【ブログ】進捗とか【無料】 (Pixiv Fanbox)

最初に謝らなければいけないことがあります……

新刊２冊目、醒め夢７巻を落とすこと（出さないこと）に決めました。

私生活の多忙さ、他のことを犠牲にしてまで２冊目を出す意義とは？など等を考えた結果今回は見送りに。新春けもケット５で新刊１冊目の醒め夢６巻は出せると思いますのでご安心を。７巻はペン入れまで終ってるので、春のけもケット８に完成させたいと思います。当初３冊出すぞ！と意気込んでましたが無謀でしたね。ついに１冊に……今まで１２０ページやら、２１６ページやら、新刊２冊やらやら本はいっぱい描いたし出したこともあったのですが、今までと決定的に違うとこに０から１００ページ以上全てを描くというのがありました。過去の厚い本は再録なので実際に描く量が少なかったりした結果実現したものだったんだなぁと痛感。お恥ずかしい……新刊１冊目を頑張って仕上げます。以上、謝罪でした。申し訳ないです。７、８巻も話がとってもお気に入りだったので早く出したかったのですが、またのお楽しみに……ということに。それでは今日のブログです。

（トーンにまみれるあかむー）

今日のやちキャラ紹介のコーナー：九里浜　赤丸（くりはま　あかまる）

まさかの２連ちゃん。九で始まる名字を考えてた結果、地元千葉にある九十九里浜にヒントを経て九里浜に。陸上部だから浜かなと。赤丸は憶えてないけどパッと思いついたものだった気がします。赤丸。最近たばこに赤丸というあだ名？のものがあるということを知りました。

トーンをたくさん貼るのが好きです。少女漫画ですね。トーンって何？という方に説明しますと。

こちらがトーンの一例になります。こんな感じです。中は透明なシールになってまして、絵に合わせてカットして貼付けます。すると。

こんな感じになります（醒め夢６巻より）こんな感じでいろいろ貼っていくと綺麗でキラキラした感じになります。比較的少女漫画で多用されるものだと思います。ケモホモ少女漫画の命です。結構簡単ですよ。最近はデジタルでもトーンが貼れますが、ものによっては上のみたいにアナログの方が自由に貼れたりして。またトーンメーカーさんはデジタルで同じ柄を出してないとこがほとんどなので、アナログじゃないとない柄ものが多いのです。少女漫画家さんなんかはそんな理由で今もアナログで描いてる方が多い気がします。逆に言えばデジタルでしか無い柄も多いので、両方を使えるようになるとかなり画面が華やかになると思います。両方マスターしたいですね。

トーンは１枚４００円いかないくらいです。安いと思うかは人それぞれですね。１枚１枚だとそんなものですが、僕なんかはトーンをいっぺんに大量に買う（いろんな柄を使ってみたいから）ので、結果的に１度に２万円くらい吹っ飛ぶことも多いです。６０枚くらい買うんですよね。ちなみに醒め夢６巻のために買ったトーンは４万円くらいあります（切るのをミスったりすることもありますし、２枚ずつくらい予備を買うのも理由の１つです。）

漫画制作のデジタル化の波に伴い、トーンの売り上げが減っています（たぶん）その結果、近年急速にトーンの「廃盤」が相次いでます。人気がなかったり、用途が限られてる柄なんかはどんどんなくなっています。悲しいですね。２０１４年頃まではいろんなメーカーさんが新しい柄、新作トーンを毎年発表してたりもしてましたが今はほぼ全てのメーカーでもう新作は作られてないと思います。お店で見る限りは。僕はアナログトーンが好きだけど、デジタルオンリーでも漫画が描けるようにならないといろいろ大変なことに将来なるなぁ……と危惧しています。醒め夢はまだアナログで描いてますが、ストロベリーマーチなんかはデジタルで描いて、デジタル素材のトーンで頑張ってます。練習中です。

トーンメーカーさんはそこまで多くはないですし、有名で画材屋に置いてあるのは限られてるので「あの少女漫画で使われてるのと同じトーンが売ってる！」というのが結構あります。憧れの漫画、作家さんと同じトーンが使えるのは嬉しいので結構真似して貼ったりします。

今日はちょっと長くなりました。トーン好きなので。みなさまも良いトーンライフを。やちくでした！