Home Artists Posts Import Register

Content

幼稚園の頃からの親友、ダイキに「お前にしか頼めないことがある」と土下座する勢いで頼まれたのが金曜のこと。親友の頼みを断る理由もないままその次の日、ダイキの親戚の家だという郊外の一軒家に電車とバスを乗り継いでやってきた。時間を指定で、玄関のチャイムを鳴らさないでほしいとのことだったのでとりあえず玄関の前に立つ。指定の時間、10時になると中からドアが開けられ、ダイキが顔を出したかと思うと腕を掴まれ中に引きずり込まれた。

「え!?ちょっとなに!!?」

「シーッ!いいからとりあえず中入れ。説明するから」

 ドアが閉められカギがかけられる。セミの声が遠くなり、静まりかえった家の中、奥の部屋の方からテレビゲームと覚しき電子音が聞こえてくる。ぼくの手を引きながらダイキは小声で「ちょっとびっくりすると思うけど、おれに話を合わせてくれ」とだけ伝えてきた。そもそもなんで呼ばれたのか教えてくれてもいいと思うんだけど。

 カラカラと引き戸を開けると、応接間というのか、庭に面した広めの和室だった。大きなテレビの前にソファーセットが置かれ、ローテーブルの上には昔のゲーム機……たしかスーファミとかって名前のやつがあり、それをプレイしている、おそらく30代くらい、おじさんと呼ぶにはまだ若く、お兄さんと呼ぶにはいささか歳のいった年頃の男性。あれ?と思ったのはその格好。上は黄色いTシャツだけど、下は一瞬下着?と思うくらい短い、太ももの付け根くらいしかないようなズボンだ。ももからすねまで、大人の男らしい毛が覆っている。彼はゲームに集中しているらしく、こちらに気付いた様子はない。

「ヒロト。友達連れてきた」

「え?」

 ダイキが声をかけて初めてこちらを見たヒロトという名らしきその男性は、ぼくの顔を見るとはねるように立ち上がって「ええっ?!」と叫びフリーズした。あまりの展開にぼくも硬直したまま動けないでいると、我に返ったヒロト氏はダイキの手を掴んで部屋の隅まで引っ張っていった。

「ちょっ……他の子が来るとか聞いてないぞ?!」

「びっくりしただろ。おれもショウゴさんの写真見たときびっくりしたもん」

「いや、確かにそっくりだけど……何で呼ばれたかとかあの子わかってないんだろ?」

「大丈夫だって、全部説明してあるし、それですげえノリノリで来てるからあいつ。顔に似合わずすげえスケベだからさ」

 聞こえてるぞ。自分がおとなしくて真面目そうな外見をしていることは自覚してるし、それとは裏腹にエッチなことに興味津々……ダイキには「ムッツリ」ってよく言われる、それは事実だけれども。初めて顔を合わせたよく知らない人にそういう説明をされるのは決して面白くはない。そんな抗議めいた視線に気付いたのか、ダイキはこちらをチラリと見て手をさっと上げウインクすると「ごめん」のジェスチャーをする。まあぼくもここで意固地になるほどお子様ではないのだ。どちらかというと「楽しいこと」が起きそうな雰囲気だし。

「な?タケル。全部説明してあるもんな?」

「あ、はい。大丈夫です。ダイキくんにちゃんと聞いてるんで」

 全然わかっていないなりにそう答えると、ヒロトさんはぼくの前によろよろと歩いてきた。

「すごい……本当にショウゴくんそっくりだ……君、お父さんとかおじさんにショウゴなんて名前の人いたりしない?」

「いや、いないです、たぶん」

 お父さんの名前は違うし、親戚の中にショウゴという名前の人はいないはずだ。とりあえず知ってる中には。ヒロトさんはぼくの顔をガン見している。わりとイケメンだけど、目つきがなんかヤバい感じでちょっと怖い。「この人、なんなん?」の気持ちを込めてダイキの方に目線をやった瞬間、いきなりヒロトさんに抱きすくめられた。すごい力だ。思わず「ぐえっ」と声が出ると、慌てて突き飛ばすようにヒロトさんはぼくを解放し、ダイキが受け止めてくれた。

