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皆様お疲れ様です!しゅる版です。

今回の書かせてもらう記事は、久しぶりに技術系の記事を書いてみます!

ただこの技術はクオリティが上がるようなテクニックではなく、あくまでこだわりみたいな感じです。

↓そしてこちらはセイアちゃんのノントリミングverになります。こちら結構気に入っているのでファンボに是非とも載せておきます^^



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イラストをよりリッチに魅せる上で、ぼかしや色収差、ノイズを入れる技術があります。これは僕もとても好きでよく使う技術なのですが、最近はあまり見なくなった?気もします。


この効果を入れるとイラストがまるで写真やカメラで撮ったようなリアリティが出て良いですよね!個人的に好きすぎる加工です。

自分はフリーで映像関係の仕事をしているのですが、その時にこの3つの現象がどうゆう意図で出ているかを初めて知りました。

今回はその中でもノイズに焦点を充てて自分のこだわりを説明してみたいと思います。(もうご存じの方はすみません!)

映像、例えば映画を撮影した場合、配信までにこういった工程を踏みます。

①カメラで撮影する。

②カメラで撮った映像をPCやテレビで見れるようにデータ化する。

③配信するために、編集、加工、データの軽量化をする。


そしてこの3つの工程を踏まえる毎に、映像にノイズが発生します。

①光量が足りない時にカメラが補完する時に発生するノイズ

②データ化圧縮する時に発生するノイズ

③加工、軽量化した時に出るノイズ

自分は映像が好きな事もあって、たまにこの工程を再現したノイズをイラストに加えています。ちなみにこのノイズをイラスト技術に置き換えるとこんな工程を踏みます。

①光量が足りない時にカメラが補完する時に発生するノイズ

→光の量が足りない暗部にマスクを作成し、ノイズを足す

②データ化圧縮する時に発生するノイズ

→全体に細かくノイズを足す

③加工、軽量化した時に出るノイズ

→(※重要)軽量化した際に出る汚いノイズを作り足す


ただこの3つのノイズ全てをイラストに応用するとなると結構大変なので、

自分がよく再現するのは③のノイズです。


このノイズの効果はモニターで見てもわかりやすいし、イラストにリアリティが出ます。

そして何よりもなんだかエッチになるりますw

では肯定を説明します。

①まず50パーセントグレーでキャンバスを塗りつぶし、フラクタルノイズ等でノイズを載せます。

②※TIPS※このノイズデータを20パーセントほど拡大し、jpegで低画質保存をします。

理由:映像は基本データは実は低解像度を拡大して配信されています。例えば映画はHDや4Kですが、元のデータは実はもっと小さかったりします。なのでノイズも20パー拡大させます。

さらに、データ化による圧縮を再現するために、実際にノイズも圧縮させる意味で、低画質保存の工程を踏んでいます。

③お尻イラストを用意します。

④色域指定を利用して暗部のマスクを作ります。(これはやらない事も多いですがやるとリアリティが増す気がします。)

⑤先ほど保存した圧縮されたノイズ画像に④で作ったマスクを適用させて

モードをオーバーレイでのせたら完成です!


恐らく誰も気にしていないような事かもしれませんが、実は自分にとっては大事な加工だったりしますw

こういった謎のこだわりが実は重要なんじゃないかな?、悪あがきしておりますw

(皆の絵を見る時もこうゆうこだわりが好きになる事が多いです。。。)


長くなりましたがこちらが自分が良くやっているノイズ工程でございます!

今回触れなかった、色収差やボケなどについても記事作れれば良いなぁと思います。需要はなさそうですがwたまには良いですよね。

ではお付き合いいただきありがとうございました!

ではではノシ




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