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布団で寝転がりながらスマホをいじっていたら、なんか良さげなサイトを見つけた。 よくわかんないけどジャンル一覧みたいな画面には、ずらーっといろいろなジャンルが書いてあった。 たぶんだけどこれくらいいっぱいのジャンルを取り揃えていますよーってことなんだろうな。 下のほうにある『>>こちらから<<』というリンクをタップする。 『アンケートにお答えください』 スキップができないっぽいので、仕方なく答えることにする。 『生年月日を入れてください。※18歳以上は使用できません』 これはもう怖くもなんともない。適当な生年月日入れて、18以上にすればいいんだ。 「1995…7月5日と…」 95年ってのはずっと使ってる生年。特に意味はない。計算したら26歳。実年齢と11も離れてる。 『1995年7月5日 26歳でお間違いないですか?』 間違いないですよっと。完了を押す。 そのあとも少しアンケートが続く感じだった。 『職業』は「会社員」でいいかな。 『趣味』は……んー…「筋トレ」かな。高校いったら部活やりたいなーって思ってるし。 陸上部とかでハンマー投げとか、投げるやつやりたいな。ちなみに今は特に部活には入っていない。 『性癖』…なんで読むんだろ…選択式で、候補には「フェラチオ」「セックス」「アナニー」とかいっぱい出てきた。 多分好きなやつ?ジャンルみたいな?…そうだなあフェラチオかな。さっきの漢字は読めなかったけど、こういうプレイみたいな言葉だけはわかるんだよねー。 『プレイする際の人数』…なにこれ?プレイ?…ゲームでもすんのかな?…とりあえず…んー…2人?かな。 あ…さっきこういう言葉はわかるとか言ってたけど…まあ、わかんない言葉だってあるよ。 『設定後変更はできません。よろしければ完了を押してください』そんなに数多くなかったな。 てかアンケートなのにあとあと変更はできませんってなんなんだろう。別に変更することなんてないし。まあいいや、完了っと…。 確認中の文字が出て、よくわかんない棒のやつが出てきた。あのなん%って出る奴。 あっという間に100%になった。何みようかなーって思ってたら急に画面が暗くなった。 「…え、うそ。壊れた?最近機種変したのに!」 画面をタップしても、いろんなボタンをポチポチ押してもなんも反応ない。 最悪だ…。お母さんに大事に使いなさいよって言われたのに…。壊れたから買い替えてなんて言えないよ…。 と、落ち込んでたら、画面に文字が出た。よかったー、壊れてなかった。ほんと焦らせないでよ。 『あなたの実年齢と設定された年齢に差異が確認されました。そのため、修正を行います』 「…は?どういうこ…っぐっ…いたっ…いたい!いたいっ!」 急に体に痛みが走る。まるで体の中をぐきぐきいじられているみたいな痛さだ。 …だめだ…っあ…声も出せないくらい…いた…い……… …うぅ………。どうやら気を失ってたみたいだ。…でもさっきまで感じていた痛みは全くなかった。 「なんだったんだよもー…」と足を伸ばす。足ががつんとベッドの柵にぶつかった。 「あれ?」…僕はそんな背がでかくないから、目一杯伸ばしても足なんてつかない。 となると、体が下の柵側に下がってたかな?と思って手を伸ばしてみる。 「え?」おかしい。頭はいつもの位置、ベッドの上付近にある。だから体が下の方にあるわけじゃない。 「……?????」 頭が回らない。体を起こす。やっぱり、足がベッド下の柵にぶつかっている。 「…は?」てか、誰の足?目に映ったのは、骨張ってゴツい足だった。でもその足は自分の頭で思ってる通りに動かすことができる。 手を見る。妙に手のシワっていうかかさついてるっていうか。腕の毛も…なんかすごい濃くなってる。