「ちょーっとそれは早いから。おれは向こうでタケルと打ち合わせしてくるから、ヒロトはここで待ってて」

「あ、ごめ、ごめん、ショウゴ、じゃなくて、タケル、くん……」

 僕たちは応接間と廊下を挟んで反対側にあるキッチンに移動した。使われていないっぽいダイニングテーブルの椅子に腰掛け、さっと挙手する。

「はい、タケルくん」

「説明を要求します」

「いや、ごめんな、びっくりしたよな。でも、お前相手でも、先に説明したら、話を受けてくれるかわからなかったから……」

 少しうなだれてダイキが話す事情というのは、おおかた次のような話だった。


 ヒロトさんはダイキのお母さんの弟で34歳。その昔、ヒロトさんにはよく遊んでくれた、同じサッカーチームに通う3つ年上のイチタとショウゴという近所のお兄さんがいた。2人は何かと面倒を焼いてくれてはいたが、ヒロト少年は自分がなにかと足手まといになっているのを感じて2人のことが大好きながらも引け目を感じていた。ある日イチタがアダルトビデオを持ってきたのでこっそり見ようと2人に声をかけた。ヒロト少年にはあまり意味がわからなかったが、すごく興奮しながら映像を見る2人を見ているときに、映像と同じようにすれば2人が喜んでくれるのではないと考える。最初は戸惑う2人だったが、気持ちよさにペニスをしゃぶらせ、あろうことかお尻の穴にまで入れてしまう。しかし気持ちよさそうに射精する2人を見るのは、今まで足手まといにしかなっていない自覚のあったヒロト少年にはこれ以上無い喜びだった。

 これからは2人のちんちんを気持ちよくすることで今まで優しく面倒を見てもらった恩返しができる、そう思ったヒロト少年は次の日2人からの謝罪を受けることになる。「快感に負け途中でやめられなくなって、やってはいけないひどいことをした。もう絶対にしないから許してほしい」土下座までして謝る2人に、ヒロト少年は「もっとやってもいい、口でもお尻でも好きなようにしてほしい」とは言えず、「気にしていないから大丈夫」と答えるほかなかった。それ以来2人とも疎遠になってしまったが、心の底には「少年のペニスに奉仕したい」という願望が染みついてしまった。大人になって恋愛をしても、結婚をしても、もうすぐ子供が生まれるという段階になってもその願望は消えるどころか強くなる一方だった。

 ある日遊びに来たダイキを見てその欲望が復活してしまったヒロトさんはダイキを抱きしめて押し倒してしまう。我に返ったヒロトさんはいたいけな少年に取り返しの付かないことをする前に警察を呼んでくれと泣きながらダイキに懇願する。ましてや今度生まれてくるヒロトさんの子供は男の子なのが分かっているのだ。なだめすかしながらダイキが聞き出したのが概ね以上のような事情だった。


「で、どうしてこうなるの」

「いや、まあ、おれたちで思う存分ヒロトおじさんを使ってやって、満足したところで『すげえ気持ちよかった!ありがとな』ってきっちり区切りを作ってやれば気持ちに折り合いが付くんじゃねえかなって……ヒロトおじさんが警察に捕まるとかやだし、できる限りのことは試してみようと思ってさ」

「まったく、そんなこと……最初からちゃんと言ってくれればよかったのに。喜んで協力するよ」

「マジで!?いやあ、ありがとう……持つべきものは親友だな」

 ぼくは親友よりは彼氏になりたいけどね。残念ながらダイキは女の子の方が好きだから、それは叶わないんだけど。ぼくがゲイであることをうまく利用されてる気がしないでもないけど、まあ大目に見てあげよう。報われなくても、好きな男の役に立てるってのは嬉しいからね。あとまあ、「ドスケベ」なぼくとしては、思っていたよりずっと早く「エッチなこと」ができそうなこのチャンス、しかもダイキ付き。絶対に逃すわけにはいかない。


「で、おれはイチタ。タケルはショウゴな。真面目でイチタのストッパー役だけどエロいことには興味ある……ってタケルは地でいけるな。ヒロトさんのことはヒロトって呼び捨て。あくまで●歳の●学生だから、そのつもりで。さっきまでずっと二人で打ち合わせやってて、最初のAV流すところからあとは基本ヒロトがリードしてくれる予定だから、まあアドリブ混ぜながら話に乗っかってけばいいと思う。あとは大げさに気持ちいい~って言ってやれば喜ぶと思うから」

