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■ファンクラブ会員様 イラスト1枚 ■グッドプラン会員様限定 ・総枚数 8枚 ・陰毛差分 ・汁差分 ・高解像度版 ■人物紹介 剛毅木訥な娘 「村一番の娘・再 (20人目)」 村一番 剛毅木訥な娘が小屋から消えた ---------------------------------------------------- コンコンっ 「……ふむ、来客か」 ガラガラガラッ 「なんじゃ、こんな山奥の村に」 「……お前さん、ここの者じゃないな」 「なんのようじゃ」 アレは娘に本を渡した。 「……ほぅ、この本……」 「へっへっへっへ」 「愉快な奴じゃの」 「期待させて悪いんじゃが、こりゃアレだ、ふぃくしょんってヤツだ」 「……なんでじゃって?」 「なんでもなにも」 「そりゃワシが書いた物じゃからだ、空想の話、つまり創作物じゃ」 「小屋?」 「あぁ、この写真よう見なさい」 「そうじゃな、この家がモデルじゃ」 「そんな小屋、存在なんてせんて、へっへっへ」 「しかし、嬉しいのう、この本読んでここまで来てくれるとは…」 「いべんと?行ったぞ、まぁ……なぁ……」 「3部しか読まれんかったがのぅ……」 「どうじゃ、お前さん、良かったら感想を聞きたいんじゃが」 「面白かったかい!?どうだい!?」 「あーー……そうかい、手厳しいのぅ……」 「まぁええわい、趣味で書いとるんじゃ、ワシは満足じゃがの」 「ワシか?」 「んまぁ、そうじゃが」 「ええよええよ、この村にはもう若いもんはワシしかおらん」 「いつか朽ちるかもしれんの」 「なんじゃお前さん、興味あるんかい?」 「そうじゃの、今日はワシの誕生日でもある、じゃが誰も祝ってくれる人もこの村にはもうおらん」 「もう日も暮れとる、夜道は危ないからの、良かったら泊まってくかい?」 「ふむ、なら家に上がってくと良い」 「お、手土産か……おおきに」 「ええのぅ…ワシはけーきが好きなんじゃ」 「ありがたくいただく」 「まぁ、寒くなる、入りなさいな」 翌日、娘は失踪した。 家にあったであろう、書物がすべて消えていた。 ----------------------------------------------------

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