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電車でパンチラしていることに気づいてない早苗さん。

ズームしてじっくり鑑賞していきましょう!!!


1.大ラフ

この段階では深い事を考えないで脳内イメージを出力します。

とにかくぱんつ! 尻とぱんつを描きたい!!


そう強く思って描いていたら髪飾りが左右逆だったことに気づかず慌ててキャンバスを反転。

背景の「どあ」の「ど」の文字がきっちり反転した痕跡を物語ってます。




2.ラフ

考えながら線画を引くのが苦手なので

ほとんどなぞるだけでも大丈夫なくらいに形を整えてしまいます。


そしてこの段階で一旦色もおいてみます。

線の状態では気づかないミスがほぼ毎回起こるのでこれ大事!




3.線画

ほぼ形は出来ているので簡単。

…と思いきや、ラフで形を整えすぎる弊害がここに!

ラフの線が綺麗だと、そのまま歪みなくなぞりたくなります。

すると線の勢いが消えるんですよ!!!


絵を拡大しないでペン入れすれば大分勢い不足や線の強弱等も解消されるんですが、

ついつい拡大したくなってしまう…


この絵ももう少し強弱出したかったところだったんですが、

塗ればなんとかなる精神でこのままGO!




4.着色

そして無心で塗り続け完成!!

やはり線画は塗ればなんとかなった!!!(と思いたい)


今回はどの程度キャンバスに対して人物を入れるか最後まで決めかねていたため、

キャンバス外もそこそこ描いてから最後にトリミングしました。



着色時間は大体線画が完成してから7時間くらい。

キャンバスに対してキャラが大きめに入る場合、大体これくらいの時間はかけないと思う表現が出来ないのと、

逆にこれ以上時間をかけてしまうと絵を見らった時の反応が悪いことが多かったりして

これくらいが丁度よいのかなと思ってます。


おそらくこれ以上時間をかけてしまうのは、塗り込みすぎによる絵の中全ての要素がアピールしだして、

絵がうるさい、重たすぎ、全てが丁寧すぎて見どころが無い。等が発生しているんじゃないかなーと考えてます。

(ちなみにらくがき絵が評判良いことが多いのは、逆に見どころポイント以外は良い意味で手ぬけてるからじゃないかなぁ…)



またそれでも時間がかかってしまった絵って、修正に時間がかかってしまったパターンがほとんどです。

修正が後々必要になったということは最初から根本的に失敗しているパターンなことが多く、

そういった絵は残念ながら根本からいじらないと何時間かけて修正しても良い絵にはなりにくい悲しみが……

(よくある例:ちょっと目が大きかったとか離れすぎてた!→

目を調整したら今度は顔が横に広く見えてきた→

顔の輪郭や髪の毛もあわせて縮めてみる→

頭は整ったはずなんだけど、これだと肩幅広すぎ→

そして時間はかかるけど一向に良くならない地獄ルートへ…



それを未然に防ぐために、やっぱカラーラフが大事ね! あとラフかいたら寝る! 他人に聞いてみる!!



それでは難しめに言いたいこと語ってしまったけど今回はこのへんで!!



※PCの壁紙等、個人の範囲内でお楽しみ頂くのは一向に問題ありませんが、

グッズ化、販売等はご遠慮ください。

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Comments

Anonymous

手すりになりたい。破壊力やばい、めっちゃ可愛い。