「了解。でも普通に気持ちいい~とか言っちゃいそう」

「それはおれも同じだけどさ、たぶん実際に言うとなると恥ずかしくて声が出せなくなっちゃいそうだから」

「確かにね。あ~うまくできるかな、心配になってきた」

「ま、とりあえずやってみようぜ。あ、あと下はこれ穿いて」

 



 手渡されたのは白いブリーフだった。下を全部脱いでブリーフに足を通す。昔はみんなこのパンツ穿いてたってネットで見たなぁ。ちんちんがもっこりするのはボクサーパンツと一緒だけど、丈が短い分ちょっとエッチだ。その上から、ヒロトさんが穿いていたような短パンを穿く。これしゃがんだりしたら裾からパンツとか中身とか見えちゃうんじゃないかな?昔の子供はこんな恥ずかしい恰好を平気でしてたんだね、と思ったけど、よく考えたらの○太もカ○オもこんな格好してた。あれは昭和の子供の恰好だったんだね。ダイキも同じパンツとズボンを穿き、連れ立って応接間へ向かった。ソファーに座ってゲームを続けていたヒロトさんを2人で挟むように座る。

「あ、ダイキ、遅かったね」

「はぁ?ダイキ?おれはイチタだろ。何言ってんだお前。相変わらずトロいな」

 そう言ってダイキはヒロト氏のおでこをちょんと突いた。もう始まってるんだ。しかしノリノリだなダイキ。イチタ少年は兄貴肌で面倒見がいいが口も悪いし手も早かったらしい。いきすぎて泣かされることもあったそうだが、ちゃんとフォローしてくれるので幼いヒロト少年はそれも嫌ではなかったらしい。さて、ショウゴ少年はそんなイチタを辛口に諫めつつヒロト少年に対しても優しくも厳しいしっかり者だったらしい。

「こらイチタ、手を出すのはやめろ。ヒロトも、人の名前を間違えるのは失礼なことなんだからな」

 探り探りのやりとりだけど、ヒロトさんの表情が明るくなるのがわかった。

「ごめんねイチタくんショウゴくん!ぼくちょっとまちがえちゃった!」

「んだよ~マヌケだな~ヒロトは」

「間違いは誰にでもあるよ、気にするな」

 ニコニコ満面の笑みを浮かべながら子供みたいなしゃべり方のヒロトさんにぶっちゃけ少し引かないでもないけど、人助けでエッチなことができるんだからなんてことない。


「イチタくん、いいもの見せてくれるって言ってたのはなーに?」

「それは、ジャジャーン!オヤジの部屋からこっそり持ち出してきたアダルトビデオでーっす!」

 紙袋からダイキが取り出したのは、あらかじめヒロトさんが用意していたアダルトビデオだ。その日見たビデオを、大人になって僅かな記憶を頼りに同じものを探し出したというから驚きだ。

「すげーのこれ。モザイクなくて丸見えなんだよーせっかくだからお前らと一緒に見ようと思って」

「おい、そういうのは18歳にならなきゃ見ちゃいけないんだぞ」

「じゃあ真面目なショウゴくんは見なくていいですーほら出てけシッシッ。ヒロトは俺といっしょにすげえビデオ見ようなー」

「すごいの?!」

「すげえぞーお兄さんとお姉さんが合体するんだぞーぜーんぶ見えちゃうからな。あれ?なんでショウゴくんはまだいるんですかー?ぼくたちエッチなビデオ見るんで出てってくれません?」

「いや、ぼくは、見たくないとは言ってない……」

「はぁ~?聞~こ~え~ま~せ~ん~」

「だから、……ぼくにも、そのビデオ、見せてくれ」

「ったく素直になれよな~、ムッツリのショウゴくん?」

 アドリブでやってるにしてもだいぶ素の自分たち寄りだけど、ヒロトさんはすごく嬉しそうにニコニコしてるからたぶん大丈夫っぽい。この調子でいけばいいかな。

「じゃあかけるぞ~……これここに入れればいいんだよな……」

 ガチャガチャと意外と大きな音を立ててビデオテープは機械に入っていき、ダイキがリモコンを操作して画面を切り替える。白黒のザザーッとした映像が映り、パッと水色1色の画面になる。真ん中に白いカクカクした文字で「女子高生マル秘性活」というタイトルが書いてある。思えばスマホやパソコンでエッチな動画を見ることはあっても、「ちゃんとした」アダルトビデオを見るのは初めてだ。誰かと一緒に動画を見るのも。20何年前、イチタくんやショウゴくんもこんなドキドキを抱えていたんだろうか。昔は簡単に動画も見れなかったっていうから、これが初めてのエッチ動画だったんだろうか。できるだけその気持ちを想像して重ねていく。

