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※6/26 イラスト追加しました。

タグ「旦那様と」で、前回お風呂7↓の続きです。

https://ohma.fanbox.cc/posts/1819302



石油王のアブラハム氏と、召使のアマル君。


前回は風呂好きな旦那様が入るお風呂の準備の仕事を覚えて、背中を流したり、身体を洗ったり、洗ってもらったり、洗い方を教えてもらったり…


上手くできて旦那様にも褒めてもらえたのですが、お風呂の準備の他にも覚える仕事はまだあるのでした。




「最後にお茶を注いで…どうでしょうか?ナフラさん」

「うん、良い感じにできたんじゃない?アマル君覚えが速いね~」

今日はお屋敷の台所で、先輩のナフラさんからデザートの作り方を教わった。


このデザートはお茶を入れる以外に火を使ったりもしないけれど、旦那様の口に入るものなので綺麗さと美味しさと安全さと…やってみると気を付けることが沢山あった。

教えてもらった通りに作ったのだけれど、紅茶をかけると甘い香りが漂って、果物と氷菓子がキラキラと光って、われながら良くできたような…!

「これなら旦那様にお出ししても大丈夫なんじゃない?今度のおやつの時間にお願いしちゃおっかな」

「はい!ぜひやらせて下さい」

「何を出しても大丈夫なのかな?…おっ…これは…」


気が付くと旦那様がすぐそばに立っていて驚いた。

大きな身体をかがめて僕の作ったデザートを見ていて…緊張する。

「あら旦那様、見て下さいよー。アマル君にデザートの準備を教えてたんですけど、良くできてると思いません?」

ナフラさんが旦那様に説明をしてくれると、旦那様がふむふむとデザートをよりじっくり眺める…おかしなところがないといいけれど…

「ふむ…すごく美味しそうだね~、さすがアマルだ。良い子良い子!」

デザートを眺めていた旦那様が、そう言って僕の頭を撫ながら褒めてくれた。

「あっ…ありがとうございます!」

「やったねー」

隣で見ていたナフラさんがそう言ってウインクをしてくれた。旦那様に褒めてもらったことも嬉しいけれど、ナフラさんから教えてもらったことを無駄にしないで済んだのも嬉しい。

「上手にできたアマル君にはご褒美をやらねばならんね…ふふ…何が良いかなー」

「旦那様…」

ふとナフラさんが旦那様に声をかけて、そのままじっと旦那様の顔を見る。

「ん?…おお…もちろん、アマル君に上手に教えてくれたナフラも偉い!同じくご褒美が必要だな!はっはっは」

「ふふふ、ありがとうございます。」

僕よりずっと先輩のナフラさんは、旦那様と話すのも凄く自然な感じだった。


「ところで…早速食べても良いのかな?」

旦那様が目の前のデザートを見てそう言う…

「お言葉ですが旦那様、今日のお昼のデザートはもう召し上がりになりましたよね…甘いものを一度に沢山食べるのはお控えくださいと前から…あっ、それで台所にいらっしゃったのですね…今なら台所に誰もいないと思って…」

