『都道府県エヴァンゲリオン』というアイディア (Pixiv Fanbox)
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馬鹿げているようにみえるかもしれないが巻いていくしかない。
で、割とそんなことよりも、自分的には「これはもう別格」というアイディアが出てしまったのです。 オリエヴァについて考えていて。
自分が今まで生きてきて、いくつかの「グッドアイディア」というのがあったかと思うけど、
正直このアイディアは相当のつもりです。相当のアイディアが降ってきたと思っているのです。
でそれはどういうアイディアかというと、
県エヴァンゲリオンです。
全国都道府県エヴァンゲリオンです。
全国の県を一個ずつ使って、エヴァの装甲とする、というのを、何故か、思いついてしまいました。
「そんなん絶対うまくいくわけ無いだろ」と思うかもしれんですが、なんかこれが割となんとかなりそうなのです。
行ける、となってしまったのです。
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とにかくこういうことを考えていました。
最初はこういう調子だった。
こーやって地図をいじりながら、延々と唸っていました。
考えるだけで時間が過ぎていく。
でも
もうちょっと考えると、だんだんまとまってきました。
頭が決まったのです。
北海道 + 青森 + 鹿児島? + できれば沖縄
これはこれで、 日本の最北らへんと最南らへんで集めたら、
エヴァの頭部となってしまうわけのです。
北海道なんてどうにもならんと思ったのですが、
このように回転させれば、 なんだか結局 2号機チックなかっこよさ、普通に狙っていけるように思ったのです。
ちなみに、反転などは普通に使っていきます。
なぜならこの場合の反転は、右から見るか左から見るかの問題でしかないからです。
逆から見たらちゃんと北海道になってるわけです。
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というわけで、ここではこの県エヴァのアイディアを練っていくための記事です。
なんか良い改善点とかあったら、参考にできます。
現状、こんなことを考えています。
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◆スネ
スネだけ「東北の集合体」みたいになっています。
ちょっと固まりすぎてるので、これを分けるかどうかが謎。
でも、この東北は良いスネの形だと思うのだよなあ。
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◆モモ
一方、 モモは長野県に丸投げしています。
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◆足
岐阜県のエヴァの足のアレ感はすごいと思います。
これはもうこれしかないんじゃ。
一方それ以外の足のパーツは割りと悩ましいです。
他にも、そもそも 形が難しくて使いづらい県というのがあります。
1番厄介なのが、 実は長崎県だと考えています。 よーわからんのです。
ですが、この長崎県を、かかとに使おうかと考えています。
長崎県+佐賀県の連結を使えます。
そして足のつま先ですが、 ここに静岡県と愛知県を使おうと考えています。
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◆肩
我ながらこれは天才的だと思っています。
中国地方のここが、肩のラックになる。 あまりにピッタリではないでしょうか。
逆にその先端の△を何県にするかが悩ましいです。
いまは、大阪あたりを考えています。
先端部分は、千葉県を使います。
千葉県は正直、エヴァの肩の先端のためにあるような県だと思っています。
東京湾が、この穴を表現します。
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◆腕
腕をどうするかもなやましいです。
だけど、案外 島根県がいい仕事をするようにも思います。
でも、まぁ冷静に考えると島根県はさっきの肩で使っているのです。
厳密に一回しか県を使えないとするなら、これはダメでしょう。
「全ての県を一回以上使う」という解釈なら、別にいいのですが。
(どのみち左右で二回は使うことになるのです)
(もっと言うなら、 肩の装甲なんて、両面あるんだから、4回は使うことになります)
とはいえ、
やはり違う場所で二回使うのはエレガントではないかも。
「腕は装甲ではなく素体である」
と考えるなら、腕には県を配置しなくてもいいかもです。
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◆三段腹
エヴァ特有の三段腹は、
和歌山県、奈良県、三重県 の連結を、 回転することでそのまま活かしています。
このような、県の接続の素材の味をそのまま活かせるような場所を発見したときの嬉しさは凄まじいのです。
絶対、このエヴァを完成させてやる、という気分になるのです。(分かるでしょうか?
また三段腹の裏側は、
栃木県
群馬県
山梨県
などの、 「なんとなく丸っこい県」を並べることでやってみようと思っています。
ですが、本当はあと一個装甲がほしいのです。 尻の所に。
これをどうしたもんか、と考えています。
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◆胴体
胸部分は割と四国に投げています。
高知県のライン、愛媛県のライン、
これがなかなか使えるかと思っています。
一方、 香川と徳島がなんとなく余っているので、
初号機のアレ的、胸の横のパーツに使うかと考えています。
滋賀県が、丁度 背中の後ろの 穴の部分に使えます。
琵琶湖はこのためにあったのですね。
兵庫県のあの感じは、まぁエヴァの背中につかえるか、という感じです。
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◆アンビリカルケーブル
アンビリカルケーブルに最もふさわしい県はどこでしょうね?
