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「ジュラシック・ワールド」を見に行って、 テキトーに書き散らかしておいた感想文があるんだけど 別にちゃんと書き直す気もないし、 ブログに置いとく気もないし、という感じで数日放置してしまってた。 どうせだからここに置いておきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これから こういうどうでも良い感想文はここに書こうかなとか思ってしまう。 ジュラシック・ワールド炎の王国を見てきました。 まぁ面白かったです。 あれ微妙な言い方? まぁこんなもんでしょう。 別に絶賛とか傑作とかそういうことにはなりません。 でも退屈することは無いし140分のボリュームですよ。 恐竜好きなら損は絶対しません。 そういう映画でした。 前半は 「恐竜パニック+災害パニック」って感じです。 恐竜で大変、噴火で大変。 ほんと目まぐるしい。えらいこっちゃって映画。 そんでもって後半でガラッと変えてくる。 「屋内での恐竜パニック」になってくる。 そんな感じの、 映画2本分、 いやまぁ1.5本分くらい詰め込んだような内容に感じました。 でもまぁそのかわり とっちらかってるような印象もしました。 個人的なテンションとして、後半ダレながら見てたところがあったかもしれない。 まぁとにかく駄作では無いです。 個人的な、ジュラシックパーク系映画の格付けとしては 一位 ジュラシックパーク (どうしようもない神作の壁) 二位 ジュラシック・ワールド 三位 ジュラシック・ワールド炎の王国 ← 今ココ 四位 ロストワールド (個人的駄作ライン) 五位 ジュラシックパーク3 というところかと思います。 ちなみに自分としてはロストワールド以上なら全部良い映画ですよ。 3はなんかつまんないなと思いながら見てました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー でまぁ思ったこと色々と。 恐竜について順番に語っていこう。 ・インドラプトル 今回のボス恐竜。 最初は、インドミナス・レックスとラプトル混ぜて、そんな新恐竜でキャラ立つかよ!と思ってましたが、 まぁかっこよかったですね。 割りと必然的なデザインなのかもしれない。 ボス格の恐竜がデカすぎると、逆にやれることが限定されてしまうのかもしれない。 デカボスが自然の中で逃げて暴れるってのは1やワールドでやったことだし、 デカボスが市街の中で逃げて暴れるってのは、ロストワールドでやってしまったことである。 今更それをやっても同じことの繰り返しで、しょうがない。 だから今回は、ちょっと小さめのインドラプトルというものを考えて、 「建物の中で活躍するボス恐竜」ということになったのかもしれない。 それに今作はブルーとの再開というのもあるし、 「ブルーとそこそこ相手になりそうな体格差」というのも必要だったのかもしれない。 そして、次回作のことも考えているのかも。 なんというか、段々とワールドは、「バイオハザード」みたいな話になってきましたね。 恐竜を、バイオの「ハンター」みたいなBOWとして売り出す世界、 戦場にそういうのを投入する世界観にしていきたいのかもしれない。 そういうところで、インドミナスみたいなデカブツがドバドバ出てくるとちょっと大げさすぎる。 やっぱ、バイオのハンターくらいのサイズの戦力がお手頃なのでしょうね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・ブルー 意外とそんなに書くことが無い。 まぁ赤ちゃんの頃のブルーはくそ可愛かったですね。 ブルーがそんなに特別な子だったとは。 それにしても「血が汚れた」って言い方はなんなの? 輸血をしたら、血って汚れるの? てか、今更「血」に便ってるの? そこに全身ある恐竜がいるのに、肉片とかでなんとでもできそうなのに、 今更ラプトルの血がどうこうにこだわっているというのがよく分からない。 てか、そんなに大切な研究対象なら、なんかバックアップで保存してるもんじゃないのかねぇ。 インドミナスの歯をわざわざ深海探査艇で回収してたりしたけど。 そんなん別個で保存してるようなもんじゃないのかよ!と思ったりする。 (まぁこういう部分に本気でつっこんでるわけじゃないです) (映画的展開として普通だということは分かってます) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・ティラノサウルス いわゆる「レクシィ」。 今回活躍控えめだったよね? 今回気になった発言としては 「とっくに死んでるよな?」とか 「クローンの恐竜が飼育下でどれくらい長生きするかなんか全く分からない」とか、その辺のことですね。 で、調べてみたら、 ティラノサウルスの寿命というのは 化石を調べて、大体「30年」くらいだったらしいです。 ジュラシックパーク1の最初のティラノがずーっと生きているわけですから、 まぁそろそろお亡くなりになってもおかしくはない。 でもまぁ生きてましたし、別に今作で死ぬということはなかったと。 実際どうなのか。 爬虫類の中には 凄い長命なヤツとかいるし、 あと、 爬虫類には「生きてる限りどんどんでかくなる」ってイメージがありますね。 まぁそれは置いといて、 今回その結末は見送りになってしまったけど、 このままワールド系の映画が続くとしたら、  いつかはこの「レクシィが死んでしまう」という展開を迎えなければならないような気はします。 そんなことが出来るんだろうか。 てか今回、それをやれば締まった気がするのに。 ブラキオサウルスかわいそう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・アロサウルス とうとうジュラシックパーク系の映画にアロサウルスが登場しました! といってもオークションのシーンで数秒だったと思いますが。 やっぱアロサウルスはほっそいですね。 すごいシュッとしたアロサウルスでした。 自分が作ったアロももっと痩せさせるべきかもしれない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・バリオニクス おもしろ黒人を攻撃してた恐竜。 最初、自分は顔だけを見て、「スピノサウルスが再登場か?」と思いました。 でも全身が出て、なんか小さいし背びれがない。 てことはこれはバリオニクスが初登場なのかな?と思いました。 自分のバリオニクスの認識ってそんなもんなんですよ。 顔がワニみたいな恐竜がいました ↓ 背びれはついていますか? YES → スピノサウルス NO → バリオニクス こんな感じ。 「背びれのないスピノサウルス」みたいな認識でしかないのですね。 こういうことをちょっと考えてしまう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「引き算でしか認識できない恐竜」っていると思う。 「引き算恐竜」 例えば、モノフォサウルスは ディロフォサウルスのとさかが半分になったヤツだとか。 ケントロサウルスはトリケラの角を2本減らしたようなヤツだとか。 プロトケラトプスは何もないヤツだとか。 サウロロフスはパラサウロロフスの角が短くなったようなヤツだとか。 ・・・ そういう風に、 「有名なアイツ」から特徴をいくつか引いたら「コイツ」っていうふうに認識されてしまう恐竜って いるよなぁ。 でも考えてみれば 「特徴の無いほう」が原型だったり祖先だったりする筈なのに、 そういう風に認識されるのってなんか可愛そうだなって思ったりする。 後から特徴が増えたほうが亜種な筈。 でも、やっぱ知名度や人気は、「色々ついてる派生版」のほうが高いのだよなぁ。 角やらとさかやらトゲやら、やっぱいっぱいついてる方が人気がでる。 スティラコサウルス好きな人はそういう人であるはず。 でも自分的に大きな「例外」があるなぁ。 別に、ケラトサウルス をアロサウルスより一本角を増やした恐竜だとは認識しないし、 逆にアロサウルスをケラトサウルスの引き算恐竜だとも認識しないなぁ。 ケラトサウルスとアロサウルスの人気のパワーバランスに関しては、 この法則を完全に無視している例だと思う。 ジュラシックパーク3に出てきたケラトぶっさいくだったなぁ。 人気ないのがひしひしと伝わってくる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・カルノタウルス これも、「とうとう出たか」って感じの恐竜でしたね。 