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FANBOXの夏休み企画、前回は感想文でしたが、せっかくなので今回は感想文以外の全部をやってみたいと思います。


その1…霊的な初体験


ある夏の夜。

隣の事務所の事務のねーさんが結婚するって事で、いろいろ聞きたかったから仕事終わってから夜ドライブに行こう!って事になりました。

(1つの建屋に色んな会社が入ってる感じの職場ですが、どの職場も事務員が1人~2人くらいなのでお昼皆で食べたりして仲が良かったのです)

で、車の運転が大好きな私が車を出しました。ねーさんを隣に乗せて海へ行きました。色々話を聞いて盛り上がって、もう夜も遅いのでそろそろ帰ろう!って事になりました。

帰り道…ちょっと近道みたいな山道があるのですが、そこを通ることにしました。

普通の道なんだけど、夏になると県外ナンバーの海客が多く事故が起きたりしている山道でした。

その山道は5kmくらい続いてて、普通の海岸線の道路に合流して終わるんですが、3kmくらい走った時点で、さっきまでめちゃくちゃ盛り上がってた私たち二人ともピターっと喋るのをやめ無言になりました。

その後、無言のまま車を走らせようやく海岸線の道路に合流。

海岸線を走っている時に、私が「さっき…」と言い始めると、ねーさんが「うん。今はやめよう」と言いました。

後日、会社で私たちは同じ体験をしていた事を語りました。

二人ともずーっと背中をグリグリ押されていたのです。後ろには誰も載ってないのに…

海岸線に合流したと同時にグリグリは収まりました。

早くここから出てってくれって事だったのかもです。



その2…ヤンキー怖い~


ある夏の夜、レンタルしたDVDを返しに行こうと駅前のレンタル店に行った時のお話です。

時間は18時ごろだったけど、日が長かったのでまだ周りは明るい状態でした。

学生だった私は買ったばかりの自転車を盗まれたので歩いて店まで行きました。

すると、いかにもヤンキ~~って感じの車が私の歩行速度に合わせてついてくるじゃーないですか!そして「ねーどこ行くの?!」とか話しかけてくるじゃーないですか!

『そこのレンタル店です~』『あ、そう!気を付けてね』で終わるわけない!

こいつは目を合わせたら終わる!命吸い取られる!

後10mくらいで店に着くんだけど、そこに乗り込まれたら私の人生終わる!

そう思った私は目の前の細い路地に逃げ込むことにしました。(これなら車は入れないと思った)

その路地は反対側の道路に繋がっているので、車だと遠回りになるので逃げきれる!と睨みました。

小走りで路地に逃げ込むと、諦めて帰ってくれると思ったのにキュルキュルーーって凄い音出しながら反対側に回ろうとしてるエンジン音+タイヤの音が聞こえました。

めちゃくちゃ走ったけど、音からして回り込まれてる!!

路地で、方向転換して反対方向に走りました。

すると、それを確認したのか、ヤンキー車もまた走り出す音が!!

なんやねん!!怖いーー!!どーしたらいいの?!

降りてこっちに来られたら詰む!!なんとかヤツらに気づかれないように店に逃げ込まねば!!

ってか今明るいよ?人もまばらだけど居るし!ってか車も何台か走ってるはず!なのにヤンキー車は何故そこまで軽快に動ける?!緊急車両並みじゃねーか!!

そんな事を考えながら、ヤンキー車が見えなくなった時に物陰に隠れて、耳を澄まし、どちら側に車が行ってるのか判断して逃げる方向を考えました。

エンジン音が反対側の道路で止まりました。

(降りて来られたら詰む!!)そう思ったのですが、路地から私の姿が見えなくなったからか、諦めたヤンキー車はどこかへ行きました。

しばらくエンジン音が遠ざかるのを聞いて、大丈夫か確認して路地から出て、レンタル店に行きました。

まー、何にもなかったんだけど、めちゃくちゃ怖かったです。


高校生の時の思い出です。(ちなみに私は女です)


