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俺が通う高校には、野球部の寮がある。 そして、うちの寮は先輩後輩関係なく、全員が2人部屋になる。そしてそして、ここ5号室は1年の俺と、3年の葛城さん。178の75。守備位置はファースト。俺が170の65でセカンド。俺と比べたらすごく体ががっしりとしている。 それと厳しい先輩ではないんだけど、無口。俺から話しかけない限り、ほとんど喋らない。 「明日雨ですかね」 「…さあ」 「今日どこか行くんすか?」 「…行かない」 「ゲームとかしません?アプリなんかやってないんです?」 「やらない。やってない。寝る」 てな具合。ほんとに喋らないし、答えもこんなふうに淡白だ。 寝る時間も9時と早いから、俺もそれに合わせて早くに寝るようにしてる。まあ、寝不足になって怒られるくらいなら、早くに寝たほうがいいもんな。 そんなある日のこと。 夜中にふと目が覚めた。自然と目が覚めたというか、何かの音で目が覚めた。 ギィ…ギィ…ギィ… 何の音か分からなかったけど、上から梯子を降りる影でわかった。葛城さんが、上のベッドから降りてきている。そしてそのまま、部屋を出て行った。スマホで時間を見たら夜中の3時。 トイレかな…と思い、そのまま、また寝ることにした。 翌日、特に葛城さんに変わりはなかった。てかトイレなら別に変な行動じゃないし。シコってても…まあ普通だしね。 でもそれが5日位連続で続いた。しかも決まって同じ時間、夜中の3時くらい。3日目くらいに気になって俺もその時間に一回目が覚めるようになっちゃってた。 その5日目に、流石に気になってしまって、葛城さんが戻ってくるまで起きてることにした。すぐ戻ってきたら、別にもう気にすることないし。 でも葛城さんはすぐに戻ってこなかった。まじかぁってちょっと後悔した。…1時間…2時間…外が白じんできた 5時半…何事もなかったように葛城さんは戻ってきた。そしてまた梯子を登って、寝てしまったようだ。 その日、寝不足で授業中に寝ていて怒られた。 でも葛城さんは、夜中に2時間強もどっか行ってたような感じもなく、卒なく練習をこなしていた。 6日目…7日目…8日目… 流石に連続で寝不足は嫌だったから、出ていくところを見送って寝た。 でもやっぱり何をしているか気になったから…思い切って聞くことにした。 「葛城さん、最近夜中になんかしてます?」 こそこそと聞くの嫌だから、ストレートに聞く。でも、やっぱりというべきか、その答えは、予想通りだった。 「…別に」の一言だけ。 人に言えないことやってるんだろうし、無口な人だし。この答えは想像通りだった。それと同時に自分の中で興味が薄れ、夜中にも目が覚めなくなった。 それから数日後… 「……龍太、起きろ」 「んえ…」 体を揺すって起こされた。起こした人は葛城さん。部屋が真っ暗で顔はわからなかったけど声でわかった。でも、この人が俺を起こすことなんて一回もなかったから、少し驚いた。 「なんすか…」 「…話がある」 「ええ……3時じゃないすか…まだ」 ごねる俺を無視して部屋を出て行ってしまう葛城さん。でもすぐにハッと気づいた。3時…俺が数日前まだ気にしていた、あの行動が始まる時間だ。一気に心臓がばくつく。慌ててサンダルを履いて葛城さんの後を追った。 ちかちかと蛍光灯の光る廊下を、少し足早に歩く葛城さんから離れないように着いていった。 夜の寮が怖いと思ったのはこれが初めてだ。 「…入れ」と言ってドアを開けたのは食堂。恐る恐る入ると、奥の方にだけ電気がついていて、誰かが座っていた。 俺が近づくとその人も気が付きこっちを向く。 監督だった。 数ヶ月前にうちの学校に赴任してきて、すぐに監督に就任した人。名前はなんだったっけ…鹿田先生だったかな。入れ替わるように、前に監督をやっていた先生は違う学校に行ってしまった。 鹿田先生は見た目30代くらいの若い人。さわやかなお兄さんって感じなんだけど、普段は全然ニコニコしないし、常に怒ってるみたいにちょっと怖い…。そんな人。 監督は「おう、やっと来たな」と笑顔で俺を迎える。さっきも言ったけど普段ニコニコしない人だから、その笑顔が怖かった。少し後退りしたら、すぐ後ろに立っていた葛城さんにぶつかった。 「ひぃぁ…あ…ごめんなさ…」 「…」 葛城さんは俺のことを見もしない。手が震える。 「なにしてんだ?早くここ、ほら座れ」 監督の目の前。食堂の椅子が置かれている。 「こ…ここ……ここすか?」 「そうだよ。早くしろ」 ただただ怖かった。ほんと殴られたりするんじゃないかって思った。