カルノって、ブサイクな割りに人気というか露出の多い恐竜だと思う。 そのブサイクなアンバランスさが、「悪役恐竜」として使いやすいのだろうか? すでに色んな映画に出まくってる。 で、ようやくジュラシックパーク系にも出れましたねと。 まぁ出た所で、ティラノの噛ませとか、そういうことにしかならないのはわかりきっていたことです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・ディロフォサウルス 地味に出演率の高い恐竜だと思う。 でも、「ちゃんと登場しない恐竜」とも言えると思う。 ワールドでは、ディスプレーの表示上だけでしか出てこなかったし、 今回も、「模型で置いてある」というだけの形でしか出てきませんでした。 やっぱり、勝手にエリマキをくっつけるだとか、  毒吐き攻撃をするだとか、 1でデタラメな設定をつけすぎてしまったから、実際に登場させることははばかられるのだろうか? でも、だからこそ人気の恐竜になってしまい、 こうやってファンサービス的にちょくちょく出てくる恐竜なのだと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・・・ まぁだいたいこれくらいで個別の各恐竜について語るのは終了。 いや、あとはパキケファロサウルスが面白いヤツになってましたね。 と書いてから調べてわかったけど、 あれはパキケファロサウルスじゃなくてスティギモロクだったようです。 全然分かってなかった。 これもまた「例外」ですね。 スティギモロクはパキケファロサウルスに角を「足した」ような恐竜なのに知名度が無いんだから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー で、こっからちゃんとしたテーマとかについて喋ろうかと思ってたんだけど もうどうでもよくなってしまった。 本当にしゃべるのめんどくさい。書けるだろうか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・勝手に蘇らせた恐竜が絶滅に瀕しているとき、助けるべきか?自然にまかせるべきか? 自分はこれに葛藤するのがよく分からないです。 そもそも自分の中に、いわゆるよくある「神の領域」みたいな概念がないのである。 クローンを作ってはいけませんとか 人間の遺伝子をいじってはいけませんとか 「ここから先は神の領域ですからやってはいけません」みたいなヤツだ。 「神の領域」 そんなものはない、と思っている。 たとえばクローニングだけど、 人間にはジーンよりミームで受け継がれた要素の方が重要すぎると思っているので もしクローン人間を作ったって、性格はともかく、考えることとかなんて育った環境によって全く変わってくると思う。 つまり本当の意味で同じ人間を複製なんてできないワケ。 それは「記憶の転写技術」になってきて、クローンとはまた別の問題。 だからクローン自体は、 コピーされる側の人間が了承するのなら、 そして、同時に複数のクローンを作ったりとかしないのであれば、 別に一人クローンを作ったところで何の問題もないと思っているワケ。 ある意味子供を作るなんて雑にクローン作るみたいなもんじゃないかと思っている。 (そして、一卵性双生児だって普通に生まれてるわけだし) そして優生学やらデザイナーベイビーやらジーンリッチなんて言ったりするけど、 そもそもそれと似たようなことは、すでにみんなやってるじゃないかと思ったりする。 人間のやってる性淘汰なんてものは、多分相当に極端だし、 理屈で、頭で、その時の嗜好で作られた流行で性淘汰とかやってる時点で 人間の繁殖行為自体がデザイナーベイビーみたいなもんじゃないかと思ってたりする。 思い込みの流行で、遺伝子の傾向を滅茶苦茶にいじっているのに、 今更優生学はいけませんもクソも無いだろうと思っている。 ・・・ 「その程度のこと」をして、神の領域を汚したもクソも無いと思っている。 だいたい、 万が1、億が1、もし神がいたとして、そんなちょっとしたクローン技術程度のことの、 どこが神の領域なのかが分からない。  そんなところじゃなくない? ・無から宇宙を生み出すとか、 ・宇宙の定数を設定するとか、 そういう次元で、ようやく神の領域だろうに。