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最近sudo haikuあたりに投稿したイラストのまとめです。

sudo haikuには適切な画像ビューワがないのでここにアップしておきます。

※作業工程については下にあります↓









おわりです(8/8)

ところで最近の傾向なのですが、お絵かきの際下書きやペン入れをする前にまず彩色(色ラフ)から入るようにしています。下はR.サカモトさんの誕生日に描いた成人既婚池袋晶葉絵なのですが…


下書きを描かずいきなり塗ってるんですよね(左)

これで行ける感じがあったので、色ラフを下書きにしてそのままペン入れをしています(右)


ペン入れしたあといつものようにレイヤー分けをしてざっくり彩色。

でここで背景以外は合成しています。その上で目や細部を調整しています(左)

※作業途中のレイヤーの統合のメリットについてはいずれ理由を書きます。

あとはいつものカラー調整(陰影)(右)


上だと日の丸構図で寂しかったので左下にオブジェクトを追加(左) 主従関係とします(主が人物、従にオブジェクト)あとは色味も調整しました。

そしてブルーの影を人物に入れて全体的なバランスをとって完成です(右)

並べてみると右より左のほうが血色も良くいい感じに見えるのですが、赤系統のみの同系色でまとめると絵が単調になりがちなので、青を入れて全体的にまんべんなくカラーが配置されるようにしました。この方が最終的に自然な感じになる気がします。(また基本的に自然光は黄色、そこに落ちる影は寒色になるはずなので)

色ラフを先行させる理由

例えば上手い人の作例動画で下書きから彩色まで全部やって、その上でその絵を下書きにペン入れをするものがあってこんな丁寧にやるのかとびっくりするわけですが、この意味が自分でもだんだん分かってきて、色を含めた最終的な着地点がまず頭にないと作業の後半になって試行錯誤になってしまうからで、要は色ラフを作ったほうがトータルの完成が早いからですよね。

下書きにラフがあるように、色にもラフが必要ということです。

あとそれとは別の問題があって…

絵(カラー)を描く際のフローとして

ラフ→下書き→ペン入れ→レイヤー分け→彩色→仕上げ→完成

という工程でやると、彩色あたりで飽きてしまう問題があります。

絵のルックが決まる重要な工程の箇所で気力が持たないので、そこを手癖の簡単仕上げでやってしまい、結果微妙絵の量産になってしまうというやつです。

なので、下書きとペン入れをオミットして、いきなり彩色(色ラフ)からやるのが実は一番いいのではないか???と思っております。

ざっくりした完成形が最初に見えると、あとは細部の調整なり作り込みなので取り組みやすいというのがあります。

あとはイラストを描くモチベーションが高い最初の状態で、できるだけ挑戦というか汗をかくことをやっておきたい欲もあります。


先程の水着のミク絵、まずいきなり落書きを描いて、その上でポージングを切り貼りしていじります。


色含め全体的なバランスが決まったところで(左)そこから改めて右のペン入れをやっていきます。


色を調整して最終的にこう

色ラフの時点である程度のイメージができていたのであまり迷わず着地できました。

そんな感じです。

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このFANBOXは、読んでくれる皆さんと一緒に上江市(宮崎県)を目指しましょうという側面もあるので、できるだけ作業工程で何を考えているのかを書くようにしていきたいですね。皆さんもいい感じの作例なり教本があったら教えて下さい。



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おわりです

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