自分の悪い部分が最大限に発揮されて、ギアや銃の選定に凄まじく時間をかけてしまいました。1ヶ月の出張が被ったのも理由にはできますが、さっさとギアや銃のアタッチメントをきめていれば描き直しや追加等は防げた事を考慮すると、まぁ単に無駄な時間が多かったんですね。

まぁ時間がかかったこともあってか、それなりに得るものもありました。実験的なことも色々できたので、ある種有意義な作品だったと思います。

ということで、UtsuCANの方で投稿したイラストの振り返りは以上になります。振り返ってみると結構進歩のあった1年だったなと思います。日々をただ過ごした結果忘れてしまったことを思い出す良い機会ですね。また来年もやろうと思います。

今年2024年は、特別なことは決めず着実に積み重ねて行きたいと冒頭で話しました。その気持ちに変わりはありませんが、一言付け加えると、2023年よりも1歩進める年にしたいなと思います。具体的には、そろそろまともに背景を描けるようになりたいです😅

というわけで、ダラダラと話してましまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました。

2024年もよろしくお願いいしたします🙇‍♂️

お疲れ様でした👾