聖母様に訪れる悪夢の日… (Pixiv Fanbox)
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(オギャァ!オギャァ!)
「ん゛………」
ズルッ……
「あ~~流石に〇人目だとスルッといくな~」
「こりゃ賭けにならんかったわ~~」
「ほらほら聖母様、起きてくさ~~い無事産まれましたよ~~
それに自分が終わったからって居眠りとかしてる場合じゃないでしょ~~?」
ペシペシ
「…………あ゛?」
くらっ…
「ぁ……ぁ……ぁぁぁ………」(じわっ…)
「いや~~また無事元気な娘が産まれましたね~~お疲れ様です聖母様♪♪」
「それにほら、むこうも……」
「…………?
なにを…言って…向こうって……」
(……… …… ……!!)
「………え?
この……声って………」(サァァ)
(~~~~!!~~~~~っ!!!
~~~~~~~~~!!!!)
段々と意識が戻ってくるにつれ耳に入っていたことに気付く、横から聞こえてくる断末魔のような悲鳴…
「ほら、ちょうど一番の頑張り所なんだ顔見させてやれよ♪」
「へへへ♪」
ガラガラ…
「ほらほら、頑張って頑張ってもう頭見えてきてるよ~~♪」
「やぁぁ!!!いやああぁぁぁぁ!!!おかあさん!!!おかあさぁぁぁぁん!!!」
「ぁ…………」
最初は誰が発しているか分からなかった位にあらん限りの絶叫を発していたのは…
自分と同じように拘束され、顔をぐしゃぐしゃにしながら出産の恐怖と苦痛に泣き叫ぶまだ○学生である我が娘だった……
「いやぁぁぁぁ!!!!おかあさん!!!おかあさんわたし産みたくないっ!!!!
わたしまだ子供なのに、このままじゃっ………
や゛だあ゛あ゛あ゛!!!や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「お母さ~ん、娘さんが助けを求めてますよ~?」(ニヤニヤ)
「にしてもひっでー声、マジうるせぇわ」
「あんなちっさい身体で初めてだからな~、ようやく"頭が見えてきた"ところだし」
「この辺は編集でカットか早送りだなー♪ ま、母娘出産ショーだけでも十分売れるでしょ♪」
ゲラゲラゲラ♪♪
「よ~~しほらほら、もうちょっとだ頑張って頑張って♪♪
ほ~~ら、もう産まれるぞ~~~♪」
「い゛ぎぃぃぃ!!!ん゛ぎい゛い゛い゛い゛!!!!」
ミチ…ミリミリ……
「あーーーーーーーーーっ!!!!!」
「………オギャァオギャァ」
「お~~産まれた産まれた♪」
「おめでと~~~♪♪こりゃ高く売れるわ~~~♪♪♪」
ゲラゲラゲラゲラ♪
「は…………
は……はは……あはは…は………♪」(ヘラヘラ)
「ぁ゛…………」
ガクッ……
「……あ?
なんだこいつ落ちやがったよ」
「んだよ、ほらほら元気なお子さんですよ~~~
んだよ♪ひっで~~顔♪♪」
「お~~それも回しとけ回しとけ♪
意外とそういう画が高く売れたりするんだよ♪♪」
「ぁ゛……ぁ゛……ぁ゛ぁ゛………」
ひくっ……ひくっ……
リクエストで作った
私は悪くない