 画面では、更衣室みたいなところでまあまあきれいな女の人が2人、セーラー服を脱いでいる。画質はすごく悪い。モザイクがないって言ってたけど、この画質じゃあってもなくても大して変わらないと思う。ブラジャーを外すとおっぱいが丸出しになり、次いでパンティも脱ぐ。思えばゲイ動画しか見たことがないから女性の裸を見るのは初めてだ。興奮はしないけどなんかいけないものを見てる気がして(実際いけないものだけどさ)ドキドキしてくる。パンティを脱いだ女性は2人、素っ裸で話してる。股の間は真っ黒な毛が生えているのがわかるだけで何も見えないけど、チラリと2人を横目で見るとすごく目を見開いて真剣に見てた。ダイキは少し口を開けて「ハーッ……ハーッ……」とこちらにまで聞こえるくらい息をしてた。ダイキは親が厳しくてスマホもパソコンもエッチなの見れないようにしてあるって言うから、もしかしたら女性の裸やエロ動画を見るのは初めてなのかも知れない。

「ガターン!」と大きな音がした。どうやらロッカーの中に隠れて着替えを覗いていた男子生徒が見つかったらしい。うろたえるメガネ姿の男子生徒は、素っ裸の女子生徒に詰め寄られてる。「こいつ、どんなおちんちんしてるのか見てみようよ」「さんせ~い」男子生徒が情けなくごめんなさいごめんなさいと謝りながら、大した抵抗もせずズボンを脱がされてしまう。そこには立派にテントを張った白いブリーフが出てきた。「やだ~立たせてるよ」「あたし達の裸見ておちんちん立っちゃったんだ~」これにはぼくもちょっとドキドキした。すごく大きいし、カチンカチンに硬くなってるのが布越しにもわかるんだ。女子生徒たちはブリーフ越しに男子生徒のちんちんをなでたりつまんだりしている。そこでようやくヒロトさんが口を開いた。

「ねえイチタくん、あの人たちはおちんちんに何してるの?」

「あ、あれはああすると、ちんちんが気持ちよくなるんだよ」

「ふ~ん、そうなんだ」

 緊張しすぎなのか、ダイキの声はかすれていてちょっと笑いそうになってしまった。画面では寝転んだ男子生徒の顔に女子生徒がおまんこを手で押し広げて押しつけているところだ。「あたし達のアソコ、気持ちよくしてくれたらやらせてあげてもいいけど~」女子生徒の股間がアップになる。うお、女の人ってこうなってるんだ。正直グロい。そんなグロい股間をすごく真剣な顔で前のめりになって見つめているダイキが目に入った。手はたぶん無意識にちんちんを揉んでいた。そしてその様子をヒロトさんもじっと見ていた。「あの日」もこんな様子だったんだろうか。男子生徒はおまんこをペロペロと一生懸命舐めている。女子生徒は目を閉じて「あっ…あん……」と切なげな声を出している。そしてもう1人の女子生徒は男子生徒のちんちんをブリーフ越しにさすり続けている。すると「ああっ!」という男子生徒の声と共に、テントの先からピュ、ピュと精液が飛び出した。「はぁ~?チョー早いんだけど~」「マジ情けな~い」罵る女子生徒たち。次のカットで男子生徒はブリーフ一枚の姿で廊下に閉め出され、慌てふためく様子がコミカルに表現されている。うっ。意外とマッチョだな。それに髪型とメガネで分かりにくかったけど結構イケメンだ。射精のシーン、もう一回見たいけどダメだよね。さて、こちらのプレイも核心を突くところに来た。

