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■Chapter1 噂 「聞いた?なんか催眠屋だっけ?」 「あーなんか言ってたな。誰だったかは忘れたけど」 「行ってみる?」「いや、怖いって」 体育教師の住山はまたその話を聞く。最近生徒の間で『催眠屋』というワードが流行している。催眠を体験できる店、催眠を教えてくれる店、催眠をかけられていかがわしいことをさせる店…根も葉もないような話は、尾鰭背鰭をつけて大きな話題となっていた。 「おまえら席付け、ホームルーム始めるから」 やっべ、という顔をして生徒たちは席についていく。出席簿を教卓に置き朝のホームルームが始まる。連絡事項や、来週に迫った修学旅行の話をして終わる。するとまた生徒たちは、1時間目開始までの間、ざわざわと話し始める。 3時間目。住山は自らが受け持つクラスの授業を行う。今日は体育館でバスケの授業。何人かのチームに分かれ、数試合行っていく。 こう言った授業は、ほとんど生徒たちに任せておけば、あとはのんびりとそれを眺めているだけで良い。住山もステージに座り、その様子を眺めていた。 「とりあえずさ。とりあえず行ってみよ?」 試合が行われていないチームの生徒が話している。自分のすぐ隣に集まって話しているのもあり、聞きたくなくても聞こえてしまう。 「だから行かないって。怖いし」 「帰り道だからすぐ行けるらしいよ?なんだっけ、あの藤野精肉店の横にさ隙間見たいのあんじゃん?あそこから奥に入っていけば行けるんだって」 「もういいって。試合始まるから行こうぜ」 「えー…絶対面白いと思うんだけどなあ…」 はあ、とため息をつく住山。しかし(…藤野精肉店か。…俺も帰り道だな)…場所を聞いてしまったゆえ、その話題が頭にこびりついてしまった。 生徒指導を担当していることもあるし、ここはきちんと確認して生徒たちに注意したほうがよさそうだな。住山の中にある正義感は、確実に闇へと彼を誘おうとしていた。 * 帰り道。 「…はあー…こんなとこに入れる隙間あったんだな。ちゃんと奥まで続いてるよ」 今まで精肉店を横目に見ていたことはあった。こういうとこで買う肉はいいんだろうなとか、精肉店のコロッケはうまいんだろうなとか。しかし、そのすぐ横にある隙間にまでは目がいってなかった。 「…こんなとこ生徒が入って行ったら、確実にヤバい案件だな。〇〇高校の生徒さんが最近変なとこに入って行ってるとか言われたらたまらんよ」 住山は暗闇の中に歩いていく。建物と建物の間。配管やら室外機やらが自分に迫ってくるように配置されている。それにじめじめとした空気が体にまとわりつく。 (人は入れるが…奥に何かがあるとも限らないんだよな)確証もないまま進んだことを少し後悔したころ、奥にぼんやりと光が見えた。それは「催眠屋」と書かれた看板が放つものだった。 「いやいや…おいおいおい…ほんとにあったよ。すげえな…」看板の数センチ後ろは路地裏の行き止まり。まさかの最終地点に噂の店は存在していた。 「看板なら表に出しておかなきゃ意味ないだろうに。…なんて言ってる場合じゃないな。あるとわかった以上は今後生徒はこう言った怪しい店に近づかないようにと言っておかないとな」 住山はポケットからスマホを取り出し、店の周りを何枚か写真に収める。看板、入り口らしき扉、そして外観。これを明日、学年主任に見せて報告を行う予定である。 そのとき、ガチャっと入り口らしき扉が開き、白衣の男性が出てきた。 「あの、なにか?」状況として怪しいのは住山の方。慌ててスマホをしまい、申し訳なさそうに嘘を混ぜて話をする。 「いや、あのー…なんかちょっと噂に聞いて…それで気になってきて見たらですね、ほんとにお店があったんで、写真撮ったりしてました。なんか怪しくなってたら…あのごめんなさい」嘘に少しだけ本当を混ぜると信ぴょう性が増すみたいな話を思い出した住山の言い訳。 「ああ、そうなんですか。へえ。良かったらどうです?見ていきます?」 「え?み…見ていく?な、なにを?」 男性は店の中に戻っていく。怪しいお店と言う情報だけが頭にあった住山は、いきなり提案された『見ていきます?』がなんのことを指しているか全く理解できなかった。やや強引な親切ではあるが、気にはなるその店を拝見させてもらうことにした。 