『隣のお姉ちゃん』 105号室 (Pixiv Fanbox)
Published:
2022-12-02 10:15:18
Imported:
2023-01
Content
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イラスト1枚
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・陰毛差分
・高解像度版
■人物紹介
・富田 三月(富田 みつき)
『隣のお姉ちゃん』
105号室
夜になると声がうるさいお姉ちゃん
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・昼12時 奈河出(なかしゅつ)アパート 門の前
「あ、お姉ちゃん、こんばんは」
「こんばんわ~ぁ、いつも合うね~♪」
「お買い物?えへへ、今日ねぇ私はねぇカレーなんだよぉ、うふふ♪」
「わぁ~、いいなぁ、ボクも今日はカレーが良かったなぁ」
「野菜炒め…ボク野菜嫌いだもん…」
「好き嫌いはだめなんだぞぉ?あ、そうだイイものあげる」ガサゴソ
「はいっ」
「あ…イチゴ味の雨だ……お姉ちゃんありがとう!」
「えへへ♪」
「あ、そうだお姉ちゃん…僕の家にお姉ちゃんの荷物預かってたんだった、ちょっと待っててね!!」
「!? あ…う、うん!!」
「はい、これ、ウマゾンで何買ったの?」
「あーーいやぁーーあははは、えーっと…」
「君にはー…まだ早いっかな?あ、あははー……」
「あの……あ、やっぱりなんでもないです、お姉ちゃんさようなら!!」
「うん、またねぇー……、それよりも……うふふ…ふんふんふ~ん♪」
―――
――
―
…
・1日目 夜 20時13分
あ、お姉ちゃんの部屋からカレーの匂いがする……
そういえばお姉ちゃんカレーだって言ってたよね
お母さん達、また仕事で出てっちゃった…暇だなぁー
「んぉ!?おっ…おぉぉおおおおぉぉおおお!?♡」
ビクッ!?
今日は早い…!!まだ8時なのに…!!また変な声が聞こえる…!!
「すごっ…マジで!?あっ…これは…クセにっなっ♡るぅうううっうっうぅう~~~!!♡」
「えぉっ♡おっ♡おひぃいいいいぃいいいい!!!♡」ガコッ ガッ
ダンっ!!!!!!!
「ひぃ!?」
「!?」 ゴンっ「いたっ」
「・・・・・・・・・」
静かに…なった?
こ、こわかったぁ~…やっぱり今日お姉ちゃんに相談すればよかった…
でもなんで急に…もしかして、ボクの声に反応して…
これは試してみる必要はある……
僕は不眠症なんだ……
・2日目 夜 00時13分
「いっ…いひぃいいっ♡ あっ そこっ」
「いぃぃいいいぃぃいいい!!!!!!!♡」
きた…!!
よーっし…なんて言おう…んー……
「おひぃっ!!んおひぃ!!♡はーへぇっ はーーーーへぇっ!!♡」
「助けてお姉ちゃん!!!!!」
「んのぉおぉ――……!?」ズゴンッ ゴスッ「あいたっ!!」
「………れ……ぉと…漏れ……そんなわけ……」
静かになった!!
やっぱり音となにか関係があるんだ!!
良かった……これで僕も安眠できる……
・3日目 夜 21時13分
今日はぐっすり寝れそうだ……
お母さん達今日もいないし…さみしぃなぁ……
「んっ……くっ……くくっ……」
「イグッ……」
スー…スー……
「でも、念のため…声っ……抑えて……」
「あっ…無理かもっ♡」
「……っうぐ」
スー―……スヤスヤ……
「いぐぅううううぅうぅうううぅぅぅぅうううううっっっ!!!!!!!!♡」
!?!?!??!?
声が……助けて…お姉ちゃん…お姉ちゃん……!!
・4日目 7時33分
「お姉ちゃん、おはようございます!」
「おはよう~今日も元気だね~♪」
「あの、お姉ちゃん……実は…相談が……」
「お、どしたのどしたの?うふふ、お姉さんな私に何でも聞いてね!!」
「!! ありがとう!!実は……」
「うんうん♪実は~?」
「夜になると変な声が聞こえてきます!!」
「?!?!?!!?!??!」
「僕…ずっと気になってて、お姉ちゃんになんて言ったら(相談)いいのか……」
「フゥ―――ッフゥ―――フゥ―――ッ」
「ひっひっ……ゲホッごほっフゥ――――――――」
「お、お腹いたっ……」ぐぅ~~ぎゅるぎゅるぎゅる
「……お姉ちゃん?」
「し、知らない!!……もぅこの話やめよ?ねっ?」
「お姉ちゃん……?」
この日を境に、夜に聞こえていたあの謎の声は
聞こえなくなった。
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