【ネーム中】流嘉：縮軍中野専門学校（全16→20P、公開4P） (Pixiv Fanbox)

【1月頃】

> ご無沙汰しております。流嘉です。

>

> 漫画のネーム兼下描きが完成しましたのでお送りさせて頂きます。

> ページはお送り頂いたプロットより増え、計20Pになりました。

> フィニッシュシーンを大き目に取ったりしています。

> 後は一部セリフ回しも少し違和感のないように変えている部分もございます。

> 大幅に変えたのはP16の4コマ目辺りです。

> (研究員に踏みつけられるシーン)

>

> 修正点がございましたらお申し付けください。

　拝見します！

・Ｐ1

　そうですね、一ページ目のひとコマ目としては大人しいなと感じました。

　上段はお尻とそれにつぶされる青びょうたん君、鬼教官のシゴキ鞭、というところを

ショートパンツのむっちりしたお尻を強調するなど……。目をひく見所が欲しいです。

　スペースが欲しくなりますが、4〜6コマ目の「ひゃく」……「よろしい」辺りも、２コマぐらいに

まとめられそうです。

・Ｐ2

　元の文字ネームで「ページをめくったら即・インパクトコマ」にしていた見所大ゴマが、

手前に細かいコマが増えたせいで勢いが失われています。前ページラストコマの「では次の」から

始まっている流れです。１コマ目はセリフだけにして前ページラストコマに統合し、

４コマ目の内容から始められると思います。

　教官の命令コマ、走って向かう様子、なにか処置されている様子、など過程を丁寧に描いても、

読む方は面白くありません。料理番組じゃないので。多少ジャンプカットしても読者は分かります。

　ここは文字ネームを読み直していただき、「そびえ立つ教官」大ゴマで「課題の提示」、

訓練シーンを見せながらルール説明（説明してから訓練、だと説明で話が止まるので、

映画でよく使われるやり方）などを意識し、エロス漫画としてあまり重要でないコマや

話として絶対どうしても見せることが必要なコマなのか吟味して頂くと、

画面が整理されていくと思います。

・Ｐ3

「そのページにおける見せ場、一番見せたい物は何か？」という意味では、

とてもはっきりしていると思いました。いい感じです！

　Ｐ１〜２の激怒顔・冷酷微笑などがフリとして効いていて、ここで可愛い声出ちゃってる

ギャップでキャラ立ちになっていますね。

　ＯＫです！

・Ｐ4

　こちらもいい感じです！

　足裏がコマ内に収まっていますが、向かって右の足裏をもっと読者に突き出して、

下方向へはみ出るぐらいにしてしまってもいいぐらいです。トンカツよりぞうりトンカツ！（？）

・Ｐ5

　ここも萌えるポイントですね。繊細な吐息、表情など「秘められた劣情」なエロス、

ここまで絵面のインパクトで味の濃いページが続きましたが、お口直しなよい効果を生む

ページになっています。

　女子が巨大感のない、普通サイズ視点から見るようなカメラなのが「等身大の」「対等な視点」

かのようで、良い効果を生んでいます。

　こちらもＯＫです！

・Ｐ6

　ひとコマ目ですが、巨大感が欲しいです。これは前ページが「等身大視点」だった

影響もありますが、「ドックに入ったエヴァンゲリオン」のような大人しさではなく、

https://natalie.mu/comic/news/409740

「奈良の大仏がお風呂入ってる」ぐらいの威圧感に戻しましょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Daibutsu_of_Todaiji_4.jpg

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E3%81%8A%E8%BA%AB%E6%8B%AD%E3%81%84.jpg

　それ以外はバッチリＯＫです！

　ラストコマの天井のように覆いかぶさり、上下が逆転する構図も上手いですね。

・Ｐ7〜８

　こちらも申し分ないですね。

　Ｐ８ラストコマだけ、ここまで鉄面皮で来た人の痴態炸裂、という感じでもっとはっちゃけても

よいかなと。向かって左の脚がちょっと乱れているなど？

・Ｐ9

　シーン変わって仕切り直し、という感じですね。ここは白衣スーツお姉さんの組み脚、と

メインがはっきりしていていい感じです！

　ラスコマは全体的に上に移動し上部の余白を埋めてもいいかもしれません。

・Ｐ10

　ちょっと細かいコマが多いですね。上部コマのいくつかは下部右側に移動したほうが良さそうです。

サービスカットがめっちゃ小さくなっちゃってもったいないです！

　ラストコマはいい感じです！

・Ｐ11〜20

　ここはこのままでいい感じです！

　ページ数が増えるのはウエルカムですが、ところどころコマが詰め詰めで窮屈に感じました。

これは説明過多なせいだと思われます。

　幕の内弁当的にお行儀良くページにコマを詰め込むのではなく、シャケ弁当の

シャケの切り身のように「これがこのページの見せ場じゃ！」と複数のコマに

乗りあげてでも目立たせ存在感を出した方が、思い切りがよくなるかなと。

　今回でいえば、Ｐ２・10が幕の内かなというところです。他は洒脱ですので、

それらは白紙から改めて考えてみるのもいいやも知れません。

　参考になりましたら幸いです。