幼い頃のイトーヨーカ堂の思い出&カラー原稿進捗 (Pixiv Fanbox)
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今から25年程前の話。父親が駅前で夜のお店を営んでおりました。
今のとはまた違うお店です。
忙しい時は母親もそのお店に出ていたのですが、私がまだ小さかった為に、留守番は危ないだろうと、一緒にお店についていくようになりました。
しかし、幼い私は店内のカラオケや大人たちの大きな声が嫌いで、よく泣いていましたから、近くのブックオフで閉店時間の20時まで立ち読みをしては、その後イトーヨーカ堂の5Fのおもちゃ売り場で、22時の閉店まで歩き回り、時間を潰すようになりました。
記憶では、ゲームコーナーが21時まで、おもちゃ売り場が22時までだったと思います。
閉店間際になると子連れのお客などいませんから、ほぼ毎日貸し切り状態のおもちゃ売り場をぐるぐる回る少年だったのですが、ある日そんなおもちゃ売り場に、自分と同じほどの歳であろう子供が、おもちゃコーナーの一角で遊んでいたのです。
自分としてはこんな時間に同じ年頃の子供が居るのが珍しいものですから、思い切って話しかけてみようと近づいたところ、なんとその子供は、まだレジに通してないであろうスターウォーズのボバフェットのおもちゃをブリスターから引きはがし遊び始めたのです。
見知らぬ子どもが私の目の前でいきなりわるいことをしだしたので、私はビビり散らかしてその場を退散したのですが、当時天才少年だった私は「店員さんにチクったらあのおもちゃ貰えるかもしれない」と思い、その子供が居なくなるまで遠目で見張り、いなくなった事を視認した後、子供の残した犯行現場へと店員さんを呼びつけ意気揚々と目撃証言を語りました。
店員さんは床に乱暴におかれたボバフェットとブリスターを拾い上げ、
「ありがとう」と言ってどこかへと去っていきました。
おもちゃをくれませんでした。これが、私が大人嫌いの理由のひとつです。嘘です。
ということで真激カラー原稿の進捗です。
4pで鋭意怠そうに製作中。予定より一週間は遅れてます。怠くて。
ー余談ー
ちなみに、当時のイトーヨーカ堂での私のルーティンがどのようなものだったかというと、
エレベーターを降りてすぐ左に曲がるとゲームコーナーがありまして、そこにダンスダンスレボリューションとギターフリークスが並んでおりました。ダンレボの筐体の音が特に大きくて、コインを入れていない間の筐体はOP→チュートリアル→デモ演奏の順番で爆音ループしていた記憶があるのですが、そのダンレボのOPBGMの一部に女性の「アァン…♡」っていう喘ぎ声が入ってまして。それがエッチで好きだったんですね。
今まではその「アァン…♡」を聴くためだけにずっとその場で我慢して次の「アァン…♡」を待っていたのですが、長い間おもちゃコーナーにいた私はとある方法で効率よく「アァン…♡」だけを聴ける方法を思いついたのです。
その方法は、ダンレボの「アァン…♡」を聴き終わると同時に早歩きでおもちゃコーナーを時計回りに一周すると、ダンレボの筐体に戻った時に丁度「アァン…♡」が流れるタイミングとほぼ一致するのです。世紀の大発見です。
更に筐体が爆音のおかげで、離れていてもダンレボの音だけははっきりと聴こえてくるので、歩く速度を微調整しながら丁度良いタイミングまで来たらBGMに合わせてノリノリで歩きはじめ、「アァン…♡」のタイミングで一回転してみたり、もしくは「アァン…♡」のタイミングで腰をクイっと動かすなどをしておりました。
あとはこれを飽きるまで続けるだけ。
これで「アァン…♡」だけを聴くためだけのエロガキ環状線の出来上がりです。たぶんすごく変なガキだったと思います。
7歳くらいの思い出でした。
※↓この動画の7秒くらいのところです。
ではまた。