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湯本ぽんと申します。FANBOX、見てくださりありがとうございます!

普段そこまでR18イラストを投稿していなかった私がなぜr18イラストをメインとしたFANBOXを開設しようと思ったのか、その話を少ししようと思います。

みて頂ける絵を描くために、それに気付くまでの経緯や、ここ最近私が考えてきたことなどについて語ります。


これからはじめるエッチコンテンツと比べて真面目な内容なので温度差があり、自語りが多めにはなりますがご興味ある方はお付き合いください~



私は2年ほど前に大学をやめて、現在に至るまで無職で家で絵を描いたりゲームをしたりしていました。

やめた理由は「学費が高く経済的に苦しいのでやめろ」と父に言われたから、また新しい環境に慣れず私自身が少し病んでいたのもあります。


実家からは離れて、離れたところで暮らしている母親の家が大学から近かったので住まわせてもらい、そこからかよっていました。

自分のPCや絵を描く機材が母の家にはなかったため、土日は大学に趣味絵を描きに行ったりしていました。


家であいた時間に絵が描けなかったこと、家での人間関係、そのあたりが決定打になり前期が終わったあたりでぬけぬけと実家に帰ってしまいました。大学は学費が高いので入学する前にどうにかできなかったのか?と疑問に思われるかもしれないですが、大学進学する時の私はただただまだ自立したくなくて、とにかく猶予期間が欲しいだけの何も考えていない人間でしたね・・・父には申し訳ないです。



その時の私は絶賛モラトリアム期で、これからどうしようとふわふわ考えていました。

普通であれば仕事を探すと思うのですがそこから無職として生活していたのは、父から、「社会に属して働くのではなく、自分で仕事を作れるようになりなさい」と本来大学に通っていたであろう時間の間、それを考える時間を与えてもらったからです。


その時は自分で仕事を作るなんて出来るわけないと思っていたのですが、今になって父がそう言ってくれた理由が分かってきました。


父はかなりの社畜でほとんど家には帰りません。帰ってきても疲れ果てて、寝ています。

仕事について、好きでない仕事をし、仕事のために生きる人生。そうなって欲しくないと語ってくれた時もありました。


時々フリーランスや時間に縛られない生き方をしようと本を読んだりして模索している姿もあったかなと思います。


昔から絵が好きでそれにしか興味がなかった私をそばで見ていたのは父ですから、私に好きを仕事にして楽しい人生にして欲しいと思ってくれたのだろうなと感じています。


ですが私がそれに対して行動しはじめたのがやっと最近で・・・・・・というかフリーランス絵描きになることを私自身が無理だと思っていたのもあって、真面目にどうやったらそうなれるのかを考えずに長らく過ごしてしまいました。


ここ2年でやっていたことは、趣味のお絵かき(人に見てもらうことを意識せず自分のために描いた絵)、ゲーム(今までゲーム機に一切触れてこなかったのでswitchにめちゃくちゃ夢中に)、映画鑑賞、TRPG(時間が無いとできない遊びなので今しかできないとめちゃくちゃのめり込む)です。

全然仕事を作ろうというムーブが出来ていなくて最悪です;

最悪なんですけど、私は絵がかけたら良かったのでその環境を作る為に絵を描くという行動がなかなか出来なかったんですね・・・・・・好きな時に絵を描きたい、その欲求が既に満たされていましたから・・・・・・


ですがそんな時に現役イラストレーターさんの配信をみていたら、父と同じことを言っておられたんです。

「今の時代は自分で仕事を作る時代で、会社に属したり、企業から仕事をもらうことだけが現代人の仕事のやりかたではない」と。

私がなりたいと思いつつも難しいと行動にうつせずにいた、イラストレーターという職業の人が父とまったく同じような考え方をしていました。それで、やっと、父の言っていることが正しかったのだと気付きました。


しかし、それが分かったからといって、イラストの仕事をどうやったら作れるのか、明確な道はなく、手探りで探すしかありません。


2800フォロワーほどで放置していた絵垢を動かして、投稿頻度を上げてフォロワーを増やそうとしてみたり、コミッションサイトで依頼を募集している人に提案してみたり。ですがどこへ進めばいいのかまったく分からず沢山迷走しました。


私は自分のスキルを安売りはしたくないという、仕事はもらえていないくせにプライドだけはあったので、安い価格では提案しませんし、skimaは10件ほど提案を出してみましたが一件も採用されず。(立ち絵は一件ご依頼いただけました・・・!)

