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「えっと確かこの辺にあるはずなんだけども……おっと、あったあった特殊性癖体験コーナー」 「年に一度のオタクの祭典にまさかこう言ったコーナーが出来ようとは、いやはや時代はわかりませんなぁ」 「では早速お邪魔して………あ、はい一人です。体験は底なし沼で、……あ、そうです。はい、…はいわかりました。…あ、ここ曲がった左手に……はい、ありがとうございます」 「おぉ…本当に底なし沼があるよ。しかも完全個室の防音だから周囲を気にする必要もなし」 「ちゃんと安全管理もされてるし、ちゃちゃとジャージに着替えて沼に入ろう」 「よし、着替え完了。ではでは早速お邪魔して」 「あぁ…これ、この感じたまんないわぁ。この何て言うのかな、沼に圧迫されながらゆっくりと沈んでいく感じ」 「沼の温度も粘りけもちょうど良くて、これ作った人神だわマジで」 「おっ…と、もう太ももまで沈んじゃった。ここまで来ると自力での脱出は無理だな」 「で、でも…はぁ…はぁ…ここでアニメや漫画のヒロイン達は…こ、こうやって…ふっ!…んんっ!…脚が抜けない!…って言いながらもがくんだよね」 「やっべぇ…想像したら興奮してきた…!はぁ…ふぅ……私もちょっと真似してみようかな」 「な、なによこれっ!?身体が沈んでっ!……ふっ!んんっ!…っはぁ!はぁ!はぁ!ぬ、抜けない…!」 「動けば動くほど沈んで…これってもしかして底なし沼、嘘でしょ!?」 「やだ…抜けてよ!……あっ…だめっ……どんどん沈んで…うぅ……このままじゃ…」 「そ、そうだ何処かに掴まれる所は…木とか草とか…!えぇと……あ、あれに掴まれば…!」 「うっ…くぅぅぅぅ!…もうちょいなのに…あと少しで届いて……あっ!」 「だめ…届かない…それに変に動いたせいで胸まで沈んじゃった…やだ…もう助からないの?こんな所で私死んじゃうの?」 「やだ…誰か助けて」 「………てな感じで、感じで!やる、みたいな?うっはぁぁ!本当に想像してた世界観だったわ、ヤバいってマジで、ヤバみが深い…!これがリアル底なし沼ヒロインってやつなのか」 「あっ!?しまった、これ動画とかに撮っとけば良かったわ。あーあ、失敗したなぁ……。まぁ明日もまた来るし、その時に撮ればいいや」 「てか気付いたらもう胸沈むし。これあれだよね、胸のつっかえが無くなったら一気に沈んでいくやつ」 「うわぁ…楽しみだわ。どんくらい速く沈んでいくんだろう。…あ、胸が沈んで」 「うおっ!?すごいすごい!吸い込まれるように沈んでっ…!も、もう首筋が飲み込まれてる」 「はぁ…はぁ…はぁ…!ヤバいってこれ、勝手に息が上がって…はぁ…はぁ…ふぅー!…興奮止まんねぇ」 「はぁ…はぁ…!あ、顎に沼がついて…はぁ…はぁ…あぶっ!?…んんっ!んぶっ!…ぶはぁ!はぁ!はぁ!」 「口が沈んで…!これもう顔を上に向けてないと呼吸出来ない。はぁ…はぁ…げほっ…げほっ…!結構、息がしづらくて…苦しい。酸素を上手く取り込めてない感じする」 「でも、それが逆に…はぁ…はぁ…!興奮するというかなんというか…これがヒロイン達が体験していた苦しさなんだって思ったら自然と息が上がってくるというか」 「それにじわじわと顔を侵食してってる沼の感覚があって…とにかく最高ですわこれ!」 「はぁ…!はぁ…!んぶっ…!んんっ!ぶはぁ!はぁ…!はぁ…!あぁ、もうだめっ…沈んじゃう!底なし沼に沈んじゃう!!」 「ふぅー…!ふぅー…!すぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 「んぶっ!…んんっ…んっ…んんっ…」 「全部沈んじゃった…!全身が沼に圧迫されて動けないしこれは自力で浮上出来ないわ」 「んんっ…ん…むぅぅ…」 「それにやっぱり苦しい…息が出来ないから当たり前だけど、もうそろそろ上がりたいかも」 「んんっ…んっ…んぐっ!ごふっ!?」 「やばっ!息が漏れて…!速く上がらないと…!あれ、そういえばどうやって上がるんだこれ?」 「んんっ!!んぶっ!んぐっ!ごふっ!?んむっ!がふっ!?」 「ヤバいヤバいヤバい!苦しい苦しい!!口から空気が…!ヒロインと同じ展開で死ねるとか本望だけどまだその時じゃないって!?」 「むぅぅぅぅぅ!!んんんんっっ!!むぐぅぅぅ!!」 「もう無理!我慢できない!!」 「ごふっ!?がぼぼぼぼぼぼぼっっ!!ガフッ!!ごぼっ!!」 「苦しい!口の中に泥が入ってきて!?本当にこのままじゃ窒息しちゃう!!」 「ごぼぼぼぼっ!!んんっ!んっ…んぶっ……ん…ァ……ォ……ゥ」 「こんな所で死ぬの私は……どうせ死ぬならもっと森の奥の沼地とかさ、そういうムードある所が良かっ………たなぁ……」 「かはっ………ァ……ォ……ク…ゥ……」 「ぶふぅーーーーー!!!!ふぅー!…ふぅー!…ふぅー!…ふぅー!…ふぅー!」 「ぶへぇ!?げほっ!げほっ!ごほっ!!…ふぅー!ふぅー!」 「はぁー!…はぁー!…死ぬかと…はぁ…はぁ…思った」 「急に身体が浮上したから助かったわ…はぁ…マジで……走馬灯見えたし……げほっげほっ!」 「こ、これが安全管理ってやつか。危なくなったら自動で助けてくれるのね……でももう少し速くても良かったわ…マジ」 「まぁ…でも総合的には楽しめたかな。死ぬところだったけど。このまま本当はもう一周しようかなとか考えてたけど疲れたから今日は帰ろう」 「はぁーー!どっと疲れた。家に帰ったらお風呂入ってさっさと寝よう。んでまた明日来よう」 「楽しかったし、うんそうしよう。友達も連れて百合の底なし沼シチュとかやろうかな」 「その時はちゃんと動画とかも取ろう。そしてオカズに使って、ヤりまくろう」 「とりあえず沼から上がって簡易シャワー浴びて帰りましょうかね。続きはまた明日ってことで」

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