すね毛…スウェットをあげてみる。 いや、僕こんなすね毛濃くないよ。混乱しながら壁に立てかけてある姿見を見る。 「え…誰?誰誰?ええ!?」 そこには自分っぽいんだけど、知らない人が映っていた。 立ち上がって鏡の前に行ってよく顔を見てみる。足とおんなじくごつめの顔。顎を触ったらジョリっとした。結構かための髭が生えている。 てか立ってみてわかった。部屋がすごく狭い。腕を上げたら天井に手がつく。背が伸びてる?そうだ…姿見よりも高くなってる。 いや…え?嘘だよね…いや…え?え?怖い…怖いって…誰…?知らない人?自分? 僕は慌てて隣の部屋にいる兄ちゃんに助けを求めに行った。僕には3つ上の兄ちゃんがいるんだ。 「兄ちゃん!」 ノックもせずドアを開ける。 「びっくりしたぁ…なんだよ兄貴。入るときはノックしてくれって。」 今、兄ちゃんは僕をみて兄貴って言った。確かに言った。 「……兄貴?」 「え?」 「僕が兄貴?」 「頭おかしくなった?8つも年齢上なのに自分が兄貴かどうかもわかんないの?しかもさっき俺のこと兄ちゃんとか言ってたし」 兄ちゃんも…何言ってんだ…兄貴とか8つ上とか…。 「寒いから入るなら入るでドア閉めてよ」 「…ぇぁ…ぁ…はい」 訳もわからずドアを閉めて部屋に入った。 「で、なに?何の用事?」 「……あの…えーと…説明…を…してくれる?」 「…?説明?」 「僕と…兄ちゃんの…こと」 「…もうそれやめてよ。なんか気持ち悪い。兄ちゃんって」 でも兄ちゃんは説明してくれた。 「なんかほんとわかってないみたいだから言うよ?俺は松川弘也。18歳で高3。175cm、75kg。学校はここから徒歩10分の〇〇高校。野球部。で、兄貴は松川宏典。26歳。サラリーマンでしょ?ここから電車で30分の××市の会社だったよね?」 よね?って聞かれてもわかんないけど。 「身長185cm、80kg。高校で陸上部に入ってから一気に身長伸びて、筋トレに目覚めてすごいがっちりした体になった」 へえ…。さっきまでの僕よりすごい背が伸びてるし、体重いなって思ったらそんなに体重あったんだ。 「……あ!」 つい声を上げてしまった。 「びっくりした…なんだよ」 26歳って…これさっきのサイトで設定したやつじゃん!…うそぉ……あそこで設定したとおりになっちゃったってこと? それに気を失う前に見たあのメッセージ。 "あなたの実年齢と設定された年齢に差異が確認されました。そのため、修正を行います" まさか…。 「どしたんだよ?」 「あ、ありがと!またなんかあったら来るね」 僕は大きくなった体でどたどたあわただしく部屋に戻った。 部屋に戻ってスマホを見る。 やっぱりそうだ…僕が設定した通りになっている。しかも陸上部とか言ってたし「こうなりたいな」って思ってたことも、まんま僕のことになってるんだ…。 さっきは慌てて気づかなかったけど、部屋にスーツかかってるし、会社に行く用のなんか地味な鞄もある。学校行く時のリュック気に入ってたのになあ…。なくなってる。 …設定を戻せば…そうだよね。設定後変更できないって書いてたもんね。何回タップしても反応しない。変えられないって感じの表示になってる。 てかアンケートじゃないじゃん…なにそれ。聞いてないよそんなこと!!!って怒ってみても仕方がないか…。 はぁ………とため息ついてベッドに横になる。せま…ほんと狭いよ。体縮こませないと。 でもなんだろ………もうなんかどうにもならないことがわかったら落ち着いてきちゃったよ。 鏡の前に立って自分を見てみる。身長185とかでかすぎ。 変わる前の僕より20cmも伸びてる。もう伸びないと思ってたけど、後々伸びるんだな。 「あー…」うわ、声も低くなってる。 胸あたりをぺたぺたと触る。わ…すげ。なんだこれ。あのときの板みたいだった体じゃない。ゴムのボールが入ってるみたい。