店の中はとても清潔だった。あの外観からこんな中は想像できないなと、キョロキョロと見回す。 「外からこの中は想像できないですよね?」 「いえ…!?…え…あ…まあ。はは、そうですね。ちょっと驚きました」 「ちょっと準備ありますんで、そこに座って待っててください」「あ…はい」 そう言って男性は奥に消えていく。住山は落ち着いて部屋を観察する。 白い壁。ガラスのテーブル。ソファが何個か。壁にかけられた「一回500円」と書かれたホワイトボード。 (…なにが500円なんだ。一回?…施術?…セラピー的な店なのかな) 住山がまたスマホを取り出そうとしたとき「コチラどうぞ」と男性が呼びにきた。住山は言われるまま奥の部屋に向かった。 ■Chapter2 堕ちていく 「お名前は」「住山孝信」 「年齢は」「31」 「ご職業は」「えーと…サラリーマンです」 「なるほど。ありがとうございます。ここはですね、催眠屋と言います。看板で名前は見られましたよね?」「はい」 「で、なんの店なのかというと。催眠を体験できるお店になります」「催眠を」 「ええ。テレビなんかでもありますよね?眠くなーるみたいなやつから、わさびを食べても辛くない。みたいなやつ」「ありますね」 「それを体験できる場所なんです」「…へえ」 あまりにもあっさりとした内容に拍子抜けした住山は、なんとなく困る。怪しいと言えば怪しいし、そうでないと言えばそうでもない。目の前の品田という名札のついた男性もそんなに変な感じはしない。…とまあそれだけなのだ。 「ちょっと体験して見ますか?」 「催眠術をってことですか?」 「ええ。簡単なものですよ。指が離れなくなるとか、眠くなるとかそんなもんです」 テレビなんかで見ては、あんなのは演技だと笑っていた住山。いざかけられる側になると、少しばかり怖い感じはするが、その中に少しの興味はあった。 「私が無理やり店の中に案内したのもあるので無料でいいですよ。もしこれでも面白いなーって思ったらお友達や同僚の方とか連れてきていただけたら嬉しいですし」 無料という言葉に心が動く。 「じゃあせっかくなんで」「わかりました」 催眠術は少しでも心に隙が生まれれば、いとも簡単に施すことができる。品田は住山の警戒心がなくなる、その瞬間を狙っていた。 「おっほ!すげー!手が離れない!」 さっきまで鍵をかけ、さらに何重にも鎖が巻かれていて開かなかった住山の心の扉は「無料」「簡単なもの」「体験」などと言った慣れ親しんだ言葉が鍵となりあっさり解錠された。 「でも、私が指を鳴らすと…?」 「わっ!え!?あっさり外れた…うっわーすごいっすね」 「でしょ?」 そして今、開いてしまった住山の心の扉から、品田が土足でずかずかと上がり込み、せっせと彼を堕とす仕掛けを仕込んでいる。 「じゃあもう少し、大きな催眠術をやって見ましょうか」 「はい!ぜひやって見たいです!」 部屋の電気が消される。住山の目の前に怪しく光るチャームが垂らされる。 (本格的だ…)何も言われることなくチャームは揺れ始める。住山はそれを目で追っていく。その動きはとてもゆっくりで、頭の中に自然とカッチ…カッチ…と秒針のように心地よいリズムが流れる。 揺れ始めてから数分して、チャームの揺れが止まり、顔の前から離される。 「住山さん」「…」返事はない。 「住山さん」「…」やはり何も返ってはこない。 部屋の明かりがつけられる。そこでようやくわかる住山の顔は、寝ぼけているようなそんな顔だった。 瞼は開いている。だが動かない瞳。口は少し開いている。品田は住山の前に椅子を持って来て座る。それから住山の目の前に人差し指をかざす。命令されたわけでもないが、住山の黒い瞳はその指を見ている。指はゆっくりと8の字を描くと、瞳もそれを追っていく。 「気持ちいいですか?」品田は尋ねる。 「…はい…気持ちいいです」住山は答える。 「どう気持ちいいですか?空を飛んでるようだ…とか。柔らかいベッドに寝ているようだ…とか」 「そう…ですね。…まるで…深い海にとぷんと…沈んでるみたい…な…気分ですね」 品田は微笑む。そしてまたあのチャームを住山の目の前に垂らす。チャームは優しく光る。その光は住山をさらに深い催眠の世界へと誘っていく。 揺れる。揺れる。ゆっくりと揺れる。