それで野球部やめろとか…このこと言ったらただじゃおかねえぞとか…。 もう、汗ダラダラだった。頭ん中ぐるぐるぐるぐるで何考えてるかわかんなかったし。 「何で呼ばれたかわかる?」 さっきから監督の笑顔がすごく怖い。 「…わ…か…らない…す」 でもちょっとはわかってた。たぶんあの葛城さんの夜中に見かけた行動のことだって。葛城さんは何でかわかんないけど夜中に…たぶん監督と何かをしていた。それは俺が踏み込んではいけないものだった。でも俺はやってしまった。そのことを今追求されているんだ…ろうなって。 「お前嘘下手な?バレバレだよ。…まあ時間もあれだし話そうか。葛城こと。お前気づいてんのか?」 胸が…心臓がぐぢゅって握りつぶされたようになる感じ。やっぱりあのことだった。…今俺は、監督に心臓を握り潰されそうになっている。 「…わ…わから……わからな…」 「…んー?」 次の瞬間、監督が机をバンっ!と叩いた。 驚きで体が跳ねる。倍くらい心臓がバクつく。 「素直に言えよー?葛城から聞いてっからわかってんだけどさー」 …でもそうならわざとらしく聞くなよと…こんな状況でも少しは余裕があって、そんなこと考えられる自分も怖かった。 「…か…葛城さんが!夜中に出ていくの見て!怪しかったから!!聞きましたあ!!!」 そのまま殴られてもいいくらいな気持ちで、針が振り切って答えた。もういいやってなった。 「…なんだ、最初からそう言えって。なあ、葛城」 「はい」 近くから声がして、葛城さんがすぐ後ろにいるのがわかった。 「とりあえずそれを聞いて安心したよ。…ついでだからなあ…面白いもん見せてやるよ」 監督は置いてあったスマホ手に取り、何か音を流した。ポーンというピアノみたいな音。 それが聞こえた瞬間、俺の体が石みたいになって動かなくなった。背筋もピンと伸びて監督の方を向いたまま動けなくなった。 「葛城、いつもの」 「はい」 俺の後ろにいた葛城さんは、その指示を聞き、監督の前に行く。そして立ち膝になる。 「失礼します」と言った後、パンツと一緒にジャージをさげ、監督のちんこを扱き始めた。 「葛城さん!」と叫ぼうとしたけど声も出せなくなっていた。 一気に勃起したそのちんこを、なんの躊躇いもなくあむっと咥える。監督はその頭を優しく撫でている。 「葛城はな、俺の性処理担当にしたんだよ」 そんなことを言われても反論もせず、葛城さんはねっとりとちんこを舐め続けている。 無愛想な葛城さんは、監督のちんこを舐めているとき、すごく嬉しそうな表情をしている。 「おまえもほんとうまくなったな」 「…あいがおう…ごあいまふ…」 無口で普段何もしない人が、ああやってやらされてる姿っていうのは、あんなにも興奮するものなんだ。いわゆるギャップ…なのだろうか。何日も何日も舐めていたからかもしれないけど、舐め方がすごくエロい。いつかスマホで見たフェラの動画みたいに、見ているだけで興奮する。 「ん?龍太、おまえなに勃起させてるんだ。興奮したか?こいつがうまそうに舐めてるのを見て」 葛城さんもあのじとっとした眼で俺の勃起してテントを張った股間を見ている。 「葛城、あいつの舐めたいか?」 「…俺はご主人様のちんこしか舐めたくないです」 監督をご主人様と呼ぶ先輩。 「そうか…それなら無理矢理舐めさせるのは可哀想だよな」 そう言ってまた監督のちんこを舐め始めた。 「龍太、お前好きな先輩いるか?」と、監督は指を鳴らした。さっきまでセメントで塗り固められていたように動かなかった口が動くようになった。ぶはっ…と溜まっていた空気が一気に漏れる。それから思い切り深呼吸をした。 「野球部内で好きなやつがいたら、お前の性処理担当にさせてやるよ。そしてこのことについては二人だけの秘密にしよう」 「…取引…ですか?」 「取引?そんな物騒な言葉使うなよ。どうだ?」 「応じなかったら…どうするんですか」 「そうだなあ…お前のことを好きだって思ってる奴の肉便器にしてやろうか?」 「お疲れ様です」 「おつかれ」 金田先輩は俺の憧れの先輩。かっこよくて優しくて、みんなに分け隔てなく接してくれて。 「先輩、あとでお願いします」 「…ああ」 そんな先輩は、俺の性処理担当となった。 あの日、俺は監督の要求を飲んだ。 正直、俺もあの葛城さんの姿を見て、自分の憧れの人を性処理にしたいと思ったからだ。それに…肉便器になるのは嫌だったし。 お前にも見せてやるって言われて空き教室に呼ばれた。そこで金田さんを俺の性処理にするところを見せてもらった。あの時聞かされたピアノみたいな音とは違い、ピーっと耳をつんざくような音だった。耳を塞ごうとしたときには遅く、なんとかその音に飲まれないよう耐えた。 