柔らかい。すっご。 ぺたぺた触ってたときに、偶然乳首に指が触れた。 「…んっ…ふ」 変な声出ちゃった。思わず体がびくんってなった。乳首感じるのかな。 思い切って僕はスウェットを全部脱いで、パンツだけになった。 「うっは…やっばぁ……」 つるつる肌だった時と全然違う。誰の体?ってくらい違う。 なんかTwitterで見たことある絵を描くときの筋肉質な人形みたいな体になってる。 ボディービルの人がやるポーズを取ってみると、腕の筋肉がもりっとなる。足も、胸も、腹筋も…やばあ。僕、ひょろっとした体だったから、こう言うのすごく憧れてたんだよね。 「…あ」 僕は股間に目をやる。……ちんこ立ってる。筋肉見て興奮しちゃったみたい。 こんだけ立派な体になったら、普通は先にここ見るよね。 僕はひとつ深呼吸をして、ゆっくりとパンツを下げる。 ちんこが引っかかってうまく下がんない。焦ったいなと思い、バッと勢いよくおろす。 「うわっ!?」 ぶるんって思いっきりちんこが跳ねる。そしてなにか水みたいのが顔にかかる。 「…なにこれ…」 顔にかかったやつがなんなかってのと、見たことないでっかいちんこの、その両方に驚く。 最近オナニーってのを覚えた僕にとっては、あまりにも刺激が強い。 親指と人差し指でつまんでた、あのちんこと違い、それは棒を握るみたいに手全体を使わないと握れないくらいだった。 てかなんだろ、先っぽがなんか濡れてる。ちょっとぬるっとしてる。 いつもオナニーしてたときはこんなの出てなかった様な。出てたのかな…ま、いいや。試しにちんこを握ってみる。 「んっぅう…っふぅ…んっ」 思わず口を塞ぐ。やっばぁ…体に電気走ったみたいな感じだった。握っただけですごいドキドキするし、なんか鼻息も荒くなっちゃう。 止めちゃうのはもったいない。またここでも深呼吸。そしてゆっくり優しくにぎる。 「…んぅうううう…」 だめだ、声が我慢できない。口押さえても、声を殺しても、大きくなっちゃう。 くちゅ…くちゅ…くちゅ… 情けなく腰が引けて、目をつむってオナニーをする。初めて味わうビリビリした感じの刺激がやばい。体は26歳になっても、頭の中はまだ15歳なんだなって思う。 くちゅ…… 「ふぁあ…ぁ…」 ふとさっき見た兄ちゃんの顔が浮かんだ。 ぐぢゅ…ぐぢゅ… なんか先っぽからあったかい感じのが出てる?気がする。音もさっきよりいやらしい。 直後、体がビクビクって震えて、僕はイってしまった。 びゅるっ…びゅるる…… 見たことない量の精液が床にぶちまけられる。 床が汚れたとか気にするよりも、体全体がじわぁっとなる快感がたまらなかった。 力が抜けてぺたんと女の子座りになる。床の精液が目に入る。いつも僕が出してたやつより濃い。 興味本位でちんこの先に残ってたやつを少し掬って飲んでみる。 「うげ…にがぁ……」 ティッシュで床を拭いているとき、ふとつけっぱになっていた携帯の画面が目についた。 「…他に設定項目ってないのかな」 こうなってしまった以上どうにもならないと悟ったのか、もうさっきまでの焦りみたいなものは一切なくなっていた。 画面下までスクロールすると『設定項目を追加できます』と言う言葉を見つけた。 「やっぱりあった」 てかなんなんだろこのサイト。最初はアダルトサイトなのかなって思っていたけど、違ったのかな。 そのメッセージのすぐ下に[+]のボタンがあったので押してみる。 押すと『追加項目1』…と新しい入力欄が出てきた。なるほどねー、これに入力すればいいんだな。 大まかなジャンルを選んで、その下に自由に入力ができる仕様のようだ。 [プレイする相手]…結局のところプレイっていうのがよくわかんないんだけど…多分エッチする…相手ってことでいいのかな。 んー……兄ちゃんにしようかな。そういえば兄ちゃんって気持ち悪いからやめろって言われたっけ。