ラフ絵とメイキング (Pixiv Fanbox)

こんにちは。今回は以前よりたびたびリクエストをいただいていた、イラストのメイキングについて軽くお話しできたらなと思います。

①テーマ決め

今年の干支が兎、兎といったら繁殖期、ということでアリスモチーフの燕太くんを描いてみたいと思います。健全です。たぶん。

②ラフ絵

ラフ絵はいつもA5サイズのコピー用紙に描いています。何となくシルエットがこんな感じかな～とアタリを描いていきます。

あまりこういうのを人前に出したことがないので恥ずかしいですね…。

公式設定資料やアニメ本編のスクショとにらめっこしながら表情などを描き込んでいきます。公式設定資料、紙が擦り切れるぐらいお世話になってます。

↑みんなも買おう

アリスの白うさぎ燕太くん、公式版権イラストが正面向きのものしか存在しないので、背中側がどうなっているのかわからないということにここで気づきました。

元ネタになった原作のアリスで画像検索したり、アリスのコスプレ衣装の通販サイトを探しに行ったりして、背中側のデザインを確認してます。

こういう絵のクオリティと関係ないところで時間取られることって地味に多いですよね…。

ちなみに裏から見るとこんな感じです。こうして裏から見ないと絵の狂いに気づけないので、トレス台様様です。

パソコンで着彩するときの参考に、赤と青の色鉛筆でハイライトと影を塗ります。

こういうラフ絵も初めからデジタルで描けるようになったら早くて楽なんでしょうけどね…。何度かチャレンジしてみましたが私には無理でした…。

③線画スキャンと着彩

ラフ絵をスキャナーでスキャンしてA4サイズに拡大プリントし、トレス台を使って線画を清書します。

アニメーターさんが鉛筆で描いた線がこの世で最もエロい線だと思っているので、自分もずっと鉛筆で線画を描いています。エロい線が描けるようになりたいです…。

清書した線画をスキャンしてPhotoshopで色を塗って完成です。レイヤーの数はいつも５～６枚くらいです。

私がTwitterというかネットに絵を載せるようになって、今日でちょうど10年になります。10年前と全く同じ描き方とツールでやってますが、よく持ってる方だなと自分でも思います。今後どうなるかはわかりませんが、今よりエロい絵が描けるようにがんばっていきたいですね。🖐