ナフラさんがデザートに手を伸ばそうとしている旦那様を厳しく止める。

いくら旦那様が優しいといっても、逆らうなんて僕には考えられなくてヒヤヒヤしてしまう。

「しっ、しかし…せっかく作られたこのデザート…溶けてしまうのでは…」

「お気遣いありがとうございます…でもこれは良くできて見えても試作品ですので、旦那様のお口に入れるわけには…なので私とアマル君で美味しく頂きますね」

「うっ…見せるだけ見せてお預けとは…!」

「ふふふ、つまみ食いにお忍びになって災難でしたね」

ナフラさんはそう言って旦那様を追い返してしまった。

その後ナフラさんは僕にご褒美としてデザートを一人で食べていいと言ってくれたのだけど、僕はヒヤヒヤしていてちゃんと味わう余裕がなかった。




その夜

僕はまた作ったデザートを持って旦那様のお部屋に向かっていた。

台所から追い出されたに遭った旦那様から「今度こっそりデザートを作って持ってきてくれ」と言われていたのだった。

今度がいつとは言われていなかったけれど、昼間覚えていたものを忘れないうちにもう一度作りたかったのと、早く旦那様に召し上がってもらいたかった。

「失礼します…」

旦那様の部屋の扉をノックしようとする…が返事がない。

お休みになられているのかと思ったけれど、中から何かきしむような音がする。

ご病気にでもなられたのではと、恐る恐るドアを開けると…



「あっ…旦那さまっ…あっ……!」

「ふっふっ…どうかねこのご褒美は?ナフラのここに入れるのは久しぶりだから、きついかな?それとも…待ちかねていたかな?…ん?どうかな~?」

「ど…どうだなんて…恥ずかしいこと…言えませ…んっ…」

「おや…ナフラはこのご褒美は気に入ってくれなかったか…しかたない…これはやめて他のご褒美を考えるか…んー1油田か?」

「んっ…やめるなんてそんな…意地悪おっしゃらないで下さ…いっ…」

「ん~、それではちゃんと答えるのだ…どうだナフラ…ひさびさの私のチンポは…」

ベッドので旦那様とナフラさんが裸になっていて、ナフラさんが旦那様の上に乗っている。

でも上に乗っているナフラさんの方がなんだか苦しそうにしていると思ったら、お風呂で観た旦那様の大きなおちんちんがナフラさんを下から突いて、それに合わせてナフラさんが辛そうに身体を上下に弾ませていた。


ナフラさんはその度に悲鳴を上げているけれど、旦那様はそれをみて凄く楽しそうだ。

やっぱり昼間の台所のことを旦那様は怒っていて、ナフラさんはその罰でいじめられているんだろうか…でも…


「あの…旦那様…」

旦那様の邪魔をするのは恐れ多かったけれど、ナフラさんがあまりにもくるしそうだったので声をかけてしまった。

「えっ?」

「えっ?」

二人が声をかけた僕を見て一瞬固まる。

「あ…あの…ナフラさん苦しそうなので…そんなにひどいことは…」

「だ…旦那様っ…!どういうことですかっ…私を寝屋に誘って頂いたと思ったら…アマル君に…見せようと企んで…?」

「なっ…私はそんなことは企んでおらんぞ?…あっ…アマル君、デザートを持ってきてくれたのか…おおっ…あー…それで…」

「デザート?…昼間ダメだと言ったのに…隠れてアマル君に命じて…今…?」

「誤解だっ…あー、デザートを頼んだのは事実だが…特にこのタイミングを指定したわけでは…」


さっきまで旦那様の上で苦しそうにしていたナフラさんが、昼間の台所でのように旦那様を問い詰める。

旦那様に罰を受けていたと思ったのだけれど…


「あ…あのう…」

「あっ…アマル君…っ…ダメよ…こんなところ見ちゃ…」

ナフラさんが声をかけた僕を見て、ハッとした顔でそう言った。

「はっはっはっ、別に構わんだろう…アマル君はナフラが思っているよりずっと大人なのだぞ?…いい機会だ、アマル君の勉強がてらにじっくり見てもらうのは…」

「み…見せるだなんてそんな…っ…あっ…アマル君…見ないで…」

「ほほーっ、そうは言っても…ナフラの中はさっきよりも一層強く私のチンポを喰い占めてきているぞ…見られて興奮しているのではないか…?アマル君、ナフラも喜んでいるからそこで見ていきなさい…これも勉強だ」

「そんな…っ…」

旦那様が腰の動きを再開すると、またナフラさんが辛そうにしている。

「だ…旦那様…ナフラさんは苦しいのでは…」

「ふむ…そう見えていたか…どうだねナフラ、アマル君が心配しているぞ…つらいならやめてしまおうか…」

「あっ…あぁ…アマル君…私は、いじめられているわけではなくて…んっ…ある意味いじめられているような…でっ…でも痛いことをされているわけじゃないから…あっ…安心して観て…あっ…だめっ…観ない…でっ」