絵垢も1枚絵を完成させて投稿すればその一日は疲れ果ててしまい、とても毎日投稿を続けることは難しく、またこの二次創作のアカウントを伸ばしても、自分に依頼が入るようにマーケティングできるのだろうか、意味はあるのだろうかと悩んでまた更新が滞っています。


一枚絵ではなくアニメーションならどうだろうかと動画編集に手を出してみましたが無料ソフトなことやPCのスペックの問題もあって、豪華な背景エフェクトなどを付けてたりはできませんでした。また絵を動かすことに時間や手首に負荷がかかり、腱鞘炎になってしまったりと、なかなか上手くいきません・・・・・・。


そんなとき、ツイッターで知り合ったプロイラストレーターで一つ年下の相互さんがスペースを開いていたので絵についての話を聞いてみました。箇条書きで下に書きます。


・アカウントを運用する際は、このアカウントに来たらこのジャンルの絵がみれる、と思ってもらえるアカウント運用をすること。それがフォロワーにつながること。


・自分の好きな絵だけを描いて評価してもらおうとするのはイラストレーターではなく”画家”。

自分の好きとみんなの見たいが丁度良くかみ合うジャンルの絵を描くこと。


・流行をサーチして人気の絵柄に寄せること。最近は少し目が小さく両目が離れている絵柄が流行りであること。


・自分の絵がどこかの層にウケたらいいな、ではなく、あらかじめ自分が描こうとしているものがどういった人達がみて、その人達にどうウケさせるか考えた絵づくりをすること。


どれも為になる話ばかりで、とても聴き入っていました。そうしたら


「こういった話が聞きたいってことはかゆぽんさんは何か絵でやりたいことがあるの?」

と聞かれてしまいました。

隠していたつもりはなかったのですが、絵で生活していきたいと思っていることを誰かにちゃんと話したことはありませんでした。プロのイラストレーターさんを前にして、2年も無職でなにも結果をだせていない自分がそう思っていることを話すのがとても怖くなって、たじたじしながら、絵で生活したいと考えていることを話しました。


「何か戦略はあるの?どういう絵が描きたいの?」


私は、


・・・・・・。


それが実現できるのであれば、仄暗くかっこいい絵が好きなのでそれメインで活動したい。

だけど自分の画力ではそれに追いついていなくて厳しすぎました。

自分が絵でお金を頂けたことは何だったかと振り返ってみました。


コミッションサイトで、いくつか手ごたえがあった依頼がいくつかありました。

NSFWのご依頼でした。

昔から見てくださっていたフォロワーさんがくださったNSFWのイラストを一件受けてから、新着で絵を見たのかそこから3件ほど依頼が舞い込んだときがありました。リピーターになってくださったり、時には4万ほどで依頼をくださったり・・・・・・ずっと継続的に依頼を頂くことはできませんでしたが・・・・・・。


そこで、「エッチなイラストが描きたい」と言いました。


「どんなキャラのエッチな絵?」


(依頼は女の子が多かったけど私はが好きなのは男の子だから・・・・・・)

