リュウガ、両腕を取られて急所を責められる の巻(差分8枚) (Pixiv Fanbox)
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この地下闘技場では1対1の試合と言われたところでその言葉を鵜呑みにしてはいけない、というのは常のことである。
試合形式によっては主催都合で即席タッグマッチとなることもあれば、突然5対5の勝ち抜きチーム戦のメンバーになることもないわけではないのだ。
そんな日々の催しの中、今回は1VS1VS1VS1という4人のバトルロワイヤル形式の試合が行われることとなり、リュウガは4人の選手のうちの一人としてリングに立っていた。
混戦となった場合でも、リュウガの打撃力は他を抜きんでており、そもそもの地力が1対多となったところでものともしない膂力があったことは確かだが、試合開始直後にそれが慢心からくる油断であることを悟ることとなる。
リュウガ以外の選手は全員が連携して、まずリュウガを落とすべく攻撃を開始したのだ。
バランスを崩されたところを引き倒され、ウェイト差でまず右腕に腕ひしぎ十字をかけられる。
この程度なら腕の力でなんとかなろうものだが、この日は今や1体3の試合。
反撃に転じようとするリュウガの顔面と腹部に残り2人の膝裏とエルボーが降り注いだ。
「ぐっあ!」
ダメージの入るタイミングに合わせて右腕に圧がかかる。
一瞬の隙に息を詰まらせたリュウガの左腕をさらに絡めとる力を感じたところで両腕を奪われ、リュウガはリング中央に磔にされてしまう。
「悪ぃな若いの」
「君みたいな危険分子は先に排除しておくってのが鉄則なんだよ」
「そういうわけでリュウガ、残念だがオレら3人が丁寧に」
「最初に沈めてやるよ」
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(*・ω・)ノ ぼんじゅーる!ぼくとーる!
最近なんか「技っぽい技」にかかってないなーと思って、ちゃんと技にかけたかったのです。
それで
電気あんま回になりました!
じゃなくて、腕ひしぎ十字になりました!
片腕だけでもいいんですけど、せっかくなのでもうフルコースでやられちゃえーと思って、リュウガには、バトルロワイヤルなのに自分以外の全員が自分を狙ってくる、なんていうピンチな目に合ってもらうことに。
元ファイルで見ると右だけとか左だけとか一応わけてあるんですよ……
あと、塗り方をちょっと変える実験中です。いつもの方がいいかなあーと思いつつ、新しいことも少しずつ手になじめるようにしていきたいなー(*・ω・)
来週もリュウガくんになる予定です。
中身も決めてある( ˘ω˘ )今度は変化球ですよ