はぁはぁ…と苦しそうにしていた俺の横で、金田さんはあっさりと堕とされ、俺の性処理になっていた。 「うっす」 「…うっす」 部屋に入ってきて全裸になる。葛城さんは別にそれに対して何も言わない。同じ者同士、わかりあえるんだろうか。 「…ご主人様、今日は何をすればいいですか?」 金田さんは俺の前に全裸で正座をしている。 それを俺はベッドに座りながら見ている。 性処理とは言ったけど、ベースは俺の奴隷ってことらしい。だから俺が何か言うまで、ずっと待機のまま。だから俺がこのままどっか出てっちゃったりしても、金田さんはずっと正座で俺の指示を待つ。 そんなことしないけどね。 「なにしたい?」 「私はご主人様が望むものであれば、どんなことでも喜んでお受けします」 「どーすっかなー」 とりあえず足でぐりぐりとちんこを踏んでやる。 んっ…と甘い息を漏らす。裸足で踏んでやってるから温度が直に伝わってくる。 そして踏まれたちんこは、ぐぐっと体積を増し勃起する。 「とりあえずこのまま足コキしてやるよ」 「ありがとうございます」 立派な体格に相応しい太いちんこ。大きさはまあまあかな。 「ちょっとやりづらいから、足伸ばして座って」 「わかりました」 足を伸ばす。手を後ろにやり体を支える。 程よく脂肪の乗った体が美しく見える。 勃起したちんこを裏から踏みつける。へそのあたりに亀頭がぐりぐりと押しつけられている。 「気持ちいい?」 「…あ…んっ…ふ…気持ちいい…です」 「みんなの憧れの先輩が、こんなことされてるってバレたらどうなるかな?」 俺の言葉を聞いたあと、先輩の体はビクッビクッと震える。 「…あ…ああ…そんなことされたら…うっ…ぐぅ…」 性処理担当にしてから知ったんだけど、金田さんはドMだった。だからこういう言葉責めが快感らしい。 「そんなことしないんで。大丈夫ですよ。ほら、さっさと射精しろよ」 踏む力を強めてこすってやる。ぐぐっとより勃起し、一気に射精した。 「んぅぉあ…あ……きもち…ぃ…」 心地良さそうに震えながら余韻を楽しんでいる。 「ほら、ご主人様の足が汚れたんだけど」と精液まみれの足を突き出す。 金田は姿勢を正し正座する。 「…ああ…申し訳ございません。私が出した精液で龍太様の綺麗な足を汚してしまいました。…舐めて綺麗にいたします」 はむ…じゅる…じゅ…んぅ…ふ…ん…ごく… 俺の右足を両手で下から支え、丁寧に舐めていく。このゾワゾワする感覚。癖になりそう。 「あー…でる…もうだめ…」 「ぁ…あ…龍太様の熱い精液が…ぁあん」 あの足舐めに興奮した勢いのまま、前戯なしで金田のケツにぶち込んだ。ガバガバにしたくないから、あんまり使ってないケツマンコはすごく気持ちがいい。鍛えられた背中を見ながら、犯すのは堪らない。 余韻に浸っている最中「お、やってんなあ」と監督が入ってきた。そしてスマホを取り出して、ピアノの低い音が聞こえた。あのとき食堂で聞いた音よりは少し低め…の……音………でした。 ご主人様は俺の顔を見て「効いてるな」とおっしゃったあとに、スマホをしまいました。 「金田を堕とすときにお前にも同じ効果を施したんだよ。だからお前もとっくに俺の物になってたってことな」 ああ、そうだったんですね。あの時のうるさいピーっという音で、俺も堕とされていたんですね。 「もとからお前とは取引なんてするつもりはなかったよ。全て仕組んでいたこと。堕とす過程も楽しみたいからお前にはわざと気づかせるように……… ご主人様が馬鹿な俺のために、説明してくれています。でも失礼かもしれないのですが、これから自分が金田さんや葛城さんのように奴隷として扱われることを考えるだけで、興奮してしまうのです。 「…あ?人が話してる最中に勃起させやがってよ。しゃあねえなあ、金田、葛城、龍太。せっかくだから4人で楽しもうぜ」 「「「はい、ご主人様」」」 おわり

Comments

ギニョール

無愛想で人に配慮しない、ある意味すごく男ぽい先輩が、監督に忠実に、心の奥底まで支配されちゃってる感じが大好きで何気になんどもリピしてます❗️ 毎日毎日、繰り返し監督への忠誠と奉仕を刻まれていたことが容易に想像できて、その支配の深さを想うともう…😫💗

ささもと

この作品は、新作がなかなか生み出せずようやくかけた苦労の作品でした…。ですので、感想をいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます! こういった無愛想な部員のほうが、催眠や忠誠心が浸透しやすいかも知れないですよね。かつ、もとからこういった性格のため、周りからも監督のおもちゃにされているとは誰も気づかないという利点がありますね…!!!