「男の子のエッチな絵・・・・・・」


「ショタ系?」


「絵柄の顔が幼い寄りだからショタ系かも」


「どこの層に向けて描く?男性だったら男の娘や綺麗系じゃないといけない。」

「女性向けは男性向けと比べて難しいところがあるし、絵柄も商業っぽくはないよね。」


「みてもらえるように絵柄を変えないといけないし、画力的にも努力しないといけないよね。」


「エッチな絵が描きたい」と言い、そう思った事は何度かありましたが私はエロメインでイラストを投稿できていませんでした。

単純に羞恥心もあるし、エッチな絵まで描いたのに見てもらえないのが怖かったからでした。

私は相手が真面目にどう戦略を練ればいいのか考えてくれていた時、自分への自身の無さからその時こんな事言ってしまいました。



「でも、エッチな絵でもしお金を頂けたとしてもその仕事を親には言えなくない!?」


「それで仕事をしたいと思っているのに何を恥かしがっているの?」

「エッチな絵を仕事にしている人に失礼だよ」


私は本当にエッチな絵が描きたいのだろうか、その時は分からなくなって

「ごめん、エッチな絵が描きたいって言ったけど、普段から描いてはいないし、それがお金に繋がりやすいと思ったから、エッチな絵が描きたいって言っただけかも」


それを描き続けなくてはいけない事、いままでのフォロワーからどう思われるだろうか、だとか、羞恥心があること、絵柄を変えなくてはいけないこと、自分の本当に好きがかけなくなってしまうのではないかということ、みんなの見たいに合わせて描くことが続けられるのか?という不安や疑問。

色々と怖くなって怖気づいてしまって。こう言ってしまったのでした。


それからは予定もあったのでスペースは抜けましたが、その日は布団に入っても目が冴えすぎて一睡もできませんでした。


自分がイラストレーターになりたいと思っているのに覚悟が決まらないこと。2年も自分は何をしていたのかと恥かしくなったり、幻滅されたかなと思ったり。

スペースに少しですが他の人も聞いていたので、聞いていた人の反応を見たりしました。


「入りたいと思って入った大学はやめたのになんで絵はやめないのか」

「えろが好きだから気に触った」

「何で稼いでも同じ金」

「ほんとうにそうなりたいなら今こうしてる間にもfanboxとかはじめると思う」


あれから色々と考えてみたんです。えろ自体は好きだと思うんです。skebでr18だったら依頼を頂けたから選ぼうと思っただけじゃなく、自分がr18のコンテンツを好んで見たり描いたり、好きだなぁと思います。ただそれを描くのが恥かしいと思っていたから、それを否定されたらと考えたら怖かったんだと思います。それを描き続ける覚悟はそのとき決まらなかったんだと思います。


ふと思い返してみれば

話をしてくれたイラストレーターさんは現実的なこと、時には厳しく思える言葉を言ってくれましたが、私がエロを描きたいと言ったことを、イラストレーターになりたいことを、否定はしないでいてくれました。

それもあって、自分は恥かしいことは思っていないんだと気持ちが吹っ切れることができました。

それにあそこから何も行動しないのはもっと現実逃避を引き伸ばしてしまうことになってしまうだろうし、単純にくやしいと思いました。何もしないよりはまず一歩踏み出そう!やってやるぞ!と思ったのです。



・・・・・・・・・・・・・

というのがFANBOX開設に至った経緯になります。

ながったらしく自語りしてしまい、結構あけすけに私という人間の事をかいてしまったので、もしかしたら嫌いになってしまった人もいるかもしれませんが、自分なりに人に必要として頂けるような絵作りの行動をして行きたいと思いました。


男の子・エッチイラストを描いていくのもとても突発的でほんとうに長続きするかはまだ不安がありますし、fanboxを開設したからと言ってすぐに結果がでるかは分かりません。

しかし、今ある自分の時間を使って、少しづつ成長していきたいです。ここのfanboxではエッチな絵の発信をメインに、私自身の成長できたことの話などして行く予定です。

今までで知ったことから改善していったとしても、絵で仕事を頂けるようにはなれないかも知れません。ですが、私の今の目標は現状から自立することです。それに向かって頑張るとところを見ていただけたらと思います。

どんなことをしたかとかどんな事をすれば成長できたか、など発信して、みてくださっている方と一緒に成長できるコンテンツを目指したいです。


今日から頑張って行くので良ければ応援してくださると嬉しく思います!支援していただいたお金は絵を描く為の機材、環境、本、等自己投資に使わせていただきます。

感想やどういった絵が見たいか等コメントいただけると助かります!


ここまで読んでくださってありがとうございました!

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