新作導入部の先行公開 (Pixiv Fanbox)

長らく新作リリースをしていなかったのですが、一作完成のめどが立ったので数日中にリリースします！ これはその導入部分の先行公開になります 先行公開部分は罠に嵌ったなのはさんが捕縛され、魔力で締め上げられるといった内容になります 製品版の続きはいつものように捕縛され痛めつけられたり凌辱されたりします フェイトちゃんとはやてちゃんも少しだけ登場します お楽しみに！ それはとあるロストロギア回収中の事件だった リンディ達の任務に同行していた高町なのはは 回収直前のロストロギアの光に包まれその場から姿を消した それが罠であることに気づいた時にはすべてが手遅れだった 次の瞬間になのはが立っていたのは見たことのない景色 周囲の空間は歪んでおり、魔力の収束もろくにできない奇妙な空間だった 戸惑いながらも周囲への警戒は怠っていないつもりだったが 突如出現した筒状の魔道兵器によって体を拘束されてしまう ギギギギ・・・ジッ・・パチッ・・・・ 「ぐ・・・うぅ・・・・・！」 二つの筒に挟まれ、その間に流れる得体のしれない魔力によって完全に体の動きは封じられてしまう そればかりか魔力の力場はなのはの体をまるで雑巾のように絞り上げ 少しでも気を抜けば、体がねじ切られてしまいそうだった 「ぐ・・う・・・・どうして・・・！ふりほどけ・・・ない・・・・！？」 普段の彼女なら魔力を全開にすれば振りほどけるはずの拘束だったが この不思議な空間の影響なのか魔力が思ったように収束しない おまけに先ほどからレイジングハートの反応もまったくない おそらくデバイスに対するジャミングのようなものも働いているのだろう 完全に打つ手がない 「なんとか・・脱出してみんなのところに戻らないと・・・ここじゃまともに戦うこともできない・・・ぐううぅっ・・！！」 ギギギギッ・・・・！ミシッ・・・！ どうにか脱出を試みようとあがいているところに一人の男が音もなくなのはの目の前に現れる 「フフ、苦労しているようだね」 「だ・・・だれ・・・！？」 「そうだな・・・君が回収しようとしていたロストロギア・・・その持ち主といえば良いのかな なに、僕は君に少々興味があってね、こうして僕の制御空間へお招きしたというわけさ」 「！？なんのために・・・こんな・・・私に用があるだけならこんなことをする必要・・・・」 ビシュウウウゥッ・・ジジ・・・ なのはの言葉を遮るように装置から魔力光があふれ出す （だめ・・・・これ以上拘束を増やされたら・・・） 「君が素直に僕のような人間と対話をしてくれると思わなかったのでね 僕は、君のような将来有望な魔導士を集めるのが趣味なんだ・・・色々と・・・利用できるからね」 「な・・・・・！？」 最近頻発している少女の失踪事件のレポートを思い出す どうやらこの男がその事件に関与しているのは間違いないようだ 「他人の心配をしている場合ではないぞ？君もこれからその一部になるのだからね」 ギギギッ・・・バチッ！！ギチイイイッ！！ 「うぐううっぅ！！！」 なのはの周囲に滞留していた魔力光が一気に収束する まるで大蛇のようになのはの体を締め上げ骨や筋肉が悲鳴を上げる 「あが・・・！か・・・は・・・・」 体を絞り上げる力も衰えることも無く、体を引き裂かれそうな激痛で なのはの体がビクビクと震え 今にも意識が飛びそうになる 「ほう？これでもまだ意識失わないのか・・・大したものだ すでに並の魔導士なら激痛に耐えられず助けを乞うか気絶するほどの苦痛なのだがな ではもう一つ機能を開放するとしよう」 ニュルッ・・・ジュリュウウウゥッ！！ 「んむうぅっ！？」 男が指示を出すとさらに一本の魔力光がなのはの口めがけて飛び込んできた これまでの魔力とは違い、タダの魔力の塊のはずがねっとりとした質感と 嫌悪する程の異臭を放っていた 「んむぅ！！ん・・・むぅっ！！」 ドクッ・・・！ドクンッ！！ 「！？！？！？」 そして口を通して汚染された魔力がなのはの体に流し込まれる 汚染魔力は見る見るうちに体の中へ浸透し正常な思考を奪っていく 「んおぉ・・んもっ・・・・んおおおぉぉっ・・・・・」 ビクッ・・・ビクン・・・ 「さすがの白い悪魔も汚染魔力を体内に直接注入されてはまともに思考することもできまい もうバインドは必要あるまい 廃人になってもおかしくはない量の汚染魔力だが 君ほどの魔導士ならアジトに移送するまでにある程度回復するだろうさ」 「ん・・・ん・・・・・・っつ・・・・・」 ビクッ・・・ビクッ・・・・