「ねえ、今のお兄ちゃん、なんでおしっこしちゃったの?おしっこしたからお姉ちゃんたち怒っちゃったの?」

「あれは、おしっこじゃなくて精子っていうんだ」

「せいしってなに?」

「ちんちんをいじってると、どんどん気持ちよくなっていって最後に出てくるんだよ。ションベンみたいだけど白くて、出てくるときは最高に気持ちいいんだ」

「気持ちいいんだ……ぼくもおちんちんいじってたらせいし出てくる?」

「精子は、大人のちんちんにならないと出てこないんだ」

「じゃあイチタくんたちも出ないの?」

「おれは出るぞ。ショウゴも出るよな?」

「あ、うん。僕も精子出るよ」

「気持ちいい?」

「うん、すっごく気持ちいい」

「いいな~ぼくもせいし出したいな……」

「ヒロトはまだ●歳だからな。俺らみたいに1●歳くらいになれば出るようになるよ」

 ぽんぽんとヒロトさんの頭をなでてあげてる。本当はヒロトさん34歳だし余裕で射精できるんだけどね。そのまま会話は途切れ、みんな自然と画面に集中する。2人の女子生徒は水着姿になってプールサイドに立っている。そこに教師らしき水着姿の男性が現れ、二人を注意する。体育教師のイメージなのか、マッチョで色黒で、真っ赤なビキニタイプの水着はもっこりと膨らんでいる。顔はそこまでイケメンではないけど、雄臭くっていかにもAV男優って感じ。「こらお前ら!準備運動はしっかりしないとダメだぞ!」「はぁ~い」やる気なさそうにラジオ体操をするところをローアングルから、揺れるおっぱいや水着の食い込む股間を舐めるように撮っている。それを見つめるダイキ。とうとう「あーたまんねぇ」とつぶやき、腰を浮かせて短パンを下ろしてしまった。もちろんさっきの男優さんほどじゃないけど、ブリーフの前がピンと突っ張ってシミを作っている。それを右手でやわやわとなでている。

「イチタくん、気持ちいいの?」

「あー……まあな……」

ぼくもそれに合わせて短パンを下ろす。画面の中では女子生徒が体育教師に詰め寄っていた。「ちょっと~胸ばっかり見ないでよ~」「ほんっとスケベだよね~。おちんちんはみ出してるじゃ~ん」水着越しのおっぱいを遠慮なしに体育教師に押し付ける女子生徒と、体育教師の乳首を舐めながら水着越しの股間を揉みしだく女子生徒。教師は「こら!やめなさい!」とか叫んでるけど特に抵抗とかはしていない。小さな水着は勃起したちんちんをほとんど隠すことができず、ご立派なサイズのちんちんが飛び出している。う。エロい……根元のもっさりとしたちん毛。先っぽがすっかり剥けた真っ黒なちんちんには血管が浮き出してて、女子生徒の手が真っ白だから黒さが余計際立ってる。ちんちんを揉んでいた女子生徒はひざまづくと、勃起したちんちんをぱくっとくわえてしまった。

「うわぁ、あのお姉ちゃんおちんちんなめてる!汚くないのかなぁ」

「好きな人のちんちんなら汚くないし、舐められるとちんちんはめちゃくちゃ気持ちいいんだよ」

「イチタくんもちんちんなめられたことあるの?」

「おれはねえよ……してくれる奴いねえもん」

 そう言うとダイキはブリーフも下ろしてしまった。小さいながらも勃起したちんちんが顔を出す。根元はけっこう毛が生えている。先っぽはすっぽり皮がかぶっていて、びっしょびしょに先走りで濡れている。ダイキのちんちん、勃起してるところは初めて見たな……心臓がバクバクして飛び出しそうだ。

「うわぁ、イチタくんのちんちんおっきいなぁ……」

「あんまじろじろ見んなよ」

「ごめぇん……」

 画面の中では、女子生徒が二人がかりで体育教師を責めていた。ちんちんをしゃぶり回し、おっぱいに挟み、キスをしたり乳首を舐めたり。とうとうダイキはちんちんをしごき始めた。そのままじゃイっちゃうんじゃないか。心配しているとヒロトさんが口を開いた。本格的に「プレイ」が始まる。

