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●似てない虎兄弟 より

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「今日は陽太兄さんと一緒に寝たいなあ」

「どうしたんだ星也?急にそんな子供みたいに甘えて…」

「騙されるな兄貴!」

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「こいつは兄貴とのベッドに潜り込んでエロいことをするつもりだぞ」

「はあ?何を言ってるの?僕はただ久しぶりに陽太兄さんと寝たいだけで…」

「そ…そうだぞ…星也はそんなことはしないだろう…」

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「この容器の中身は飲み物と見せかけて潤滑液だぞ」

「えっ!?」

「あーあ、なんで解っちゃったの?」

4

「なぜなら俺も同じことを考えていたからだ」

「えー、僕の思アイデアが月斗兄さんと同じレベルだなんてショックだ」

「同じこと? えっ?」

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「なんで急に俺を誘うんだ」

「お前たちは俺をゲイだと思っていたらしいが、俺は異性愛者だとわかったんだろう?」

「それがわかったからだよ」

「ゲイじゃないから誘いたいんだよ」

「俺たちにとって兄貴のような男はかなり魅力的だぞ?」

「えっ?」

「飾らない格好良さや、どっしりとした体格にも頼りがいを感じる」

「ゲイの一部はそのような雰囲気を演じようとするから、陽太兄さんもそのようなゲイだと思っていたんだ」

「でも陽太兄さんは自然に魅力的だったからね」

「まあ…確かに俺は自分からお洒落をしようと思ったりしないな」

「職場の女子も俺を頼ってくれているようだし、俺がその気になればいつでも結婚できるだろうな」

あくまでもゲイから見て魅力的だということで、女子の好みはまた別のものだと思うけれど、今はそのことは話さないでおこう…

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「それでは、今日は俺が兄貴と一緒に寝るぞ」

「後から来て何を言ってるんだよ」

「この計画は俺が先に考えたものなんだよ」

「おいおい、喧嘩をするなよ」

「これは、年上の俺の方が先に行う権利があるんだよ!」

「誰がそんなこと決めたんだよ!何時何分何秒地球が何回回った時?」

「なあ、二人とも落ち着けよ。聞いてるのかお前たち」

「いい加減にしろよ!二人とももう大人だろ!

 子供のような喧嘩をするな!

 お前たちがそんな風にしていることが原因で…」

「俺はお前たちを心配しすぎて結婚が出来ないんじゃないか!

 もう知らん!俺は寝る!」

僕たちの喧嘩を彼が女性と結婚できない理由にされるのは理不尽に感じるのだけど、

この流れで俺たちがその点を指摘しても火に油を注ぎそうだし、

今はそのことは話さないでおこう…


「兄さん、ごめんなさい」

「反省しましたか?」

「ああ、俺は大人気なかったよ。兄貴も星也もごめんな」

「僕こそ抜け駆けのような行為をしてしまってごめん」

「ふん、仲直りはできたようだな」

「まったく、お前たちは最初からそうやってお互いを思いやって話していれば良いんだ。

 これからも二人で仲良く話し合いをしてくれよ?」

「そうだね」

「というわけで、話し合った結果、今日は仲良く三人で寝ることにしたんだ」

「えっ?」

「ちゃんとどんな事をするか二人で話し合って決めたから」

「それを二人だけで話し合って決めるのはおかしくない?」

●ワンマン社長と若手社員 より


「ふふふ、シオミ君も私と会社でセックスをすることに夢中になってきたんじゃないか?」

「『シオミ君』もと言いましたが、社長は僕以外の社員とも会社でセックスをしているのですか?」

「なんだ?嫉妬しているのか?シオミ君も可愛いところがあるな。もし私に他の相手がいるとしたら嫉妬するかね?君はその他の男性を意識して気持ちに火が付くかもしれないぞ?」

「火が付くというか炎上しますよ。社内で性行為をするなんて外部に漏れたらアウトです。あなたもコンプライアンスの研修を受講されましたよね?」

「えっ?」

「僕はたまたま太った中年が好きなゲイでしたが、社長が誘ったのが僕のような人間でない場合、その時点で訴訟をされますよ。」

「本当に、会社が倒産してもおかしくないですよ」

「君だけ!私の相手は君だけだ!」

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