吸引力 (Pixiv Fanbox)
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ご来箱の皆様、こんばんは🐹
普段から他者様の漫画を資料として参考にさせていただいている作者なのですが、絵描き活動を始めたての頃はまったく漫画を読まずにおりました。
なぜ貴重な参考資料を読まずにいたのかと申しますと、非常にお恥ずかしい話になってしまうのですが、自身の中の「自分より面白い漫画はみたくない」という、ちっぽけなプライドがそうさせていたのだと思います。
しかし、そんなひねくれた感情を抱いていても成長しないと気づいた私は「自分は素敵な漫画技術を吸収しないといけないほど未熟なのだ」と現実を受け入れることの大切さを学ぶことができました。
詰まりを除いた吸引力
プライドという障害物を取り除いた状態からの、読む漫画というのは本当に良いもので、例えるならば素敵なオーケストラの大演奏を、なんの雑音にも邪魔されずに聴くことができたような清々しい感覚に似ています。
「何度石につまずいて倒れようと、そのたびに起き上ればよい」という言葉があるように、未熟なのは決して恥ずかしいことではなく、未熟とわかっていながら放置している方が恥ずかしいことなのだと考えるようになりました。
さらにその感覚を覚えてからは漫画の良いところを吸収し、それを自分のものにすることができるようになりました。
そしてこの経験からもう一つ学んだことは「現状が良くならないのは自身の未熟さが原因であり、自身を高めれば大抵の問題は解決できる」ということでした。
当初の私はかなりのお調子者だったので、自身が不幸なのは他者が悪いのだと常に相手のせいにしておりました・・・今考えれば本当にありえない思考をもっていたのだと思います・・・いやもう、ほんとうに、殴ってやりたいです(当初の自分を)
と、いいますも今現在もまだまだ未熟な部分が多い作者なので、常に自身に言い聞かせながら今後も精進してまいりたいと思います😌
最後までお読みいただき、ありがとうございました🌸🌸🌸