もう僕が兄ちゃんなんだから、呼び捨てでもいいのかな。 「弘也…」 うはぁぁあ…やば。すごくぞくぞくした。はじめて兄ちゃんの事呼び捨てで呼んだよ。 あ…違う違う…そんなことに興奮している場合じゃないんだ。弘也を設定するんだって。…完了っと。 僕は改めて兄ちゃんの部屋に入る。 「ひ、弘也」 「なに?」 イヤホンつけたまま、書いてるノートから目を離さず返事だけする。 「えっと…やらない?」 「なにを?」 なんだろう、なんで言えばいいんだろ。 「エッチなこと?…って言うの?いつもやってる…よね?」 「…今?」 ちらっと時計を見た。そんな遅い時間じゃないはず。 「いま…」 「…ふー…しゃあないなあ。いいよ」 イヤホンを外して席を立つ。僕は何をしていいのかわかんなくて、もじもじしながら入り口付近に立ってた。 「やるんでしょ?」 「う、うん…い、いつもどうしてたっけ?」 「え?…兄貴は、たしかフェラが好きだから……えーと…俺がフェラしてたんじゃなかったっけ?違う?」 これはあれか、読めなかった漢字のやつ。フェラチオって設定してたっけ。 てかなんだろ。僕が設定したことは、周りのみんなもそうだってことで認識してる感じなのかな。 年齢とかそういうのはわかるけど、兄ちゃ…弘也がエッチなことをすることについても認識していることに驚くけど。 それっぽいサイトだから、そういうことに関して強めに効いてる感じなのかな…。わかんないけど。 「全部脱いでたっけ?」と弘也が聞いてきたので「その方が…いいだろ?」と答える。 今まで使ったことない言葉遣いに自分で戸惑ってしまった。 とりあえず服を全部脱いでベッドに座る。僕に合わせて弘也も裸になり、顔をちんこの高さに合わせる。 「兄貴のちんこでっけ…」 僕のちんこに鼻をそわせ、気持ちよさそうに匂いを嗅いでる。 「さっきシコった?」 「ちょ…ちょっとだけ」 「めっちゃ精液の匂いする…先っぽについてるし…れろ」 「ひゃっ…」 いきなり舐められると思ってなかったから、思わず変な声が出ちゃった。恥ずかしがってる僕を見て弘也はニヤニヤしてた。 「は、早く舐めろよ」 「じゃあいただきます」 大きく口を開けて中程まで咥える。結構でかいちんこだから、そこまでしか行かないのかな。 てかめちゃくちゃ気持ちいい。最高だよほんと。 目を閉じてその気持ちよさを噛み締める。あれ…でもそういえば 「なあ、弘也。お前彼女いなかったっけ?」 「かのひょ?いうよ…」 「僕のちんこしゃぶってていいの?」 「んふ…ぷあ……なんかだめ?別によくね?」 すごいな。思いっきり性癖まで歪んじゃうんだな。 「はは、なんも悪くないよ。ごめんな」と頭を撫でてやる。 じゅる…じゅぷ…じゅっぷ…。 あー…弘也のフェラ、すごく気持ちいい。さっきシコったばっかなのにそろそろいきそうだ。 「ちょっと苦しいかもしんないけど、ごめんな」 頭を両手で掴み押し込む。 「んぶっぅ!」 「…いっ…くっ…ぅ」 身体がブルっと震えて今日2回目の射精。前までだったら、一回やったらもう満足だったけど…ほんと、収まんない… 少し余韻を楽しんだ後、ちんこを抜いてやる。 「…げほ……げほ…」 弘也は苦しそうに咳をする。 「ごめんごめん。あまりに気持ち良くてさ」 「…ちょっとは…げほ…加減してくれって…」 「わかったわかった」 口の周りについた精液を拭って、舐めとる弘也を見てたらまた興奮して犯してやろうかと思ってしまった。が、やめといた。 なんか口調まで変わっちゃったな。まるで自分の性格までもあのサイトに侵されているみたいな感じがして、それもすごく興奮した。 * 数日後 「おかえり」 「ただいま。あー…疲れた。あれ?…母さんたちは?」 「町内会の旅行」 なんかやけに静かだなと思ったら、母さんたちはいないのか。ということは弘也とふたりきりってわけだ。 