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というわけで今月のお題はGMKゴジラです。

(今月はエヴァで色々大変なことになりそうな予感もありますが)


これは自分的にもモチベの高いゴジラかもしれません。

(今予定に入ってる中ではエメゴジがもっと高いかもだけど)


まぁとにかくこのゴジラは顔が怖いこと!ですね。


「顔が怖いゴジラ」つったら、

GMKかシン・ゴジラか、まぁ初代か、くらいの位置づけだったかと思います。


(でも、ギュラゴジが割とこのランキングに割り込んできましたかね)


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他にも色々GMKゴジラの特徴を考えていく。


実は「一番初代ゴジラに近い」のが、GMKなんじゃないかとも思います。


この感じ。

非常にどこか、近いと思っています。



そうなってくると、シン・ゴジラがどこかGMKに近いように思えるのも自然なのかもしれません。 シン・ゴジラも気持ち初代指向なので。



足なんかも似てるのですよね。

この足ですよ。


親指が下がってて、あとはツメの根本がモコッとしてる感じ。

今思うとシン・ゴジラの足はかなりこれです。


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自分的にはもともと、GMKゴジラは腹が出てるデブのイメージがありました。

横から見るとどうもそういうところがあるんです。


しかしフィギュアなんかを見てると、このラインをカッコよく見せていますね。

自分もこういう感じでやっていきたいです。




GMKゴジラは、色々特殊だと思います。


・お腹がでてるのに、

・なで肩なのに、

・胸筋が全然ないのに、

・あたまデッカチなのに、


・・・

なんか、トータルで、カッコいいのですよね。


色々といびつで、どのゴジラにも似ていない特徴を持っているわけですが、

なんかカッコいい。 そういうところがあると思っています。



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あとは、なんかしらんけど

「GMKゴジラはタルボサウルス」って印象が、自分の中にあります。


まぁこれは意味不明ですかね。 なんかしらんけどティラノではなく、タルボなのです。

これは自分が昔読んでた図鑑の影響です。


その図鑑の中ではタルボはなんかかなりデブ目に描かれていたのです。


もう一ついうなら、GMKゴジラは

戦争経験者のボケたおじいちゃんが暴れまわってるイメージです。

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・・・

まぁそんな感じでした。



とにかく割とモチベ十二分のお題ということです。

というわけでやっていきます。




あと今回のコンセプトですが、

位置の分離分解・組み立てしない感じで作ろうかと考えています。


要は、以前のスペゴジの

「こういう感じ」では無い方向性で作るということです。



Zbrush上で、ほぼフィギュアのような感じで形が完成してるような状態で作ってみようと思います。


これで一番変わるのは背びれと歯の作り方ですかね。

今までは分けてまっすぐ配置してたのですが、全部、そのまま生やしてみます。


つまりそれで、3Dプリント用のデータが多少作りやすい状態で完成させてみようかと思ったわけです。

今回はそういう方針です。



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最初はこういうところから。


これをガーッとやっていきます。

こういう作業は延々とマウスです。


これは倍速にするだけでちょっとおもしろいのではないかと思います。


(それにしても途中一瞬迷ってるんですがGMKゴジラは耳があるんだかないんだか)


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この辺の造形についても、一度語ってみたいのですよね。

「なぜマウスなのか」

「なぜ、なんとかなるのか」とか。


「技術力よりも造形力」とか。

「持っていく力」とか。


(自分はヘボいですが)「自分よりヘボい人がおろそかにしてるのはどういう点か」

みたいな話。 スカルプトヘボい人の特徴ってあるんです。アドバイス出来ると思ってる。

「理想の形を捉える前に細かい所行っちゃう」とか。



それよりか、この段階をまず延々と弄くり回すのが、重要だと思うわけです。


で、その点で

一番大事なのは「ムーブブラシ」だと思うのですよね。

そしてムーブブラシと一番相性が良いのは、結局マウスなのです。(自分はそう思います)

だから序盤の作業は、全部マウスでやるくらいで良いのではないか、

それが一番速いんじゃないか、とか思うわけです。



途中、なにこれ?って顔してるのですが、それで、うろたえないのですね。

必ずなんとかなると信じているというか。


ほんのちょっとのことで、結局到れるのですよね。 だから焦らなくていい。




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今回、ツメを出すのに自作のブラシを作ってみる、みたいなことをちょっと覚えてみました。