今のところは、京都を考えています。
でも福井県もまぁ良さそうです。
ですが福井県は、正直石川県との連結が美しいので、
エヴァのヒザとか ヒジとかに使おうと考えています。
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◆首
この世で、 茨城県ほど エヴァの首の装甲にふさわしい県が他にあるでしょうか?
考えれば考えるほど完璧です。
正直、 自分はこのことを考えるずーっと前から、どこか、
茨城県を見るたびにエヴァの首を連想していたかもしれません。
大体、
茨城県の 霞ヶ浦。
これもそのまま活かすことが出来ます。
これが結局、 Mark.06的な穴の表現につながるのです。
やはりどう考えても、茨城県はエヴァの首のためにあったのです。
もうどう考えてもこのエヴァは作るしかありません。
富山県は添え物です。
富山違うかも。
↑こんな風に埼玉との連結を活かしたほうがいいかもしれん。
だが埼玉を肩から取ってくるのか?
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・・・
ということです。
いくつかまだまだ課題や改善点はあるでしょうが、
一応、全ての県が 置くべき場所を見つけているのです。
つまり、行けてしまうのです。
この県エヴァをモデリングしたら、かなりの満足感だろうなぁと思ったのでした。
勿論これは 「オリジナルエヴァ」としてはどうなの? という感じでしょうし
傍から見たら「お前は何を言っているんだ?」感あるでしょうが、
自分としてはもう、 自己満足は凄まじいかと思います。
思いついてしまったのだから、仕方がない。
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この県エヴァ、 配置を考えたあと、 実際のモデリングをするに当たって、
ある程度の変形などもするかと思いますが、
その時に考えていることもあります。
「ホッカイオーの二の舞いにはしない」 ということです。
自分はホッカイオーは全然ダメだと思っているのです。
最初のアイディアと途中まで良かったけど、 結局、あのイラスト化がダメです。
県のもつ複雑性を、直線的なデザインで潰してしまったのは大失敗です。
それはなぜかというとー
・・・
・・・というディスりの話になってくるのでそっちはブログでやります。
とにかく自分は、 県や地図がもつ
「複雑さ 滑らかさ その両方の曲線の美しさ」 これを大事にする、ということです。
絶対に 地形が持つ美しさを潰しません。
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ホッカイオーは北海道だけをスタンプ状に使って表したロボですが、
自分は 「全国都道府県を全て一回ずつは使って、エヴァを表す」、
ということを考えました。
◆全ての県を、最も最適な場所に配置する。
◆各県の美しい県の形状を、もっとも活かせる場所を考えて配置する。
◆その結果最高にカッコいいエヴァを作る。
・・・
すると最終的に、「これしかなかった」というようなエヴァになってくる筈なのです。
例えばやはり 茨城県を首に配置するのは必然でしょう。
和歌山県、 奈良県、 三重県を三段腹に据えるのも、必然的発想になってくる
と思っているのです。
あれも、これも、
・・・
つまりどういうことか。
これは、 「自由に配置して良いアイディア」でありながら、
向かう美しさの先は必然的に収斂していく。
最終的な解は「この世に一つしかない」かのような感覚さえ、出てくるのです。
最終的に出来上がった形状。
それが、「発明」なのか「発見」なのか。 分からなくなる感覚。
これはちょっと、数学的、折り紙的 感覚かと思うのです。
ある種、パングラム的でもあり、タングラムでもあります。
パングラム (「いろはにほへと」のように 文字を一回ずつ使って文を作る縛りプレイ 自分も昔作ってたことがある)
タングラム (図形を組み合わせて目的の図形を作ることを目指す遊び)
やりようは「無限」のように思えても、
実は「唯一無二の御神体」を彫り出しているような感覚。
これが、この「県エヴァ」というアイディアの本当の魅力かと思うのです。
スタンプ的に好き勝手するのとは、全く違う趣なのです。
だから実はこれは正直
別の人が挑戦してくれてもいいような「遊び」でもあると思うのです。
まぁそんな感じでした。
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・・・といいつつ、もうちょっと進めています。
県のSVGデータなど持ってきて、加工してたりもしました。
これを移動させて、やはりパズル的にも考えていきたいです。
実際に動かすの大事です。
実際に配置してみることで見えてくるものもあります。
なんとかなるかと思ってたのに意外と股の下が寂しかったりします。
すると大阪なんか持ってきたくなる。
じゃあ肩の▲パカの部分はどうする? 新潟か?
やはりもうスネは、分解していくしかないか?
・・・
まぁ現状 ↑こういうところだけ見られると やはり
「なんだこれ?」と思うかもしれない。
でも自分は、これを最高の形にまとめ上げることが出来ると思っているのです。
今は配置して、平面的に回転させているだけです。
ここから、「最適の包み方」をしていきます。
ある程度簡略化したり、エッジを立てる部分もあります。
その過程でどんどんかっこよくなっていく筈なのです。
↑これがカッコいい!、ということを信じているから、大丈夫なのです。