飯食って風呂入ってソファーに座る。となりで弘也はスマホをいじってる。僕もスマホを開き、あのサイトを見る。 他にどんな設定ができるんだろう。 [アラーム]…なにこれ?アラームって目覚まし?…どういうこと? 対象人物は…[弘也]だけか…てか今は弘也くらいしか試せないか。 時刻[21:50]…ぱっと出てきた時間は、今から10分後か…とりあえずこれで。 プレイ[セックス]…あー、なんとなくわかった。そういうことか。 「弘也なにしてんの?」 「ん?アプリ。知らない?これ。最近みんなやってんだよ」 「へえ、僕はあんまやらないからなあ」 「兄貴あんまやらっ」 弘也の体がびくんとなる。 「どした?」 わかってて聞く。しかし弘也は無言で動かない。 「あれ?」 なんか思ってたのと違うな。予想では時間になったら動いてセックスをはじめてーって思ってたんだけど…なんて悠長に考えていたら弘也はスマホを投げ出し、一気に全裸になった。 「…」 そして座ってる僕の前にひざまづいてスウェットを乱暴にずり下げる。パンツごと下げられたから急に下半身が寒くなる。 「ちょっと!」 僕の声は聞こえていないのか。ずっど無言、しかも無表情。そしてそのままで僕のちんこに顔を近づけ優しく揉み始めた。 「ふぅぅ…っ…ん」 だらしなく喘いでしまった。僕は慌ててスマホを取る。画面を見たら[アラーム実行中 弘也 セックス]と表示されており、画面下部には一時停止の[||]みたいなマークが表示されていた。 僕は慌ててそのマークを押す。すると弘也の動きがピタッと止まった。 「…焦ったあ…なんかそういう雰囲気になってセックスすんのかと思ったら、勝手にセックスっていう行動をするだけなのか」 ゆっくりと立ち上がる。僕がいなくなっても弘也は動かず、手は僕のちんこを握っているような形で、体もロックされたように止まっている。 関節が動くのかと思って触ってみたが、動かなかった。 てかこれ…いいな。ロボットみたいだ。僕が命令して動かしてるみたいですごく興奮する。 とりあえず上を脱いで全裸になって、少し離れて座ってみる。そして再生。 弘也が動き出す。何回かちんこをもんでいた手が空ストロークとなるが、すぐに当たりを見回しはじめた。 僕のちんこが視界に入ったのか、ぐいと近寄り揉み始める。勃起してるのを確認した後、すっと立ち上がる。 弘也のちんこも勃起し始める。すごいな。いじったりもせず勃起させてる。しかも表情ひとつ変わらず本当にロボットみたいだ。 それからゆっくりと僕を跨両太ももを跨ぐように近づいてくる。腰が沈んでいき、弘也のケツマンコに僕のちんこが挿入される。 「んぅ…お…っあったけぇ…」 昨日のフェラとはまだ違う…。全部飲み込むと弘也の顔がすごく近くにあることに気づく。 「弘也……」 優しく背中に手を回し抱きしめ、キスをする。腰だけがゆっくりと上下する。 とても気持ちいい…オナニーとかの比じゃない。 弘也自体セックス以外何もしないから、無理矢理舌をねじ込む。 少し空いた歯の隙間の奥に舌がある。ぬちゅぬちゅと舌が触れ合うとすごく気持ちいい。感触がたまらない。 あまりの気持ち良さにあっという間にいってしまった。 「うあ…やべ………中出しだっけ……それ…しちゃった」 射精を感知したのか、弘也の動きが止まり、僕の抱きしめを解くように立ち上がった。 口周りはてらてらだし、けつ穴からは精液が垂れている。弘也はいかなかったみたいだ。 弘也は全裸のままソファーに座る。 「…兄貴あんまりやらないもんな」 アラームでやっていたことは認識されないのかな。急に何を話し始めたのかなと思ったけど、アラーム前のセリフか。 投げて床に転がっていたスマホを拾い、またやり始めた。 全裸でいようが、ケツがジンジンしようが、となりで兄が裸で、精液まみれのちんこでいようが特に気にしないみたいだ。 