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最近ニーモシネに描いたアナログイラストのまとめです


【イラスト】最近のアナログイラストまとめ

最近ニーモシネに描いたアナログイラストのまとめです (画材はゲルインキボールペンにアルコールマーカーでやっております) 写真とかポーズ集とかを見ながら体の練習をしたりしております。 あとはめっちゃ大変だけど、模写を挟むといい練習になる気がしますね。 本当はこういう模写にじっくり取り組む必要があるんだよ...

(前回のやつはこちら)


ところで、今回は8枚描いたのですが…


(↑こちらは模写です)







これらをグリザイユ塗りしてみたところ

いろいろ問題があることに気づきました。


濃淡をつけたアナログイラストってグリザイユ塗りの下塗り状態に結構近くて、そのまま上から乗算+ハードライトで意外にそれっぽい色が乗るのですが

あくまでそれっぽい色が付くというだけで、これに本格的な色をつけようとすると行き詰まってしまうようです。


※参考までにグリザイユ画法による描き方のフローと今やってるフローを書き出してみます。

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グリザイユ画法によるイラストの作成手順(いままでのやりかた)

ラフ→下書き→ペン(線画完成)→レイヤー分け→レイヤー部分を統合したものを別に用意して、それを下塗りとしてグレーの濃淡をつける→分割したレイヤーにそれぞれ固有色をつけてオーバーレイなりで調整する→最終的に一番上に乗算した線画をのせて、線画に彩色→完成


アナログイラスト+グリザイユ画法で塗りをつける場合(いまやってること)

アナログでイラストを描く(コピックなどで濃淡をつける)→下絵をスキャンなり写真などでデータとして取り込む→ゴミなど取り除く(ついでに不足している濃淡もつける)→アナログ画像の上から肌なり髪パーツごとにレイヤー分けして、乗算+オーバーレイで彩色する→???

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アナログ+グリザイユ画法、ここまではいいのですが、ここからイマイチぴりっとしないんですよね。


問題点

1.色分け数が多い箇所は描くより大変

(これ、お顔部分をわざわざ塗り分けるの面倒すぎる)


ざっくり塗る分にはいいのですか、たとえば瞳など小さくかつ塗り分けが多い箇所をグリザイユ画法でやろうとするとうまくいかない印象です。(瞳は白目、黒目、眉等小さい場所に塗り分けるパーツが多いため、まとめて上から描いてしまったほうが良くなる)

(普通に描き直しました)


お顔は重要パーツなので結局描き直すのが固いのですが、

ちょっと簡単仕上げという感じにはならないですね。


2.色が単調になってしまう

(うーんこの…)


線画を描いていないので、パーツごとに手で塗り分けているのですが

例えば肌や髪など大雑把に分けられるところはまとめて分けてしまうので

その大きなパーツ内で色が単調になってしまう印象があります。

だったらレイヤーをクリッピングして上からぬればええやん?と思うのですが

ここでグリザイユ画法ならではの問題が発生しまして…


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レイヤー分けしたパーツ(ハードライト)

レイヤー分けしたパーツ(乗算)

下絵

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↑今色が載っているところはこのようなレイヤー構造になっているのですが、クリッピングして一枚上にパーツを載せようとすると、乗算とハードライトの影響をうけて、狙った色をそのまま載せられないんですよね。

これ結構大きい問題です


だったらクリッピングしなけりゃええやん?かと思うんですが、レイヤーが分かれてない状態で上に塗りをつけるの、例えば髪なんかだとめちゃめんどいわけです。

せっかくレイヤー分けしているのに…。


多分ある程度色をつけたところで絵を合成して、んでそこに個別に調子をつけていくのが最適解になると思うんだけど、合成した時点でそれ以前の状態へと手戻りできないのが痛いです。

どうしたものか…。

グリザイユ塗りで塗りをつけた例(上から)




このあたりから目を直接描きなおしたりしております。

塗ったレイヤーを複製してまとめて、一番上のレイヤーに乗算でくっつけた例(いつもの)

おわりです。


うーむいまいちピリっとしませんでしたな。

また画像まとまったらFANBOXに投げます。

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