私のクラスにめちゃくちゃ可愛い(というか綺麗な)女の子が居ました。

その可愛さに、上級生の男子が休み時間に見に来るくらいでした。

私(というか人類のほとんどの人)は可愛い子が大好きです。

彼女と友達になりたい!そう強く願っていました。

偶然にも席が前後。これは話しかけるしかない!って感じで大人しい私ですが、勇気を振り絞ってお話しました。

彼女は可愛い上に頭も良く、凄く話し上手でした。私の話を笑顔で楽しそうに聞いてくれる彼女に、私の心は一瞬にして奪われました。

仲良くなり、お互いの家に行き来するようになりました。

彼女は本当に非の打ちどころがない女の子でした。

私は母の作った弁当を食べてたんですが、彼女と一緒にお昼を食べてる時に、早食いの私はすぐに弁当を食べ終え、彼女の可愛い手作り弁当をじーっと見てました。

彼女は自分でお弁当を作って持ってきてたのですが、それがすごく見栄えが良くめちゃくちゃ美味しそうなのです!

よく朝にそんな事する時間があるな~って感心してました。

あまりにじーっと見てたからか、彼女が「欲しい?」と聞いてきました。

「え…うん。」そう言うと、彼女は空になった私の弁当箱に、手作りの卵焼きやウインナーを載せていきます。

「ありがとう」って言って、食べるとそれがまた美味しいのなんのって!卵焼きも中に何か入ってるヤツです。

「美味しい!」って言うと、彼女は満面の笑みを浮かべて喜びます。

マジで、あれです。

推しが尊すぎて死ぬ!!

って感じです。


私の家は学校から近くにあったせいか、学校帰りのクラスメートが意味もなく「なんとなく来ちゃった!」って感じで寄る場所…という感じになってました。(私は大人しいので断りもしなかったからかも)

そんな訳で、クラスの女子の誰かが放課後私の家に居る感じでした。

彼女は用事がなければ毎日のように来てくれました。

数人集まったある日、夜ご飯時で皆帰る時間になり「じゃーね!」って彼女他皆がそう言って階段を降りました。

私は皆を見送りました。

皆が、家を出て自転車に乗って出発するのを見送ると、彼女が一人残って、こっちを向き

「じゃあ後片付けしよっか!」

と言って、一緒に私の部屋に戻ってきました。

「え?いいよ。遅くなるでしょ」そう言って断ろうとするのを無視して、ニコニコ笑顔でテキパキと私の部屋の散らかったお菓子の袋などを片付けていきます。

なんていうか、こうするのが当然みたいな感じで。

もう、あれです。彼女は私の心鷲掴み状態です。

私は彼女が他の友達と仲良さそうに喋ってるのを見ると嫉妬する程になっていました。(小心者だし、醜い独占欲だし、表には出さないんだけど)


彼女は本当に素敵な女性でした。

私は料理が下手です。やる気はあるんだけど、技術がついてこないタイプでした。

部屋に何人かクラスメートが来てたので、サラダでも出そうと母と一緒に作ってた時です。

母にキャベツの千切りを指示され、キャベツを切ってました。その時、彼女が2階から降りてきて「手伝うね」って言って母とともにテキパキ料理を始めました。

そして、私のキャベツの千切り…のつもりのどーみても短冊切りのブツを見て、「アデルちゃん~」って笑いながらさくっと包丁を奪って綺麗な千切りに切りなおしてくれました。母は私に呆れてるし…。