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・・・だいたいそういう価値観があるので、 「神に委ねよう」とか 「自然にまかせよう」とか 「人間は自然に干渉すべきじゃない」とか そういう姿勢というのは自分にはわからない。 (ちょっと話かわるけど 渡り鳥が勝手に種子を他の島に運ぶのと) (人間の輸送船が外来種を持ち込んでしまうの、一体何が違うというのだろうね?) (「自然がやる外来種持ち込みはOK、人間がやる外来種持ち込みはNG」というのはなんなのだろう) (まぁ勿論、人間が気にしているのは、人間のせいで引き起こされる外来種問題の被害だけなのだからそういうことではないんだろうけど) (自分としては、「世界の撹拌のスピードアップ」をしているだけのことであって、実はそこに差はないとすら思っている) じゃあ人間は、好きなこと、技術的にやれることをやりたい放題やればいいのか?というとそういう風に思っているわけでもない。 「神」という言葉をそんなことで引き合いにするなと思うのです。 マルコム博士も、「神は関係ない」と言っていたはず。 自分たちの技術が巻き起こす影響を予測できない、対処できない、それが問題なのだとかなんだとか、 そういうことを言っていた気がする。 ・・・ でまぁいろいろあって 結局主人公は恐竜を「保護」することを決意するし、 最後、女の子は恐竜を「世界に放つ」ことを決意するわけだ。 むちゃくちゃ無責任なことをやっているようにも思うけど、 一応、「かわいらしい、自分自身がクローンであることを認識している女の子自身に、恐竜を逃させる」ということをやっているわけだ。 そうやって考えると相当手の混んだことをやっている。 それも、施設内で毒ガスが発生! 換気はぶっ壊れた! ゲートを開けるか見殺しにするかの二択しか無いぞ! という状況まで作っている。 「恐竜を逃がす」ためのお膳立てが丁寧というか、まぁご都合展開が凄いなぁ、とは思いました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー で、自分でも何の話をしたかったんだろう。 恐竜を野に放つというこの行為の是非についてとか、もはや別に自分はどうでもいいのです。 でもこの展開は、アリだと思います。 恐竜が完全に島から逃げ出して勝手に繁殖しはじめたらどうするのか? この問題は、地味に1からずーっとほったらかしていたような気がする。 1の時点で、翼竜逃げてたよね? (これ勘違い?) 結局ジュラシックパークなんて、「恐竜が逃げ出した!どうしよう!」って映画じゃないですか。 それを、ようやく世界規模に広げるということをやったのですね。 やっとタイトル回収したようなもんです。 これでこそ 「ジュラシック・ワールド」だし、 「fallen of kingdom」ですよ。 (何だよ炎の王国って) もし次回作があるなら、もし3部作なら、 今回のこの展開、これやるためだけでも、今作は存在意義があったようなものだと思う。 もう、滅茶苦茶になってしまえばいいと思うのですよ。 エイリアン1が、エイリアン2で広がったような感じね。 今度は戦争だ。 世界中に拡散した恐竜と、傭兵のような恐竜部隊が戦うとか、 もうそれくらいぶっとんでくれていいと思う。 あとは、 勝手に逃げ出したつがいの恐竜で、個体数を維持することなんて出来るのか?という疑問があるけど、 これはどうなんだろう。 1の時点で、カエルの遺伝子で補間してるから、単為生殖が出来るようになっちゃった!みたいな話なかったっけ? その設定が生きてるかどうかも知らないけど。 まぁどうにでもなるでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 恐竜のリアルさについて。 また全然方向性の違う話。 今作の中で、一番恐竜がリアルに見えたシーンは、個人的に ブルーを手術しているシーンと、 ティラノの血を取ろうとしているシーンでした。 このシーンは、めっちゃ「実在感」ありました。 なんというか、自分の場合 どこまで行っても 「結局これってCGだよな」って分かってしまうラインというのがあると思う。 恐竜が動いているシーンなんて、結局殆どがそれなのです。 凄いは凄いけど、「本物じゃない」のが、何故かわかる。 凄いは凄いけど、「CGなの」が、何故かわかる。 