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備忘録です

美少女イラストの塗りについて、「体部分をディティール多めの厚塗りにして、顔は従来型のシンプルなアニメ塗りにすると、顔にお面が張り付いているように見えて浮いてしまう」という話を見ました。

これ、まさに今の自分が直面している課題なのでアーになってしまいました。





(これは顔がお面化してしまう例です)

こマ?お顔の情報量に比べてボディがこってりしすぎやろ!

なんでこんなことになってしまうのか。

極論、今のトレンドが厚塗り(ソシャゲ)orシンプル(アニメ)に二極化しているせいかと思うのですが、省略表現の最たるものである美少女イラストのお顔はアニメ塗りこそが映える形なので、そこにディティールを載せづらいんですよね。(具体例は鼻のディティール)

この違和感を消すにはどうすればいいのか。

自分の予想では2ルートあると思っていて

1.普通に顔部分のディティールをアップする

具体的にはお顔の凹凸なりのディティールをもっと拾うようにする

もしくは情報量が肌や髪の密度に負けないようにすればいいので、瞳や、顔に落ちる前髪の影、さらに顔への光の投射で情報量を上げるようにする

2.現在厚塗りにしている肌や髪のディティールの急所をつかんで、お顔同様に省略描画する

です。

自分は二次創作が主戦場なので、2のオリジナルに近いスタイルを踏襲するのが固いと思っているのですが、感覚として厚塗り方面のスキルは伸ばしたほうがいい気がするんですよね。

理由は

1.ディティールを増やすことで絵の密度を上げてリッチにできる

2.省略表現はそもそも厚塗り表現のスキルが上がらないと"決まらない"

絵の情報量を間引けば間引くほど、プロポーションなどよりコアな技術でみせる必要が生まれ難易度が上がるのはデザインなんかでも同じですよね。(シンプルなデザインほど難しくなる)厚塗りが簡単とは言わないのだけど、省略表現はそもそもきちんと説得力のある塗りをつけることができるようになってからやったほうがいい気がします。

アニメ絵の模写で、元絵のまんま記号的に影をつけると、その場は良くてもそこから別の絵を描こうとすると破綻してしまうに似る気がします。(どうしてその影が落ちているのか?が理解できていないと応用が効かない)

難しいですわね。

おわりです。

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