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 はじめまして、こんにちは、ちひろです!

 ぼくが以前からやりたかったことを、

 FANBOXの全体公開記事でやらせてもらいます!

 ということで「ちひろさんの本当にざっくりな音楽レビュー」、略して「ちひろの本音」第一回!

The Beatlesザ・ビートルズ)」から"Revolver"をざっくりレビューします!


 説明は不要だと思うけど、一応。

 The Beatles は イギリスのロックバンドで、横断歩道を渡る4人の写真はとても有名。活動時期は1960年から70年まで。ポール・マッカートニーとリンゴ・スターは現在もご存命で、ロックスター、レジェンド! レコードが主流であった当時、しかもインターネットがまだ未発達の時代に全世界で軒並みチャート1位を記録し、百数十週もその記録を維持するほど大ヒットしたから凄いんです。レコード、カセット、CD、ダウンロード、ストリーミング合わせて6億枚超を売り上げているらしい、一周回って怖い。

 ぼくがロックにハマる、というより、音楽全体で好きになるジャンルがほぼこれで決まったといっても過言ではないアルバムです。アニソンや邦楽じゃないのでとっつきづらいかもだけど、クセや自己主張(偏見)が少なくて結構フラットな楽曲構成なので、歌詞の意味はすぐ理解できなくても聴いて欲しいなって思う! よかったら寝る直前に小さめの音量で流して欲しい、明かりは常夜灯にしてね。

 ちなみに中には解説書も入っていて、随分前に和訳と各楽曲の解説文をみっちり読んだんだけど、結構内容を忘れちゃってるので思い出しながら……。

 気に入ってる楽曲をピックアックしてみますね。

 当時のイギリス経済に対する抗議や批判を込めて歌っている1曲目「TAXMAN」は、歌詞の意味を知る前からシンプルなメロディで好き。途中に間奏でギターソロがあるんだけど、あれほんと好きです(語彙力)。ちなみのこの曲は4拍子なのでぼくたち日本人にも親しみやすいかな。歌詞の内容は完全に政治的だけど。

 2曲目「Eleanor Rigby」。

 ギターやドラムではなく弦楽器が主体の曲、これも当時は雰囲気から好きになったよ。孤独で救いを求めてるような暗い歌詞は、この先かなり好んで聴くようになるから、ぼくにとっては元祖鬱曲って立ち位置だね。

 3曲目「I'm Only Sleeping」、5曲目「Here, There And Everywhere

 子守歌みたいでとても心地いい曲。正直ほんとうに寝ちゃいそう。3曲目は間奏にギターの演奏を逆再生した音が入ってるのが印象的。4曲目、改めて和訳を読んだけど、すごい直球に愛の歌です。あいだの4曲目「Love You To」も愛の歌。インドの楽器をふんだんに取り入れている変わった曲だけど、いまは結構インド楽器にも興味があるから、頻繁に聴いたりカラオケで歌ったりする!


 6曲目「Yellow Submarine」。これはすごい有名!

 黄色い潜水艦とその乗組員の歌なんだけど、なぜかぼくは夜空が見える船の上のテラスで、ワインを飲みながら歌を歌う水兵さんの姿が頭に浮かんだ。

 7曲目「She Said She Said」、カラオケでも歌う、めっちゃ好き!

 この曲は途中まで4拍子なんだけど、途中から急に3拍子に変わる、いわゆる変拍子といわれてる楽曲なんだけど、この転調がぼくはすごい好き! ジョン・レノンの性格が出ております。

 一気に飛びまして、ラスト14曲目「Tomorrow Never Knows」。

 名前自体はわりと聞くし、同じ名前の楽曲もある。かんたんに言うと、ジャングルの奥地から聴こえてくるケチャとかアフリカの民族音楽みたいな感じ。というより、かなりギラギラしたサイケデリックソング」と呼ばれる部類の楽曲。3曲目の「I'm Only Sleeping」と同様にテープの逆再生で作り出される不思議な音色で頭の中がぐるんぐるん回る回る……。

 歌詞の内容はかなり抽象的だけど、ぼくの場合は「心を無(空っぽ)にして、死生観と向き合った時、どう感じるか?」って問いかけられる感じがする。

 もう1x年以上聴いてるアルバム、全体を通して聴くと、楽曲ごとにイメージがガラッと変化します、個々の楽曲がそれぞれ別々の主張をするタイプのアルバムというのは数多いけれど、その曲が作り出した流れを次の曲でバッサリぶった切りつつも、前曲からの繋ぎを崩さずに、絶妙なバランスで成り立っているのが面白いところですね。

 好みの関係で、今はほとんど邦楽ばかり聴くけれど、時々無性に聴きたくなってしまうね。日本語ばかり聴いていると、やっぱり意味が分かって色々考えて疲れちゃって。ぼくは英語が全然だめだから、単語一つ一つは知ってるものも勿論あるけど、そんな気にならないから、ビートルズはかなりの癒し枠」として聴いてます。

 現代では当たり前の打ち込みやデジタルを多用しているけれど、彼らの時代は当然アナログが主流だし(おまけに今では手錠モノのヤバい薬をやりながら作曲してる)、このアルバム自体は『音の革命的冒険』と銘打ってるから、ここから作り出された無限のエネルギーは、今振り返ると「すごいな」と感心するばかりです。

 全ての電子音楽、EDM、シンセミュージックはRevolverに通じる、なんてね。

 必ずしもそうってわけじゃないと思うけどね。

 第二回目は、12月3日の昼12時に掲載します!

 「ちひろの本音」コーナーは、毎月第一土曜日を目途に更新していきますので、この機会に「ぼくの好き」が共有できると嬉しいです。音楽は偏食なほうなので、幅広く紹介できるかは怪しいですが、しばらくは余力をもって続けていきます!


 以上!

 「ちひろの本音」から、The Beatles の "Revolver"でした!






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