2020年のご声援ありがとうございました。 (Pixiv Fanbox)
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とりあえずは一年、ありがとうございました。
現在、「ゆっくりでもいいから継続的に作品を投稿して姿を見せ続ける」というコンセプトで僕は活動しています。
というのも2019年の夏に京都の方で凄惨な事件があったからです。
僕はアニメーション作品『氷菓』のファンでした。
事件の日までは『いまさら翼と言われても』の千反田さんがどんな演出で描かれるのかとか、やっぱり同じスタッフでとか、呑気に夢想していたものです。
しかし、武本康弘監督の親御さんが現場に到着して尚、武本監督の安否は不明のままである、という報道を受けてから僕は毎日毎日泣くようになってしまいました。
ご存命の頃に、何かしらの手段で「あなた達が作ってくれたものが好きです」と伝えておけばよかったと後悔した後、僕は気付きました。
自分もたくさんの人に自分の作品を愛してもらった側である、と。
だからファンの方から言葉を受け取れる状態にしておいた方がいいと思い、秋から活動していこうと決意したのです。
(それまでは半年に一回描くぐらいで、「絵描き」に戻ってる意識はそんなにありませんでした。)
しかし、その秋から冬にかけて実家の方で身内の不幸というものが複数人分重なってしまいました。
「どうすればいいの?どうなるの?(答えは出ている)」という感じで出鼻をくじかれた形になって、ネット上のことにそんなに意識が割ける状態ではなくなってしまったのです。
結局、活動開始は1月にずれこんでしまいましたが、その時からたくさんの人に絵を見てもらい、たくさんの人からコメントをいただくようになって、今とても幸せを感じています。
twitterのリプライ、pixivやFANBOXのコメント等、いつも愛おしく読ませていただいています。
前述した通り、どうにかこうにか「姿を見せ続ける」ので、また消えるのではと思っている方はどうかご安心ください。
それでは2021年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしく願い致します。
画像は19年の初秋にはじめて描いたペコちゃん