住山の瞳は、それを追っているが、さっきと違い少しラグを見せている。頑張って追おうとしても、なかなか思い通りに動いてくれない様子。 品田はその経過を嬉しそうに見ていた。それは住山が、ほぼ”自分のもの”になっていることを示していたからだ。 「深い海に沈んでいく」品田の言葉に住山は頷く。 「深く深く沈む」「気持ちがいい」「ずっとこの気持ちよさに身を委ねていたい」「沈む」「沈む」「沈む……」 住山は深い海に沈んでいる。深く蒼い海。ゆらゆらと沈んでいる。まるで無重力のようだ。そこに遠くから声が聞こえてくる。 『気持ちがいい』『深く深く…』誰の声だっけ。どこかで聞いたことがある。誰だろう。そんな考えはすぐに泡として消えていく。今はこの気持ちよさに任せていればいい。何も考えなくていいんだ。 「…もちいい…きもち…いい」住山は無意識に品田の言葉を復唱し始める。 「そう。気持ちいい。そのままそのまま」「その…まま。……沈む…沈んでいたい」 品田は仕上げに取り掛かる。 「私の言うことを聞くのであれば…このまま幸せでいさせてあげよう。あなたもこの幸せな気分のままでいたいでしょう?」 「…はい…このまま気持ちいいままでいたい…です」 その言葉を聞いて微笑んだ品田は、チャームをポケットに仕舞い、住山の頭を両手で優しくつかんだ。そしてゆっくりと回していく。住山にすでに意思はなく、すべて品田の思いのままに動かされていた。 「ゆっくり深呼吸して」「そうそのままゆっくり」「落ち着く、落ち着く。ずぅーーーーっ…とこのまま。自分を沈み込ませる」「わたしが3から数えて、0になったとき指を鳴らします」「その音を聞いたら、あなたは堕ちる。」「3…2…1…」 「0…」パチン… 静かになった指の音。直後支えていた手は離され、住山の頭はガクンと垂れた。そして座ったまま体は折りたたまれ体の力さえも抜けてしまっていた。品田は手を合わせてこすり、その様子をしばし眺めたあと、項垂れる住山の背中を擦る。 「住山さん、体起こしましょう」その言葉にピクッと反応し、ゆっくりと体は起こされる。起き上がって見えた顔にだらしなさはなく、引き締まった顔をしていた。ただよく見れば、目から光は消え、何も反射はせず濁りきっていた。 「気分はどうですか?」「はい、とてもいい気分です。頭がスッキリとしています」 「あなたの名前と職業は?」「住山光博、31歳。〇〇高校で体育教師をしています」 「ははは、やはりサラリーマンというのは嘘でしたか。別に確証があったわけではないですが、なんとなくそんな気はしていましたよ」 品田は椅子に腰掛け、住山を立たせる。それから少し睨むように上から下へと視姦していく。 (〇〇高校か……)どこにでもありそうな平凡な名前の高校名であったが、それは品田の記憶の中にあって、どこかで聞いたことのある名前だった。 「…ああ。住山先生、あなたの学校に佐伯、山畑、江沢という名前の生徒はいらっしゃいますか?」 「はい、3名とも私が赴任している高校の生徒で、野球部に所属しています」 「なるほど。ありがとうございます。生徒に加えて、先生も私の手駒となってくれたと言うのであれば、あの高校自体を乗っ取っても面白いかもしれないですね」 あの3人には野球部を乗っ取るように指示をした。そこから奴隷の数を利用して学校自体を乗っ取れればいいなとも考えていた。そこに運良く転がり込んできてくれたのが住山だった。これを利用しない手はないと、品田は満足そうにうなずいた。 ■Chapter3 次なる目的とより深い思考へ 翌日。 「よーし、じゃあ今日は好きなもんやってていいぞー。バスケでもバレーでもなんでも。ただ怪我だけはするなよー」 体育館に生徒たちの歓喜が響く。本来であれば外のトラックで1500mのタイム測定だった。が、住山は急遽予定を変更して体育館で好き勝手やらせることにした。しかしそれは、別に生徒たちのことを思ってやったわけではなかった。 「スミセン、珍しいね。急にやること変えるなんて」腕を組み生徒たちの様子を眺めていた住山をあだ名で呼ぶ生徒。 「佐伯、先生のことをあだ名で呼ぶなって言ったろ」少し目線を下げた先にいたのは、佐伯だった。 「いいじゃん別に。…てかさ…昨日連絡もらって聞いたんだけど…"堕としてもらったの?"」佐伯のその質問に住山の顔から笑みが消える。 