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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ここにしか上げない落書き」を上げてこそだよなぁ、 みたいなことを思ったので、 iPadの練習でダバダバ描きなぐりまくった線だけの落書きを、置いておきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ブログにも書いたのですが、 iPadを買ったので、これからはそれを「液タブ代わり」にして、 絵をバンバン描きまくりたい、ようにも思います。 でも、自分の絵は「ますます」雑になる、ようにも思います。 (粗製濫造) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「液タブを手に入れたら自分は絵が上手くなるんじゃないか?」 そんな風に思っていた時期もあります。 こんな風に考えているのには一個理由があって、 自分はもともと最初「マウスで絵を描いていたアホ」なのです。 で、ある時ペンタブを買って、やっとそこで、一気に自分の絵は変わったのです。 一回。 マウス→ペンタブで、「一回進化」。 でもまだまだ、自分が「実際に紙に描いている絵」と、 ペンタブで描いている絵には、違いがあるようにも思っていました。 この部分が、更に、 ペンタブ→液タブで、「二回目の進化」、 みたいなことが起きるんじゃないか?みたいな妄想を抱いていたことがあるのです。 まぁ「願望」ですよね。 そして、半分は「言い訳」。 「今の自分の絵が下手なのは、ショボいペンタブを使っているからだ」 「液タブを手に入れれば、自分はまだ・・・」 みたいな。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー んで、今回iPadを手に入れて、 これはほぼ液タブでしょうから、もう言い訳はできません。 それで、iPadで絵を描いてみた結果ですが、 多分、自分は「液タブで進化」ということは「ない」ですね。 むしろ、「これからは絵がますます雑になるな」という予感がしました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちなみに、なぜ自分は液タブで、 「リアルで紙に描く自分の本当の絵」に近づけなかったか考えてみたんですが、 やっぱ、差は「現実の紙の引っかかり」ですね。 ペン先を紙に引っ掛けて、そっから「跳ね飛ばす」ような勢いが、 自分がリアルで絵を描くときには多く発生します。 (伊良子清白の「無明逆流れ」くらいに、自分は引っ掛け、跳ねます) 結局液タブのツルツルの画面ではまだまだこれを再現しようがない。 これが多分差なのだろうなぁ、と。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー で、一個一個の落書きについてちょっと解説していきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆リッカーとエイリアン 今、リッカーをFORGERで作っている訳ですが、 その前に初めて気づいたことがあります。 リッカーというのは、案外「エイリアンがベース」なんじゃないかと。 なぜか、こんなことを、今まで考えたことがありませんでした。 本当に不思議なもんです。 今まで自分にとってはリッカーはリッカーだったのです。 それくらい強烈な奴で、リッカーが別のなにかに似てるとかすら、微塵も考えもしなかったのですね。 でも、ある時ふと、「あれこれ結構エイリアンじゃん」って思いました。 まぁ、「口の感じ」なんだけど。 そんだけです。 そんでこの二人を並べてみました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆カマキリラフについて で、新しいデバイスを手に入れて、 「カマキリの絵」を描かなきゃ自分ではありません。 で、カマキリの3Dモデリングを済ませた後の自分は、 何か、カマキリを描くにあたって進歩はあるのか???というと、 ありません。 むしろ逆。 ますます「雑」になるばかりです。 本当に奇妙なものです。 でもなんというか、自分の絵の志向というのは結局そういうところにあるんです。 結局自分は、 「実は絵はタッチが少なければ少ないほど良い」 「絵はラフならラフな方が良い」 「実はディティールとか性格な形状とかどうでもいい」 って思ってるわけです。 例えば、「この単純な線だけのカマキリ」、 これだけじゃ色を塗るとか不可能だから、 じゃあこれを下書きにして、もうちょっとクリナップするか?として、 描きすすめてみたとします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆それが、二枚目のカマキリの絵、ですね。 でもこの時点で、もう最初の魅力はなくなっているのです。 これだったら、最初のほうが、よかったんです。 (わかりますかね?この感覚) で、もうこっから先、色をぬるとか、自分はあんま考えられません。 これで、「詰み」です。 雑さと、 勢いと、 「形の流れ」のようなモノ、 あと線の少なさ。 そういうモノを大切にしながら、いい感じにイラストに持っていければいいんですが、 それがかなり難しい。 自分が、ラフを案外塗りまで持っていけない、 実はボツがクソ多い、っていうのは、こういうところにも理由があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆レギオンレギオンについて こりゃ随分下手くそですね。 「ソルジャーレギオンと巨大レギオンの中間」について、 ブログに一枚、色まで塗った案がありますが、 これはそれではない方の案です。 ブログの奴は、ちょっとソルジャーレギオンに寄りすぎていたと思います。 これは、ちょっと巨大レギオン側にちかづけた感じです。 最終的にはこっちに色塗って、本番にしたい気がします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆「最後の」 なんじゃこりゃって感じですが。 実は自分が「一番よく描くタイプの落書き」って「こういうの」なんですよね。 (実は、人間の顔っぽいの結構描くんです) なんか、こういうのをガーって、数秒で描いて、 そんでオワリってする。 それ以上何もしない。 これ以上何の手を加えても、ダメになる気がする。 それが、自分にとっての気持ちのいい落書きなんです。 これは、ほとんど他所じゃ見せないタイプの絵ですよね。 そんな感じでした。

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