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折本を、描く!


手持ちのskeb作業が一通り終わったので、とりあえず次のイベントのために少しづつ同人誌の原稿を書き溜めていくことにしましたよ。

今回は成人池袋晶葉と温泉旅行というテーマで、簡単に数ページの折本を作ってみようと思います。

まずはsaiでテンプレート(6ページ)を用意して、枠線の周辺に描きたいシチュエーションの絵をどんどん描いていきます。


自分はプロットを書かないので、そもそもどんな話になるのか、導入もオチも決めずに描いていくのだけど、テーマを決めたら描きたいシーンというのはいくつか出てくるので、あとはそれをできるだけ自然につないで最終的に一つのお話にする!みたいな感じでやっております。

※多分慣れたらプロットからやるのがいいと思うんだけど、自分は漫画の型というものをあまり知らないので、あくまでイラストの拡張って感じですね。


とりあえず描いてみることで描くキャラクターの理解度というか解像度をを上げていきます。描いてみないことにはその最初のとっかかりすら得られないので。


(描きたいシチュエーション、こういうやつです)

あとは今回は温泉旅行ということで温泉、浴衣、あとそれを脱ぐ所作なんかを入れ込むために資料もいろいろ集めたり(ロケハン)しました。

それを使っていい感じになるようやっていきます。


ある程度描きたいシチュエーションが描けたと思ったら、次にそれを中央のテンプレートに当て込んでいきます。

だいたい1ページに4レイアウトくらい入れると漫画っぽくなるイメージですかね。


画像の当て込みついでにセリフや効果音なんかも書き込んでいきます。

セリフや擬音、ペン入れ後でもいいでしょなんて思って後回しにすると全然決まらないんですよね…。なので下書き段階で推敲して、ほぼ確定のものを埋めるようにしています。吹き出しの大きさとかもざっくり決めとくとその下の絵は描かずに済むので時短になります。


序盤の温泉部分、だんだん埋まってきました。

描き貯めた画像だけでは当然描写が足らなくなるので、この隙間を埋めていきます。こうなってくると最初のぼんやりした感じから必要なシチュエーションが絞れてくるので資料にあたったり、スケッチしたり、他の漫画を見たりいろいろ試行錯誤できるわけです。

なんやかんやあって、ネーム兼下書きの完成!(左の絵は使わなかったやつ)

本当は体を洗ったり、あと胸を後ろから鷲掴みみたいなのも入れたかった…。


なんやかんやで6ページくらいの本にするつもりが10ページになったりしてね…。

でもとりあえず描きたかったものは収まったかな?という感じです。


次回はこれを本番原稿に転写して、吹き出しと効果つけ、そしてペン入れをやっていきますよ。


つづきます


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