「…ああ、やってもらったよ。すごく気持ちが良いもんだな」「ははは。あれ気持ちいいよね。自分が自分じゃなくなるみたいでさ」 ふたりの不穏な会話は、盛り上がる生徒たちの声でかき消され、誰の耳にも聞こえることはない。 「でもなんで堕としてもらったの?あの店、奥の方にあるから普通分かんなくない?」「昨日、生徒たちが噂してたんだよ。路地裏にやばい店があるって。それで一応先生として確認しておいたほうがいいなって思って行ったんだ」 「そしたら」「ああ、いろいろとうまい話に乗せられてな。そのまま…」「うっわー俺見たかったなあースミセン堕とされるとこ。そのシーン見たらしばらくはそれだけでシコれそう。…いって」「あまり変なこと言うな。周りの奴らに気が付かれたら面倒だろう。」 佐伯はいたずらな笑顔を浮かべて頭を擦る。 「で、どうすんの?スミセンは先生たちを堕とすの?」「どうしようか考えているとこだ。若くてイキのいい先生(ヤツ)を仲間にしてもいいし、生徒指導担当の立場も利用して、ひねくれたやつから堕としてもいいと思ってる」「なかなかエグいこと考えてんね」 「お前らのほうはどうなんだ?」「野球部はほとんど堕としてる。あと監督とかコーチだけだったんだよねー。たしか監督とスミセンって仲良かったよね?監督の方が年上だけどさ」 佐伯はニヤニヤしながら佐伯の方を見る。 「…わかったわかった。そんなら俺の方で監督を堕としといてやるよ」「うっしゃー!やーりぃ!これで野球部コンプできるー」「あとさっきも言ったけど、あんまり大きな声で言うなよ」「はいはい。わかってるって」 そう言って佐伯は生徒たちの輪の中に戻っていった。 * その日の放課後。住山の姿は催眠屋の中にあった。学校での業務が終わり、そのまま着たような格好。上下ジャージ姿だった。 なにか違和感をあげるとするなら、住山の目は全く光を持っていないことだろうか。 白を基調とし、蛍光灯によって光が十分にあるこの部屋の中にいても、住山の目は何も反射せず、すべてを飲み込んでしまうような淀んだ黒をしていた。 「なるほど。野球部の方はかなり順調にできているようですね」「はい、そのように言っていました」 「そして、残った監督の始末を住山さんにお願いしてきたと」「はい、教諭陣にはなかなか手が出しづらいようで、お願いをされました」 「なるほどね…」 「さて」そう言って品田は立ち上がる。そしてきれいな姿勢で座ったままの住山に目をやる。 「こういった成人男性を私のコレクションにするというのも、なかなかいいもんだな」 伸びた右手は、すっと頬を撫でる。高校生にはない、大人びたその骨格の感触を確かめる。 それだけでも十分に興奮できる。だが、こうしていやらしく触っても一切の嫌悪感はおろか、感情すら表に出さない操り人形と化した住山に、品田はさらなる興奮を感じた。 「住山さん、せっかく来ていただいたので。少し楽しみましょうか」「はい」 * 今日は早めに店の明かりが消される。そしてふたりは、奥にある処置室と書かれた部屋にいる。 ここは、あの3人や住山を堕とした部屋とは違い、品田が個人的に奴隷を呼んでは楽しめるように作られている部屋である。 相変わらず殺風景ではあるが、椅子、机、ベッド、拘束台、それに秘部を開発できるようないろいろな器具がある。 「…えーと…とりあえずはこれでいいかな」品田はクローゼットから器具の入った箱を取り出し、中を物色する。 その間、住山はご主人さまである品田の命令を、姿勢よく気をつけのまま待ち続けている。ただ目に光はなく、虚空を見つめていた。 何点かの道具を机の上に置き、品田は「住山さん、私の前に来てください」と命令をする。「はい」と短く返事をした住山は、きびきびと歩き、品田の前で止まる。 品田は改めて住山の体格の良さを感じる。目の前に立つ住山の顔を見るために、少し顔をあげなくてはならない。それくらいに背が高い。 「とりあえず、上だけ脱いでください」「かしこまりました」 ジャージとシャツが脱ぎ去られると、現れたのは鍛え上げられた肉体だった。 「ほぅ…」つい感嘆のため息をつく。こんな素晴らしいモノが自分の思いどおりになったのだと考えるだけで、興奮してしまう。 じっくりと視姦したあと、品田は住山の体に舌を這わせた。 「んっ…っ」屈強な体はびくっと震える。