私的には結構うまく切れた!(自分では短冊だとは思ってない)だったけど、彼女の綺麗な千切りを見て、うわーー!凄い!と感心するばかりでした。

彼女の気遣いに心奪われまくりです。

推しぃぃぃーーー!!!ちゅき。 という心境。

彼女は私より頭がいいのに、私の得意な生物になると、「教えて、アデルちゃんの教え方先生より上手いから!」と私の自尊心をくすぐるような事を言ってのけます。

マジもー、どれだけ私を翻弄する気??!!という心境です。

ある時、うちの風呂が壊れた時、『うちにおいでよ!お風呂直るまで、うちのお風呂使えばいいよ』そう言ってくれた彼女に甘え、風呂が直るまで毎日彼女の家に行きました。

夜にはずーっと二人で色んなお話をしました。

頭の回転が早い彼女との会話は物凄く楽しく、飽きることがありません。

そんなある夜彼女がこう言いました。

「アデルちゃんのお兄ちゃんと私のお姉ちゃんが結婚したらいいのに」

「なんで?」

どーいう事?そう思った私に彼女は満面の笑みで

「だって、そうなれば私たち姉妹になれるでしょ?」

と。

「うん。そうなったらいいね。」

私はそう答えるのがやっとでした。めちゃくちゃドキドキしました。

嬉し死する所でした。危険。笑顔も危険。


彼女はその時、どんな気持ちでそう言ってくれたのか?今でも想像できません。

私は大人しく目立たない平凡な人間でした。彼女は華やかで頭も良く、料理もできて、会話も人の心を魅了して止みません。


その後、3年になってクラスが別々になり、徐々に疎遠になってきました。

私は相変わらず大好きのままでしたが。

自分から『また遊ぼう』って誘うとか、そんなずーずーしい事をめちゃくちゃ尊い推しにしていいのか分からず躊躇してるうちに卒業に。

彼女は卒業と同時に都会に引っ越ししてしまいました。

その後、1度だけ連絡がありました。

結婚する。と

他の友達から聞いた話ですが、結婚してできた子の名前が私の名前でした。(男の子)

心の奥がキュンってしました。


・・・・・・・・・・・

暑い日差しが照り付ける夏

晴天の空を教室の窓から眺めていた

「アデルちゃん!今日凄い晴れだね!!海行こう!」

「え、うん」

違う友達と海に行く約束をしていたのに、『彼女と海に行きたい!』という気持ちが勝り私は秒で返事をした。

青い空を見ると彼女の満面の笑みを思い出し今でも心の奥がキュンとする。

・・・・・・・・・・・


私が選ぶ怖い事件 ベスト3


前回の感想文で、キャラクター(邦画)を紹介したんですが、その時に、これ参考にしたんじゃないかなー?って怖い事件を書きました。

一時期、実際に起こった怖い事件を読み漁ってた時がありました。

って事で、今回『私が選ぶ怖い事件』を書いていきます。

ちょっとテキトーな感じでの紹介なので詳しくはWikipediaでも見てね。


1位 『世田谷一家殺害事件』

やっぱりコレです。

一家4人が惨殺される事件です。

犯人は一家4人を殺した後、血の海になったその家でパソコン使ったり、冷蔵庫にあるアイスクリーム食べたりしてるんですよ。

犯行内容も怖いし、この事件の話を読んだ時、中2階の窓は絶対閉めておこうって思いました。

なんか今でもその家は現状維持されてるとか。

そもそもここまで証拠が残ってて、目撃者もいるのに犯人が捕まらない所も怖い。

こういう事をしても犯人には何の罰も下されないんだー、世の中って…。って思いました。


2位 『井の頭公園バラバラ殺人事件』

これも怖い。

男性が殺されてバラバラにされて捨てられていた事件。

この事件で私が興味を持った点は…

事件が発覚した事。

殺人事件において、遺体が無いと事件として成立しない事もあります。

多分、多くの殺人犯は「遺体の処理」に一番気を遣うと思います。

この事件では被害者の男性は20cm角でバラバラにされています。

20cm角って…大型の木材などを切るような機械を使ったと推測されてます。(そんなの工場にしかないし)

それをばらばらに捨ててるのです。

普通、そのままゴミ収集車に収められ、発見される事なく終わるはずなのに、

偶然、井之頭公園の掃除のオバチャンがゴミとして捨てられていたその袋を拾い上げ、ネコの餌にしようとして(ご遺体が)発見されました。

偶然というか、これは亡くなられた方の『自分を見つけてほしい』という強い意志なのかな?って思ってしまいました。

時効になってしまいましたが、犯人はきっと精神的にもいろいろな制裁を受けているはずだと思います。ってかそう思いたいです。


3位 『自殺サイト殺人事件』

スクールソックスと窒息フェチの殺人事件です。

自殺願望がある人を狙ったシリアルキラーです。

怖いのはもちろんですが、特殊フェチが凶行に及ぶという点が強烈に印象に残りました。

窒息フェチという事で、首をしめて、蘇生させて、また首をしめて…を死ぬまで繰り返してたとか。

それを動画に撮ってソックスとともに保存していたとか。



以上、有名どころの事件です。

創作だとどんな残酷な描写でも別に何も思わないんですが、実際の事件の内容を書くのはなんというか怖いですね。

被害者の方々のご冥福をお祈りいたします。

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