夏企画の感想文(その2) (Pixiv Fanbox)
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という事で、今回は漫画を3冊紹介します。
夏なので、テーマ的にグロとか気分が落ち込む漫画を紹介します。
(夏関係ないかもですが)
※ネタバレ避けたい方は見ないようにして下さい。
今回のタイトルは
◇◇◇◇◇
・ミスミソウ(押切蓮介)
・狼の口(久慈久光)
・復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する(作者:原作/斧名田マニマニ 漫画/坂本あきら)
◇◇◇◇◇
・ミスミソウ
私が好きな漫画家さんの作品です。
この人の作品は、心理描写が繊細で、心理描写からのストーリー展開がとても美しい!って思ってしまう。
基本的に幽霊関連のお話を描く事が多いイメージですが、ゲームのお話は面白くてキュンときます。(ちな、幽霊関連は、なんというか『強い!』の一言)
ミスミソウは田舎の学校に転校してきた女の子へのイジメのお話です。
イジメなんだけど、これがもの凄い展開です。
皆が少しだけ正直になれば、ここまでひどい事にはならなかったのに~!って感じでほんともう惨殺とかイジメを超えた激しい犯罪に発展していきます。
そして、読後感…なんだかなーーって気持ちになります。
はぁ…読むんじゃなかった。って気持ちにも。
って事でそういう気持ちを味わいたい方にお勧め!!
次は
・狼の口
ですが、ミスミソウ以上に『はぁぁ~読むんじゃなかった…』という読後感を味わえます。
断髪フェチの方も最初ちょっとだけ楽しめます。(ほんとーにちょっとだけ)
14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント―――“狼の口”と。
って事で、この関所を通ろうとするお話です。
あの手この手でこの関所を抜けようとしますが、ここを守っているヴォルフラムが全て見抜いて不審者は絶対に通さず、処刑していきます。
もうねーグロです。
どんなに大量の人間が殺されようと、関所を攻める事を繰り返す様は、マジで鬱になります…。命の使い捨てです。人間は消耗品です。
ずーっと報われません。それでも何度も繰り返し攻めます。
壮絶です。
最後、溜飲下がるけど…。
そんなわけで、なんだかな…って気持ちを味わいたい人は読んでみて下さい。
断髪フェチの人は最初の部分だけ読んで終了して下さい。
最後に
・復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する
これは異世界転生ものです。
勇者がパーティーメンバーに裏切られ、屈辱を与えられ殺されて、転生し、自分を嵌めた人たちに復讐していくお話です。
この漫画には心の綺麗な人は出てきません。もう、悪人しか出てきません。(主人公含め)
なので、とんでもない復讐をされてても同情することなく読み進めていけます。
ついでに基本グロなんだけど、絵が綺麗なのでさくっと読めます。
主人公はめちゃくちゃ強い上に、誰に同情することもなく復讐してくれるので、安心して読める作品です。
復讐ものが好きな方はぜひ読んでみて下さい。
というわけで、今回は鬱展開、美しいグロ系をお勧めしてみました。
大好きな漫画とかキュンとくる漫画とかの感想も書きたいのですが、好きな漫画が多すぎて何をお勧めすればいいのか迷ったので、ちょっと特殊なストーリーのものを書いてしまいました。
皆さんも、お勧め漫画とかあったら是非教えて下さい。
(今回こういうお話の感想を書きましたが、グロや鬱展開が好きなわけじゃないので、できれば可愛いキュンとくるお話がいいです)