「ねえ、イチタくん、ぼくがイチタくんのおちんちん気持ちよくしてあげる」

 ヒロトさんがダイキのちんちんをつかんだ。「うああっ」と声が上がる。この声はきっと演技じゃない。

「こらバカヒロト、やめろ!そんなところ触るもんじゃねぇ!」

ヒロトさんはやめない。それどころかパクっと、ダイキのちんちんを根元までくわえてしまった。

「ああー、バカ―!ダメだぁッ―!」

裏返った間抜けな声とともに、ダイキの全身がビクンと震えた。お尻のあたりはビクビクビクビクッと見たことのない震え方をしていた。5秒もかからなかったけど、イったんだ。ヒロトさんの口で。そのまま二人とも動かない。部屋の中にはダイキの荒い息と、責められる教師の弱弱しく拒否する声と、女子生徒の笑い声だけが響いている。ゴクッ、と、ヒロトさんが飲み込む音がひときわ大きく響いた。精子、飲んじゃったんだ……ゆっくりとヒロトさんが顔を上げる。

「イチタくん、気持ちよかった?」

 ダイキは目を閉じたまま、ぜえはあ言いながら何度もうなずく。目尻には涙が溜まっている。そんなに気持ちよかったんだ……

「よかった。じゃあ今度は、ショウゴくん気持ちよくしてあげる」

 ヒロトさんの頭がぼくの足の間にゆるゆると移動している。「ムッツリ」なぼくは、フェラチオってのがどんなに気持ちいいものか体験してみたいといつも考えてたけど、まさかこんな形で実現するなんて。ぼくの勃起したちんちんに、ヒロトさんがブリーフ越しに頬ずりする。あ、気持ちいい……うっとりとした顔でしばらく頬ずりいていたけど、やがてブリーフを脱がしにかかった。ぼくは腰を少し浮かせて脱がせやすくする。勃起したちんちんを他人に見せるのはものすごく恥ずかしいけど、気持ちよさへの期待がそれに買った。ぴょこんと飛び出したちんちん。ヒロトさんはうっとりした顔で「はぁ……」と息を吐いた。先っぽは、立った状態だとほんのちょっと見えているけど引っ張っても完全には剥けない。このまま剥けなかったら包茎ってやつだよね?ちょっと心配してたりするんだ。ヒロトさんの口がぼくのちんちんを飲み込む。柔らかい。温かい。認識できたのはそこまで。圧倒的な「気持ちいい」がちんちんに流れ込んできた。いつものオナニーだったら徐々に高めていくところを、自分で制御できない量の「気持ちいい」が溜まっていく。もう「気持ちいい」に頭がついていかない。オナニーの何十倍の「気持ちいい」がちんちんに溜まって、30秒も持たずにそのままあっけなく射精が訪れた。頭の中が真っ白になり、圧倒的な快感に「ふあ、あ、ああ────────」と意思と関係なく声が出る。「はああ、ああ、はああああ」本当に気持ちがいいときってまともに声も出ないんだな。濃密な快感が波打ちながらちんちんの先から飛び出していく。いくらでもいくらでも出ていきそうだ。だが永遠に続くかと思った射精も少しずつ快感を弱めながら収まっていく。余韻を残しながら、ちゅぽんと音を立ててちんちんが口から抜けた。そのままぼくの精子もヒロトさんは飲み込んでしまい、「ショウゴくんもいっぱい出たね!気持ちよかった?」と笑いかけた。ぼくもダイキみたいに、声も出せずうなずくしかなかった。


「なあヒロト、おれのもう一回やってくれよ」

 ダイキがまだまだビンビンのちんちんをヒロトさんの口元に突き付ける。「うん、いいよぉ」と、まるで「一緒に遊ぼう」と呼びかけられた時のような気やすさでヒロトさんは答え、ためらいなくダイキのちんちんを口に含んだ。ダイキは目を閉じて気持ちよさを受け止めている風だったが、そのうちゆるゆると腰を動かし始めた。「きゃああん」という甲高い声が響き、目をやると画面の中では教師のちんちんが女子生徒のおまんこに深々と埋まっていくところだった。ダイキも目を開けて、食い入るように画面の中のセックスを見つめている。腰の動きが少しずつ早くなり、あっという間にまた口の中に射精した。「すげえ」「やべえ」と小さくつぶやいてるのが聞こえる。