そんな中で、たまーに、 「あ、本当に現実に恐竜が居たらこんな風に見えるかも」って思えるような、 ラインを越えた瞬間を探しているのです。 そんなシーンが、結局その二箇所だったわけですね。 で、これらのシーンは、 多分アニマトロニクスを使っているのだと思う。  CGじゃなくて、ロボット、パペットを使っている。 結構、今でもロボット使ってるみたいですね。 ワールドでも、草食恐竜の首の先っぽだけロボットにして、途中から3Dに切り替えるとか、 やってたっぽい。 鱗一枚一枚までアップで見えるようなシーンでは結局こうするしかないのか? 結局、CGよりも実在するロボットの方がリアルに見えるのかなぁと、 何故かガッカリしてしまいます。 (ちなみに、こんなのは自分の勝手な推測なので) (全然大外れしているかもしれない) アニマトロニクスかと思っていたシーンが実は完全にCGだったり、 実物だと思っていたモノが実はCGだったり、 この恐竜は流石にCGだろうと思っていたら全部ロボットだったり、 ・・・ そういう逆転現象が、ジュラシックパーク1の時点で、すでにあったからね。 1で、「ティラノサウルスが車のタイヤを噛もうとするシーン」ありますよね。 あのシーン、 ティラノサウルスがロボット、 車の方がCGなんです。 (車は絶対に実物だろうとしか思えないのに、まさかの車の方がCG) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 自分の思う実在感とか 「リアルに見える」 「本物がいたらこうだろうなぁ」と思えるラインってのがわかりにくいかもしれない。 でもね、結局、この映画に出てきた動物の中で、一番 リアルだった動物ってなんだと思いますか? それは結局、エサとして出てきた「ヤギ」なんですよ。 あのヤギ。 本物のヤギが一瞬映る。  それだけで、 「ああ、これが本物の動物なんだ」 「ああ、結局CGは本物の実在感には勝てないな」ってわかります。 全然違う。 一瞬で本物とわかる。 一瞬でCGでとわかる。 本物の身じろぎ、本物のブレ、本物の粗さ・・・ なんなのだろう。 どんなに頑張って作った恐竜も、一発で「ああこれは作り物だな」って感じてしまう。 本物のヤギは、ただそこにいるだけで「本当に生きている動物がここに居ますよ」感が凄まじい。 なんなのだろうこのオーラは。 あのヤギをCGで作れるのだろうか? そんなの、「哺乳類と爬虫類の差じゃん」 「ゴツゴツしてる爬虫類はどうしても作り物っぽく見えるだけじゃん」って思うかもしれない。 いやでもやっぱり、現実のワニの映像とかトカゲの映像とか見るにせよ、 結局爬虫類だろうが哺乳類だろうが、「本物のリアルさってどうしようもなく違うな」と思ってしまうんです。 「ここに本当に生きている、デカイトカゲがいる!」という感じ、 その現実を切り取ってきたような感じというのは、一体いつになったら映画で得られるんだろうか? ヤギと恐竜のリアル感が全然違う、 そのことで、ずーっとこういうことを考えているのです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あと思ったことはいくつか。 「このおばあちゃんは絶対に恐竜に食い殺されないな」って確信してしまうあの感じ、 そしてその予想が絶対に当たる感じというのはなんなのだろう、みたいなことも考えました。 でももういいや。 だいたいこんな感じの感想です。 多分今年はこれ以上映画見に行かない気がする。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あと、この映画の影響を受けて自分がやることがあるとしたら、 インドミナス・レックスを改造して、 「インドラプトル」の3Dモデルを作るかどうか、ですね。 なんでラプトルの改造じゃなくてインドミナスかというと、 インドラプトルもまた、インドミナスと同様に、 「歯ぐきじゃないところ、顎から直接ギザ歯が生えている恐竜」だったからです。 だから、インドミナスのテクスチャの方が、適していると思ったわけ。 まぁ結局自分も改造モデルでなんか作るのかよ、ということではあるけど。 恐竜はいけそうな気がするんだよなぁ。

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