【肉食JKマンティス秋山】井上とバッタの話 (Pixiv Fanbox)
Content
こんにちは、モンキーです。
夏ですね。
今くらいの時期になるといよいよ虫の活動も活発になって来るので、虫取りに出掛けたくなって来るのですが…なかなか重い腰が上がらない…。
なのでとりあえず今は「クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み」で夏を満喫しています。
それはさておき今回は井上の食性の話。
肉食JKマンティス秋山では、第1話時点から井上の米好きの描写がありました。
ですが、井上のモデルであるトノサマバッタは本来米は食べません。主にススキなどイネ科の植物の葉を食べます。
まあ米もイネ科なので、漫画的な拡大解釈ですね。
それから第3話では初めて井上が虫を食べました。正確にはカメムシの香りを抽出した油ですが。
草食昆虫のバッタが虫を食べるのはおかしいんじゃないかと思われるかも知れませんが、実はバッタは時々虫を食べます。虫の死骸や時には共食いも。
なので井上がイナゴの佃煮に興味を持つのもおかしな話ではないんですね。むしろ今までがおかしかったんです。
さらに言えば、トノサマバッタを含む一部のバッタは時折、大量発生する「飛蝗(ひこう)」という習性があり、この状態のバッタは気性が荒く、何でも食べます。普段は食べない植物でも何でも。
去年くらいにも話題になりましたが「蝗害(こうがい)」というやつですね。
大群が大移動しながら各地の畑を食べ尽くしてしまうため、生物による食害としては他に類を見ないほどの農業被害なるそうです。
なので井上も群れを作れば気が大きくなって何でも食べるようになるはず。米に関してはすでに蝗害みたいなもんですけど。
今回はこんな感じです。
普段はただ跳び跳ねているだけの虫ですが、時に豹変し、凶暴化する。そんな二面性もトノサマバッタの魅力な気がします。実際に被害に会うのは勘弁ですけど。