「ショウゴくんも、またやってあげよっか」

 ヒロトさんは俺のちんちんをつかむと、今度は口の中に入れず、舌だけでちんちんをなめる。時々皮の中に舌を差し込むと、敏感な先っぽが刺激されて痛みにも近い快感が走る。そうかと思うと玉まで口の中に吸い込んで舌でめちゃくちゃに舐め回してくる。目まぐるしい快感に「あっ、あっ」と声を上げることしかできない。やがて先っぽだけを口に入れて、しつこくしつこく舌で刺激してきた。どんどん快感が込み上げてくる。我慢できなくなったころ、腰がしびれるような快感とともにちんちんが弾けた。びゅくびゅくびゅくびゅくとちんちんが精液を吐き出すのを感じながら目を開けると、ギラギラした目つきのダイキと目が合った。




 床にふたりして膝立ちに向かい合っている間に、パンツ一枚になったヒロトが四つんばいになってる。白いブリーフの股間はビンビンに突っ張り、先っぽは先走りでほとんど透けてる。でもそれを指摘しちゃいけない。ヒロトは●歳の●学生なのだから。ヒロトはぼくとイチタのちんちんを交互になめている。まるで遊んでるみたいだ。時々じゅっぱじゅっぱと音を立ててしゃぶり回し、ぼくらを悶絶させるエッチな遊び。でも立て続けに、ほとんど強制的に2回もイかされた今は、じっくりと浸ることのできるこの快感がありがたかった。

「ヒロト、すごく気持ちいいよ」

 時々声をかけるとにかーっと嬉しそうな笑顔を向けてくれる。なんだか本当に●歳みたいな気がしてくるから不思議だ。均等にぼくらに快感を与え続け、3回目の射精に導こうと動きが激しくなったところで、イチタが口を開いた。

「なあヒロト、もっと気持ちよくなる方法があるんだけど、お前手伝ってくれるか?」

「うん!」

 嬉しそうなヒロトの声。本当にぼくたちを気持ちよくさせるのが楽しいんだな。イチタは四つんばいになってるヒロトのブリーフを下ろし、お尻を丸出しにしてしまった。ヒロトの大きなちんちんが目に入るが見なかったことにする。こういう状況でなければ、ぼくがヒロトさんのちんちんを舐めてみることもしたかったけれど。

 イチタは、用意してあったローションの容器を出すと、それをヒロトのお尻に垂らした。そして指にたっぷり絡めて、そのままヒロトのお尻に人差し指を入れてしまった。

「痛いか?」

「平気」

 短いやり取りの後、イチタは一気に3本の指を突っ込んだ。さすがにヒロトも「ああっ」と声を上げたが、嫌がる感じではない。たぶん気持ちよくて出た声。そのまま3本指を出したり入れたりしてると、ヒロトはうめき始めた。

「あっ、あっ、イチタくんやめてえ、なんかおかしくなっちゃう」

「じゃあ待ってろ、指じゃないの入れてやる」

 イチタは自分のちんちんにローションを塗り付けると、ヒロトのお尻に突っ込んでしまった。

「ああーっ!」と感極まったようなヒロトの声。「あ、やべ、すげえ、やべえ」とうわごとのように繰り返すイチタ。画面の中では教師が女子生徒の腰をつかんで後ろから激しく突きまくっている。その動きをなぞるかのようにイチタも腰を動かし始めた。

「あ、あ、あ、あ、イチタくん、きもちいい?きもちいい?」

「あーすげえ、あーやべえよ、ヒロト、出すぞ、出すかんな、出すぞ!」

 時間にすれば3分ほどだったか、激しかった腰の動きも止まり、ビクンビクンと下半身が震え、ヒロトのお尻の穴にたっぷりと射精したようだった。イチタはしばらくヒロトの腰にしがみついたままだったけど、そのうちお尻の穴から押し出されるように精子まみれのちんちんが抜けた。「きれいにしてあげるね」と言うとそれをヒロトは口に含んでしまった。口の中で見えないが丁寧に丁寧に舌を這わせているのが分かる。そしてぼくの目の前には白く泡立ったお尻の穴が突き付けられた形だ。ぼくはヒロトの了解を得ることなく、いきなりその穴にちんちんを突き立ててやった。ヒロトも「んっ……!」とうめいて迎え入れてくれた。



