うし(仮)あとがき的雑記 (Pixiv Fanbox)
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5Gがどうじゃ、y●utube、Net●lixがどうじゃとか言わているこのご時世、インターネットをちょっと走ってみれば世界中の巨匠や大先生の作品がゴロゴロしております。
そんな中で私の「うし(仮)」を最後までお楽しみいただけたというのであれば、それは私にとってとても幸運でありがたいことだと思います。
ここでは、ちょっとした設定とその意図を皆様と共有してみたいと思います。
【暫定的な設定】
グリョナ先生:グロ、リョナ、残虐系で読んだ人にトラウマを植え付けるような物語を得意としていてその界隈ではそこそこ名の知れた物書き。
たま~にランキング上位に入ったりするので、こういう系に耐性のない人がうっかり読んでしまうと数日間気分障害を起こしてしまうとかなんとか。
こけしちゃん:絵描き。世間体とか気にする家庭で育ったのでピアスなどとは無縁だった。なにかしら挫折してやさぐれてグログロでリョナリョナな絵ばっかり描いていた。そんな中、グリョナ先生とネットゲームで知り合い、意気投合。その後はグリョナ先生のファンアートをよく描いていた。
【その理由】
この二人が残虐系大好きという設定にはちゃんとした理由があるのです。
一つは単純に「普通はそうはならんやろ」な家畜プレイに二人をスムーズに誘導したかったということ、
そしてもう一つ、こっちがメイン、
もし私が今後トラウマ級の悲劇的な物語を描いたとしても「原作:グリョナ=ド=サンコ イラスト:こけし」と表紙に一行加えるだけでこの悲劇を作るためにこの二人が夢中で議論を重ねて創作したという物語の裏側を妄想できるようになるかと思います。
(まぁ実際は電気代ケチって照明切った部屋でおっさんがニチャニチャほくそ笑みながら作っているわけですが、暗室のおっさんを思い浮かべるよりは仲良しの女の子二人組を思い浮かべる方がほっこりするでしょ?)
もちろんリョナ系が好きな方はそのまま物語を楽しんでもらえるかと思います。
そしてリョナ系やバッドエンドが苦手な方は、仮にその物語の結末が過去に類を見ないほどの残虐で救いのないようなお話であっても、それが悲劇であればあるほどこの二人がいかに全力で本気でそして脳みそフル回転してワイワイ言いながらアイデアを出し合って作った・・・ということが想像できるようになっているはずです。
つまりどんな物語を描こうがが強制的にハッピーエンドにすることができる仕組みとなっております。
実際にこう意図したとおりになるのかどうかはまだ試したことがない&前例を知らないのでわかりませんが、我ながらナイスな発明だと思います。
これからも紳士財閥がお届けする作品が皆様の数あるお楽しみのうちのほんの一つとして存在していければと願っております。
下の画像は最初に「色塗りどうしよっかな~?」とザックザク描いてみたときのラフです。
本編のこけしちゃんのヘアバンドの色が白っぽいのは当初髪の毛を脱色するつもりだったのでその名残りです。