(私流) キャラクター線画の描き方+おまけ? (Pixiv Fanbox)
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今回はサクッと線画の描き方を解説していきます。
(最後のおまけコーナーで髪の描き方も少しご紹介いたします)
使用ペン
Gペン等(線の強弱を付けやすいペン)
私は「てんさいブラシ(メイン塗り)」を使っています。
CLIP STUDIO ASSETSコンテンツID:1780444
使用レイヤー
通常のレイヤー(ラスターレイヤー)
線の強弱をつける箇所
「A」は均一の太さで描いた丸です。
「B」は光源の位置を意識して明るい箇所は線を細く、暗い箇所は線を太くしています。
線にメリハリを与えることで立体感が出て線の細い箇所も柔らかなったように見えます。
線だけで遠近感を出す方法
A B
2枚の板を重ねています。
「B」は上の板の線を太くして下の板の線は細くしています。
線を太くすることで印象が強くなって存在感アップ、細くすることで印象が弱まり遠くにあるように見えます。
更に裏技?
下板のクロスしている線を少し消すことでなんと下板が本当に離れているように見えます!
これを応用して離れている箇所の線をあえて抜いてます。
バケツ塗りしたときに色が漏れることがあります。その場合は先に塗りつぶし色で線を閉じて回避🖌
皺の線入れ
輪郭の線より2ランク細いペンで皺を入れています。
皺の線は意外と目立つので完成前に消すこともあります。
狐よゐちゃん線画です。
こちらの線画をもとに顔周りの印象を更に強化していきます。
私流「上まつ毛」の入れ方
まつ毛の流れに沿って線を入れています。
不思議ですがこの工程で魂が宿った感じがするのです。
髪のメリハリ感をアップ
ピンク色は線を描き足した箇所です。
影になる側の線を太くしています。立体感と存在感が上がります。
完成した線画
まとめ
太い線を入れた箇所
・輪郭線
・近くの物体
・影になる側の線
細い線で描いた箇所
・髪の毛(輪郭と影部分は太め)
・服の皺
・巫女服の紐等
後ろ髪と尻尾の線は不透明度を落として線を細く見せています。
(上にかざした手の線をもっと太くしても良さそうです。手の線だけをコピー&ペーストすることで相対的に線を太くできます)
おまけコーナー?
髪の描き方
A.性格で描き分け編
①と②は同じ顔です。
①髪を内側に向けることで内気な見た目に(綾波さん風)
②外側に跳ねることで外交的なキャラになります。
B.髪をそれっぽく見せる方法編
塊から細い毛束を生やしています。
同じ形状の連続にならないように小さい毛束を入れます。
平行にならないように、絞りを入れています。
外側の束は細く、内側の束は太くなっています。
①~④を応用させる前の謎の巫女さん
応用後
くノ一ちゃんと狐よゐちゃんを足したような髪形になりました(;^_^A
以上、キャラクター線画&髪の描き方でした🖌🦊