 夏の日が傾いて、カナカナが鳴き始めるくらいまで3人で絡み合ってたと思う。ビデオはとっくに終わっていた。ちゃんと数えてはいないけど……ヒロトさんの口とお尻に7・8回くらいは射精したと思う。結局ヒロトさんの気持ちを満足させられたかはわからない。二人してへとへとになって床に寝転んでいたら、いつの間にシャワーでも浴びてきたのかさっぱりした顔のヒロトさんが現れて、「お風呂を溜めておいたから二人で入っていくといいよ」って声をかけてくれた。その声も顔もちゃんと34歳の大人で、急に気恥ずかしくなってしまったのを覚えてる。何となく気まずくて会話もないままダイキとお風呂に入って、上がったらふかふかのバスタオルが用意されていて、それで体を拭いていたら突然ヒロトさんが入ってきた。そしてぼくらを抱き寄せて「……ありがとう、ありがとう」と小さく言ったまま、ギューッと抱きしめて動かなくなってしまった。ぼくらの胸に顔をうずめて静かに泣いているようだった。ダイキはちょっと困った顔で、それでもヒロトさんの頭をなでていた。


 夕飯でも食べに行くか?とヒロトさんは言ってくれたけど、ぼくたちは丁重にお断りして家路についた。駅に向かう道すがら、ぼくたち以外誰も乗っていないバスの中でどちらからともなくぽつりぽつりと話し始める。

「なんか、すごい体験しちゃったね。1日でめちゃくちゃ大人になった気分」

「ま、大人だよな、さんざんセックスしてきたんだから」

「まさか今日、ダイキと一緒に初めてのセックスすることになると思わなかった」

「おれもだよ。タケルにとっちゃ知らないおじさんだろうけど、俺にとっちゃ小さいころからよくしてくれた叔父さんだぞ。」

「ぼくはそもそもなんで呼ばれたのかわからないまま巻き込まれたんだけど―」

「そうだったな悪い悪い。でも、結果は悪くなかっただろ?」

「まあ、ね」

 ダイキのイくところたくさん見れたし、とは思ってても言わないけど。

「ヒロトさん、満足してくれたのかな」

「わかんね。でももしまた声がかかったら今度はお前に迷惑はかけないよ」

「そこは『またお前の力を貸してくれないか?』って言ってくれるほうが嬉しいんだけどな。ぼく、ダイキの頼みなら何だって嫌じゃないよ」

 それは紛れもない本心だったのだけど、口に出したら急に恥ずかしくなってしまった。なのでおちゃらけた風に続ける。

「だから今日ヒロトさんに散々ちんちんしゃぶられて、後になって『あの気持ちよさが忘れられない!』とか言ってきたら、ぼく喜んでしゃぶってあげるからね」

 その内容の方がよっぽど恥ずかしいって?さんざん情けないイキ顔を見せあったんだもの、こんなの軽い冗談のうちだよ。と思ったんだけど。

「マジか?え、それマジで言ってる?」

 まってダイキ顔が怖い。あ、でもこれチャンスってやつなんじゃないか?

「マジだよ。だってぼくはダイキの親友だからね」

「うわーマジありがてぇ……タケル様、愛してるぜぇ」

 調子いいなぁ。でも口先だけでも愛の告白を受けて満足してしまったぼくは、湧き上がるニヤニヤ笑いを抑えることができないのだった。




ショタおに!ショタおにですよ!(ショタおじでは?とお思いでしょうが絵があんまりおっさんおっさんしてないのでショタおにとしておきます)ショタ攻め大好物なんですよね。インモラル度めっちゃ高いし、おにショタだとショタへの負担大きそうで素直に楽しめないし。いろんな絵を描く度言ってる気がしますが、これからもちょくちょく描いていきたいです!


以下どうでもいい裏設定2つ

 ショウゴさんとは何者か。これはタケル君のお母さんの従姉になります。つまりショウゴさんの祖父母はタケル君の曽祖父母になるわけですね。このショウゴさんとタケル君はこの曽祖父に似ているのでお互いもそっくりです。

 イチタくんは犯してしまった罪悪感からそれ以降ヒロト君に手を出すことはありませんでしたが、一度知ってしまった快楽には抗いがたく、思い切ってショウゴくんに「ちんこしゃぶってやるから俺のをしゃぶってくれ」と頼むと実はショウゴくんも全く同じことを考えており、ノンケ同士ながら口で抜き合う関係となりました。二人とも現在は妻帯者ですが、今でも手っ取り早くお互いで抜き合うことがあるようです。

ちなみに登場人物のセクシャリティはタケル君以外全員ノンケです。


以下差分です。









Files

Comments

No comments found for this post.