参考にしたのはこの辺です。


でも、別に効果的ではなかったですね。

ふつーにスネークフックでよかったと思います。


でもまぁいいのです。いつかちゃんと覚えていくべきことでした。


この辺の「自作ブラシ機能」をちゃんと活用しないといけないのは、

エメゴジの鱗をやる時だと思っています。 その時本気をだして活用してみます。


このGMKゴジラに関しては、全身ゴワゴワ系なので、まだタダのアルファのブラシや、ノイズエフェクトでなんとかなるはずです。


ツメを生やしてこう、と。


胸を凹ませたり、背中を出したり。

理想の形に近づけていってるつもりです。


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次は背びれも配置していきます。


GMKゴジラの背びれは、こんな感じかと思います。

これも特徴的で、丸くて伸びてるのですね。


なんというか、「珊瑚的」なのですね。



「利きゴジラ」ってゲームつくりましたが、

考えてみると、あれも色んなバージョン作れるよなぁと思いました。

(背びれだけでゴジラ当てるモードとか)

まぁ今はこんな感じです。



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歯を配置して、目玉も別に分けて配置、

それを見つつ歯茎や目元の位置も調整して、

大体顔はこんな調子かなぁ、と。




で、今こんな感じ。

大体基本の形です。



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ここにゴワゴワを乗せていきます。


あらためてブラシを自作しました。こんな感じ。



まぁとにかくこれでやってきます。


でまずこんな感じ。


腹部の真ん中、胸部、肩、膝のあたりはやっていません。

この部分はちと違う感じでやっていきます。


こうですね。これを描いていく。


でこうなったということですね。


もちろんまだまだです。

最後にノイズをかけることも考えていますが、それもまだです。


もうちょっと延々と手でやっていきます。


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ノイズの前に、そしてそれ以前に、ここでマスクでなんかやっておきます。

キャビティによるマスク。


この状態で、「変形→膨張」とかを使っていきます。


するとどうなるかというと、こんな感じに変わっていきます。

なんとなく、シャープがかかった感じです。



この状態から加筆をしていきます。




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最終的にこんくらいかと思います。



あと舌も作っておきます。



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エヴァのことですっかり色々抜け落ちてしまいましたが

もうそろそろリトポやってないとヤバいです。




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尻尾の背びれの部分のリトポは途中でもういいやーとなりました。

この緑の部分は使わないでコピペやミラーで構成する部分です。


UV展開と。


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ベイクです。

まぁ毎回やること自体は似通ってくるので

あまり語ることはなくなってくるのですよね。


仮のエクスポートです。



今回、他と違っている部分。


「白目ゴジラ」とも呼ばれるこのゴジラですが、

じゃあ完全に真っ白のピンポン玉を置いておけばいいかと言うとそうでもないと思うのです。


というわけで血管を血走らせておこうかということになりました。

そこを作っていきました。




こんな感じですかねぇ。




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しっぽをコピペで連結します。



ここまでの体型の変化。



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テクスチャ加工の変化




こっからリギングですね。


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自分の中で、GMKゴジラはおなかがボヨンボヨンしてるイメージがあります。

今まで無かったのですが、肉が揺れる感じのモデルを作ってみようかとおもっています。 






背びれの部分、お互い微妙に根っこを塗っておく。



頭部も結構、骨多めです。




モーフも多めかと思います。


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Comments

Anonymous

GMKゴジラ!懐かしいですねぇ! 子供心にはちょっと怖かった映画でしたが…。 GMKゴジラもそうですけど、 シリーズものの主役のデザインで、 初代を再解釈した感じのシンプルなヤツは大抵カッコいいですよね。

Anonymous

DVDのメイキング映像で、ノリノリに踊ってる場面が今も強く印象に残ってたりするw

Anonymous

白目ゴジラはFWゴジラとはまた違う圧倒的強さが最高に好きだったなあ。 何よりもあの怖さがカッコよくて好きです!

byneet

ハム太郎と同時上映というのをよく聞きますよね。 それで一緒に見た子供がトラウマになったとか。 他のゴジラならいざしらず、このゴジラとハム太郎はそりゃまるでトトロと火垂るの墓ですよねw

byneet

それは見たことないですね このゴジラが踊るとギャップがすごいですねw

byneet

めちゃ強いはずですよねこのゴジラも。 ラストの状態からでももし完全に復活できるとしたら、実は相当上位の強さのゴジラと考えてもいいように思ったりします。

Anonymous

アレを見た瞬間、腹抱えて爆笑したのが懐かしい……とうのスタッフらも、笑い声がかすかに聞こえたほど