「反応がないのつまんなかったなあ…」 このサイトならないものはないんじゃないかなと思い、いろいろと探ってみたらやっぱりあった。 [アラーム時の対応]…無反応、無認識、誤認識…なんか色々あるなあ。そんな中にあった[奴隷化]の文字。……奴隷ね。ふうん。 「まだやってんの?」 「あとちょっとだけなんっ…」 お、はじまったな。さてどんな感じなのかな。 弘也はスマホを置き立ち上がると、少し移動をし僕の前に気をつけをする。 ちなみにアラーム時の対応を奴隷化にしたら、アラームのプレイが特になしになった。 「ご主人様、ご命令を」 「…その場でスクワット5回」 「はい、かしこまりました」 頭の後ろで手を組み、テンポよくスクワットを行う。あっという間に指定された回数をこなす。 そしてまた気をつけの形になり「ご主人様、ご命令を」と次の命令を待つ。 ほおおー…なるほどな。こういうことになるのか。僕が都度命令をしていくから、プレイが特になしになったのか。 画面を見たらさっきのセックスを指定した時と違い、[アラーム終了]のボタンが追加されていた。命令で制御できるから特定の動作が終わるのを待つ必要がないからだな。 僕はわざと黙ってみる。弘也は何も言わないし、動かない。ゆっくり呼吸し、胸が上下しているだけ。 立ち上がって弘也をじっくり視姦する。 肌綺麗だよなあ…顔にニキビとかもないし…なんかこだわってんのかな。たしか風呂場にスキンケア用品たくさんあったな。 眉毛も綺麗に整ってるし、ほんと可愛い弟だ。 ……れろ… 思わず頬を舐めてしまう。少し汗ばんだ肌はしょっぱい。僕が頬を舐めてもずっと前を向いたまま。そのまま顎を掴んでこっちを向かせる。そしてキスをする。じゅる…じゅる… 「…ぷあ…ご主人様がキスしてやってんのに、おまえは何も返してこないのか?」 「申し訳ございません、ご主人んっ…ぶぁま…」 返事を遮るように唇を奪う。強引に歯をこじ開け舌を入れる。それに応えるように弘也も舌を絡める。にゅちゅ…にゅちゅと卑猥な音が響く。 刈り上げられた頭をざりざりと撫でながら、体を僕の方に向かせる。涎を溜め舌を使い流してやると、それをごくりと喉を鳴らし飲む。 歯に舌を這わせたり、より濃厚に舌を絡めたり…。 「ぷは…おまえキスうまいな」 「…んっ…ごく……ありがとうございます。ご主人様に褒めていただき、光栄です」 無表情で口周りをてらてらとさせたまま、じっと前を見つめている。 もう僕のちんこも限界だ。さっき出したとは思えないくらい、またびきびきと立っている。 僕はソファに仰向けになる。 「弘也、わかんだろ?」とチンコを指さす。ロボットみたいに首がぐぐっと動き凝視する。 「セックスだよ、セックス」 「はい、わかりました。ご主人様のちんこでセックスします」 体を跨いで立ち、弘也は乳首を弄り始める。 「なにしてんだ?」 「はい、自分も興奮を高めるため、乳首を弄っています」 「お前乳首感じるの?」 「はい、オナニーのときは、いつもいじっています」 初めて聞いたな。てか、今じゃ僕の方がでかいけど、弘也もなかなかいい体つきしてんだな。雄らしさがむわっと出ていて最高だよ。 「早くしろ。限界だよ」 「はい、申し訳ございません。今すぐ挿入します」 ゆっくりと腰が降りてきて、挿入される。 弘也は一切表情を変えない。 「…んっ……ぅ……ふ」 腰が動くたびに鍛えられた筋肉が動く。しなやかな動きがたまらなくそそる。 普段表情が出やすい弘也が、全くの無表情で、僕の性処理専用の奴隷になっていることも、また非常にそそられる。 「さっきはいけなかったんなあ。おまえもちんこしごいていっていいよ」 「…っ…は…はい…ごしゅ…ご主人さまっ…ありがとうございますっ…」 左手は乳首を弄り、右手はちんこをしごく。 興奮もいい感じに最高潮に向かってるな。 