ただし視線はじっと前を見据えたままである。品田はそのまま男の味を堪能していく。 「気持ちいいか?」少し言葉が強くなる。「はっ…い…っ」気持ちよさを感じながら、ご主人さまにその体を捧げる。 「気持ちよかったら声を出せ」「っ…はっ…あぁっ…ちく…乳首を舐められるがとても気持ちいいです…!」「ほう、ここが感じやすいのか」「は…はいっ…!」 一番感度の良い左乳首に口が近づき、十分に勃起した乳首を優しく噛む。 「っんううっ!?」体に力が入り、わずかにきしむ。品田はそこを執拗に攻め続けていく。 「っん!うっ…!っあっ…っあぁあっ!」体躯のいい男は、今までに無いような快楽に襲われていく。足がゾワゾワとむず痒くなり、変なところが疼いてくる。それはじわじわと足元から体全体に広がっていく。そして男性器を立派に勃起させた。 「ぷは…。…ふふふ…体は正直ってやつだな」加減など無いその手は勃起したそれを鷲掴みする。 「…っあっああぁっ!」住山の体はビクビクと震える。 「おら、喘げ。情けない声を聞かせろ」「っあ!きもち…きもちいいっですっ!」「それしか言えないのか?」「…も、申し訳ございませ…っ…せん!…んぅう!っ…あっ!い…く…っ」 突然その体ががくがくと震えたかと思うと、股間部分がじわりと大きなシミを作り、先からは精液が滲み出てきた。 「…あ…あっ…ぁあ」「何をしてるんだ。誰の許可を得て射精した」「も…申し訳…ござ…いません…」「もういい。下を脱いで四つん這いになれ」「は…い…」 まだ余韻が残っているのか。服が擦れるだけでビクつくほど敏感になった肌は、その脱衣という行為だけでまたちんこを勃起させていた。 全裸になった住山はベッドの上で四つん這いになる。それに合わせて品田も下を脱いでいた。品田にとっても住山が命令どおりに動いたことや、そのたくましい体が十分に興奮材料となっていたようで、立派なちんこは勃起し、そそり立っていた。 「おまえを味わわせてもらうよ」「…は、はい!」住山は今か今かと舌を出し、犬のように後ろを見ている。品田はちんこの先をケツ穴にあてがうと、躊躇することなく一気に突き刺した。 「ん゛っう゛う゛っぉお゛お゛!!」体中に電気が走り気を失いかける。一気に貫かれたそれは、間髪入れず体の中で暴れまわる。 パンパンパンパン…!「あっ!あっ!ご、ごひゅじんひゃま!た!たすけ…!」あまりの激しさに住山は助けを乞う。 「もっと鳴け。駄犬が」バシィン!とケツを叩かれる。「あひぃっ!!はひぃ!気持ちいいれふぅ!」普段の教師の威厳はとうになくなっていた。そこには、ケツを掘られることの快楽に溺れた犬がいるだけだった。 「ケツもっと締めろ」「ひゃ…ひゃいっ!」命令の通りギュウウッと締まり、品田のちんこを刺激していく。 パンパンパンパン…「あっ…っあんっ!…も、もっとついてくらひゃい!」奴隷の言う事など聞かない品田は、無視をしてケツを尽きまくる。 「あー…イキそうだ」「いっ…いっぱいだひてくらさい!」「…んっ……」少し体を震わせて熱い精が放たれる。どぷっ…どぷっ……… 住山は大きく背中を反ってそれを体全体で味わう。「あっ…っ…ご主人さまの…あつ…いのがぁ…あは……」 少しして住山のケツからちんこが抜かれる。ずるぅ…とまだ十分な勃起を保ったそれは、精液にまみれ白く濁っている。 「あはぁ…」快楽に溺れた奴隷は力なくベッドに潰れる。 「おら、何寝てんだ。ご主人さまのものをきれいにしろ」「…は…はい…!」 ずりずりと体の向きを変え、品田の股間に顔を埋める。 「んぅ…あ…れろぉ…んぅっふ…じゅるっ…んう…うめぇ…んふっ…」「気持ちよかったろ」「…んは…っ。…はひっ…とても気持ちよかったです…」「もっと味わいたいよな」「はい…もっと味わいたいです」「仲間がいたらさぞ楽しいだろうな。次に来るときは、さっき言った監督とやらを連れてこい。俺がきちんと施してやる」「さすがご主人さま。…ありがとうございます。とても嬉しいです」 ちんこを舐め続けている住山の目が、今まで以上に黒く淀む。そしてまた住山の元人格は一層深く、暗い暗い海の中に沈んでいった。それはもう、一生戻ってこれないような深い深い海底に向かって。 つづく

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