「えっ…」

「こらこら…アマル君が困っているだろう…全く仕方のない子だなあ…ふふふ…それじゃあデザートはそこに置いて…今日はアマル君は寝ちゃいなさい…私はもう少しナフラを可愛がってやるのでな」


旦那様にそう言われて部屋を後にした。

ナフラさんは初めに心配したような酷いことをされているわけではなかったみたいだけれど、結局どういうことだったのか良くわからなかった。

でもナフラさんが旦那様の大きくなったおちんちんで突き上げられていたのを思い出すと、お風呂で旦那様と洗いっこをしたときのように、僕のおちんちんも硬くなってしまって、その夜はなかなか眠れなかった。



翌日

「あーっ、美味しそうなの作ってるねえ…」

「ダメです」

昨日と同じように台所でナフラさんとデザートを作る練習をしていると、また旦那様がやってきてデザートを眺めているのを、ナフラさんがぴしゃりと叱った。

「ま…まだ美味しそうとしか言っていないのだが…」

「あら、そうでしたね…では、召し上がられたいということであれば…ダメです」

「きょ…今日はまだお昼のデザートは食べていないのだが…」

「当分おやつ抜きです、理由は…わかりますよね?」

「う…うむ…しかし昨日の夜のもナフラが食べたし…それも溶けちゃうし…」

「ダメです!…これは昨日困らせちゃったアマル君に食べてもらいます…」

「そう言わずに機嫌を直せ…そうだ…1油田で…」

「……」

昨日の夜とは正反対に旦那様は怒ったナフラさんに頭が上がらないようで、食べられないデザートを名残惜しそうに台所から追い出されていく。

「ううう…アマル君…ナフラを怒らせてはいかんぞ…これも勉強だ」

旦那様が去り際にそう僕に耳打ちをしていった。



「ふふ…はい、旦那様が戻ってこないうちに、デザート食べちゃって良いよ」

その後はナフラさんが言ってくれた通り、作ったデザートを頂くことにしたのだけれど、もともと旦那様用に作ったデザートは量が多いのでナフラさんと一緒に食べた。

ナフラさんは「昨日はごめんねえ」と、少しバツが悪そうに笑っている。

僕はやっぱり昨日二人が何をしてたのかはよくわからなかったのだけれど、ナフラさんと旦那様のやり取りは僕がヒヤヒヤするようなものじゃなさそうだなと思って、ホッとした。


その日食べたデザートは、昨日と同じ材料で作ったとは思えないくらい美味しかった。

僕は旦那様にも早く食べてもらいたい!

ただそれは、ナフラさんが旦那様と仲直りしてから、になりそうだけど…


おしまい


●雑記

イラスト追加しました。遅れてすいません😅


今回はSS(ショートストーリー)ではなく動く絵を作ろうと進めていたのですが、シチュエーションを書きたくなると、どうしてもテキストや他のカットも欲しくて色々作ると…時間がかかっちゃいますね💦

結局、駄文ながらもなんだかんだでテキスト4000文字くらいになっていたので、結局タイトルは【挿絵付SS】としました。


何文字からSS(ショートストーリー)なのかなーと思って検索しましたが、やはり明確な定義はないですね。

同じSSでもショートショートは800~4000字ということで、これも幅が広いなあ…

個人的には3000文字くらい書いたら、SS(ショートストーリー)と書いちゃうと思います😁


タイトルに文字数書いても良いんですが、売りにできるほど文章力ないしなあ…妄想力なら自信があるんですがw

その辺も合わせて、また色々と試してみたいと思います!😊


それにしても、キャラの顔が当初とかなーり違いますね💦特に1枚目…描きなおしたい…!他にやるべきことが沢山ありますがw


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