「…んぅ…ぉ…」 弘也の体がしっとりと汗ばんでくる。いい具合に興奮してきているみたいだな。 「一旦抜け。んで、そこに四つん這いになれ」 「…はい、ご主人様」 弘也は素早く四つん這いになり、そのままぴたりと止まる。いきかけていたのか、ちんこはびくびくしている。 「いきそうだった?」 「は…はい…もう少しで行きそうでした」 「バカだな。いっていいとは言ったけど、ご主人様より先にいこうとすんなって」 「申し訳ございません」 弘也の後ろに回る。けつ穴もいい感じにひくひくしてんな。 「おら、なんかいうことあんじゃねえの?」 「はい、ご主人様のちんこを、俺のがばがばになったケツマンコにいれてください」 なかなかいい具合に仕上がってんな。弘也は奴隷の素質があんのかもな。 っ…ぷ…… ゆっくりと挿入していく。 「気持ちいいんなら声出せよ。お前のためにご主人様が腰振ってやってんだよ」 弘也の体がぶるっと震える。 「…んっうっ…っあ…すごく…き…きもち…きもちいですっ…」 「ずっと喘げ」 そう命令したあと、より強く打ちつける。 「あっぁ!んっぅ!!きもちっ!!きもちぃっ!」 より締まるけつ穴が気持ちいい。支えていた手が崩れ、よりけつを突き出す形になっている。 「弘也、お前僕の奴隷になるか?今だけじゃなくて、ずっとこれからも」 「んっふ…な…なりたいっ…なりたいれす!」 特に返事もせずつきまくる。 「…っんうあっ!なりたい!ご主人様の奴隷にっ!なりたいれすっ!!」 「…ん……ぁ………ごひゅじん………ひゃま…」 5回目くらいかな。さすがにもう出るものもなかっま。あれから弘也はずっと懇願し続けていた。 僕は特に反応するわけでもなく、ずっとつき続けていた。 「…ふぅー…こんなもんかな。さんきゅー、気持ちよかったよ」 ちんこをぬき、ソファに座る。けつを突き出したまま、微かな震える弘也。 けつ穴からは精液が垂れてるし、何回も射精したのか、床の上に溜りができていた。 どーすっかな、本当にこのまま弘也を奴隷にしてやろうかな。別にこのままアラームで好きな時にってのもいいけどなあ。 でもなんか、弘也が言う「ご主人様」って言う言葉の響きがたまんないんだよな。 そんなことを考えていたら、またちんこが勃起してきた。…まあやっぱりそう言うことだよな。体は正直ってやつだ。 * 「ただいまー」 仕事から帰って玄関で声をだす。2階からどたどたと慌ただしい足音が聞こえる。 「おかえりなさいませ、ご主人様」 「しこってたの?ちんこだしてるけど」 「はい、この前ご主人さまに犯された際の動画を見てオナニーをしていました」 あの日、結局弘也を奴隷にした。奴隷にしたら、より細かい設定ができるようになった。 なので帰ってきたら出迎えるとか、いろんなことを設定してやった。 「今日は遅かったのね」 「少し残業しただけ。弘也はまだ飯食ってないの?」 「ご主人様であるあんたが帰ってきてないから、まだ食べてないわよ。奴隷なんだから」 とまあこんな感じで家族内でも弘也が僕の奴隷であることは常識として認識されてる。こうやってちんこだしてても何も言われないしね。 はじめ、嘘ついてアダルトサイトっぽいところを見ようとしてたことから、今の生活が始まった。 気づいたら社会人になってたし、兄ちゃんだった弘也より年上になって、僕が兄になった。 そして元兄ちゃんは、今では奴隷だ。 風呂から戻ってリビングでスマホをいじって弘也を呼び出す。 「ご主人様、ご命令を」 「とりあえず、僕の前でアナニーからはじめよっか」 「はい、かしこまりました。ご主人さま、私を今日もたくさん使ってください」 「ああわかったよ。たくさん使ってやるよ」 おわり

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