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前回のお絵かきよりはちゃんと描いてからの感想なので「タブレットでお絵かきしたいけどどうなんだろ~?」と考えている方にも多少は参考になるかと思います。

本体は4年ぐらい前の型落ちiPad Pro(10.5インチ)です。

中古ショップで4万円ぐらい払えば買えるやつです。

使用アプリはibisPaint Xという基本無料のお絵かきソフトです。

iPad版のクリスタはPC版とほぼ同等の充実した機能があるのですが、それだけにPCで普段行っている複雑な作業を入力装置の乏しいiPad上でも要求してしまい、無駄に時間を消費させ、「思うように作業が進まねぇぇぇぇ!!!」と、ストレスを溜めてしまう原因となってしまいます。


【長所】

当たり前ですが、どこでもお絵かきができます

実際これを描いたのは布団の上でした。めちゃ楽ちん。

非常に短文ですが、これは他に代えがたいほどの強みなので下の長文を一発で消し飛ばしても余りあるインパクトがあります。


【短所】

描いているときにも「え~っと、信号機ってどういう見た目してたっけ?」と、ブラウザで資料をぱぱっと集めたり、自由変形や切り取り貼り付け、ブラシ素材の編集や作成、Blenderで作った3Dモデルをこれでもかと使いまくる私にとっては、入力装置の乏しい環境ではこういった並列作業のためのハードルが高く感じます。(可能だけど時間がかかりすぎる、あとiPadで3Dは使ったことないから知らん)

よって、めんどくさがり屋の私にはお絵かきがいつもより難しく感じてしまいました


もともと絵の才能のある人だったら問題ないんだろうけども、資料や3Dモデルがないと全然上手く描くことができない私のような人にはこれらの作業のためのハードルが高くなってしまうと「資料を集めたり自由変形や切り貼りしたり3Dモデルを準備するのが面倒だから手癖だけで自分が描ける絵ばっかり描いていたら同じ構図の同じポーズの絵ばっかり量産していたでござる」という事態に陥ってしまうかと思います。


なので私のようなめんどくさがり屋にはこういった便利ツールを使いやすい環境で描き続けていった方が、結果として画力が上がるスピードが早くなるんじゃないかな~?と思います(当然どういう絵を描きたいかにもよりますが)。



ただ、線の引き直し回数は板タブで作業しているときよりも少なかったような気がしました。

・・・とは言っても実際に引き直し回数や頻度について計測していなかったので、補助ツールの使いにくさに気を取られて相対的に線の引き直しをするという作業が気にならなくなっていただけという可能性もありますが。

しかし仮にこれが正しかったとするとペンを持つ手は画面を隠すから邪魔になるけども、普段のお絵かきにも液タブを導入した方が作業速度アップに良いかもしれない説がここにきて浮上してきたので、ちょっと色々調べてみようかと思います。

液タブになるとそれはそれで環境激変になる(画面が付属しているから寝転びながらお絵かきできる等)のでまた話がややこしくなってきそうです。



【ということで】

私が「こういうやつが描きたいんじゃーー!!!!」という絵はPCじゃないとめんどくさすぎて描いてられないのでお絵かき用途としてはiPadは全く使っていません。

今の作風を続けていく限りは無駄に作業時間が増えるだけになるので使っていくこともないかと思います。

ただ、外出先で軽くスケッチしたり、自分の手(指)やその辺の道具を撮影して作画資料にしたりするのにはとても適しているし、それにかかる時間もほぼ最速なので、お絵かきの補助アイテムとしては今のところ最強マシンだという認識です。

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