清書!*1227 (Pixiv Fanbox)
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クリスマス、急いで帰り支度をしていると上司から呼び止められてしまった。
とにかく今は早く帰らなきゃならないのに嘘だろう。
勘弁して欲しい。
あの子が待っているのだから。
先程提出したものに不備があったらしい。
それは明日でいいじゃないか。
クリスマスに帰る人を呼び止めるか?
そう思っていたのが透けて見えてしまったのだろうか、上司の説教に火がついてしまった。
細かいミスの指摘が始まると、勤務態度などにまで広がっていく。
一刻も早く帰りたいため、はい、はいとひたすら平謝りしてもなかなか治まるものじゃない。
結局解放まで2時間かかってしまった。
最悪だ。
急いで待ち合わせ場所に向かう。
街中は浮かれたムードとちらちらと降る雪。
まさにホワイトクリスマスというやつだ。
そんな日に待たせてしまう事に吐き気がしてきた。
やっと到着し辺りを見回す。
人が多い、邪魔だ。
人混みをかき分けて進んでいくと、赤い服で小さく座り込む彼女がそこにいた。
少し切なそうな顔でちょこんと小さく座る姿は可哀想になる。
よく見れば小さく震えてるように見える。
いつもと違うサンタ衣装は今日を楽しみにしてた事が伺える。
考えれば考えるほど辛くなってくる。
「あっ、やっときたぺこね?」
こちらを見つけた瞬間、ぱっといたずらっぽい顔に戻った。
ごめん、仕事でと定型文のような事実を言いながら謝る。
「いいぺこだよ、しょうがないし。お仕事お疲れ様ぺこ」
寒さで体力が弱っているからか、いつもの元気とは違う。
少し清楚というか、可憐な雰囲気がある。
…それよりも、手に持っているものはのんだろうか。
遅刻したことで爆破させられるんだろうか。
まじまじと見つめていると、それを察したのか
「あっこれ?」とニマニマしながら爆発物を渡してくる。
少し驚くと「バカタレ、爆発しねーぺこだよ」と苦笑いされてしまった。
渡されたものをよく見れば箱になっている。
磁石式だろうか、ぐっと力を入れると箱は開く。すると
「どう?似合うと思ったんだけど…」
嬉しい申し訳ない、色々な感情がぐしゃぐしゃを心を掻き回す。
なんの言葉も出てこない。
「? どうしたぺ…ひゃっ」
何ももう、たまらずにぎゅっと抱きしめるしかなかった。
「どうしたぺこか?」先程よりも優しい声で囁かれる。
ごめんと謝ると、
「ごめんよりありがとうがいいぺこだよ」と、抱きしめ返された。
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にこにこver
例のボイスの感想
やっぱり肉食のうさぎ!
ぺこーらもソーナノ→かわいい
まうもうもうおあいて、が・・?→げぼかわ ここで三度ちぬ
ぺこーらのおうち実家なのに男呼んでて草 ママ大丈夫??
偶然じゃない・・?→ガッツリストーカーでは・・?
ぺこーらの思う男らしいは強引に抱きしめることなのか・・?
うさぎが野獣になる瞬間にときめきを覚えるタイプなんですか??
はあぁ^^~~~~~えっち・・・・・・・
野うさぎ!野生に還るぞ!!おい!!
丸太は持ったな!!