『運動してた妹ちゃん』 (Pixiv Fanbox)

■収録内容 通常版 ■人物紹介 妹ちゃん 矢井田 美穂子 (やいだ みほこ) ■あらすじ 『運動してた妹ちゃん』 ----------------------------------------------------- 実はお兄ちゃんをお兄ちゃんと呼ぶようになったのはつい最近のことでして。 それまでは兄貴かアイツって呼んでた。 だってさぁ…ほんっっっとしゃべんないんだもん！ 一日に一回声聞けたら運が良い方ね、うん。 昔から！子供の時から！ ぜんっぜん遊んでもくれなかったし！ つまんねーって。 反応も薄いし鈍いしさ、何考えてんのか分かんないのよね。 あーうっぜって思ってたんだけど、思ってたんだけどさ。 ある日、こう言われた訳よ。 「妹よって、呼ぶのはオカシイよな…」 「……!! ……い いいんじゃないかな、別に」 数か月ぶり!会話したの！ もうイライラしちゃってさ、顔真っ赤になっちゃったわけよ！ だから意味分かんなくて、言い返してやったわ！ 「……お お兄ちゃんってのも、悪くないかも」 てね！ お互い意味不明過ぎてそのまま無言で見つめちゃってさ！ きょ 距離なんか急に近くなってさ！ なんか なんかそのまま一緒にベッドに寝て――ｊｋ「はいストップ！」 「なによ 今から話が」 ｊｋ「電話で相談があるからって深夜に話聞いたらのろけですか？はんっ？」 「の のろけてないしっ！ マジ兄貴？うぜーし！今日お母さん帰り遅いから二人っきりになっちゃうなとか ちょ ちょっとそういう気分にってか」 「……寝るわおやすみ」 「お お兄ちゃーん！お兄ちゃーーん！電話切られたーぁああああん!!」 -----------------------------------------------------