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前回描いた少女石化のアフターストーリ妄想です。

この後こんなふうになったら楽しいだろうなーと思って書きました( ´ ▽ ` )ノ

前回のお話はこちら→https://ill188.fanbox.cc/posts/2125563

石化した少女の母親と妹が家に帰ってきて、石化した二人を発見するストーリーです!



家に帰ってきた私(少女の母親)とユミ(少女の妹)。

玄関にある見慣れない靴に気づく。

どうやら友だちを遊びに連れてきているようだ。

それにしては物音ひとつしない。

声をかけるが返事もない。

不吉な予感。

私はユミ共に2階の子ども部屋へ向かった。

いつもなら気にならない階段が軋む音が妙に耳に残る。

部屋の前に立つ。

静まり返った部屋。

ユミも何かを感じたのか、私の手を強く握った。

おそるおそる扉を開く。

ゆっくりと開く扉の隙間から目に飛び込んできたのは、石像と化した娘とその友達の姿であった。

私は絶句した。

あまりに非現実的な光景を目の前にして思考が停止する。

泣き出すユミ。

その声に私は我に返った。

いったい何が起きたのか。

そもそもこれは何なのか。

その石像に歩み寄ろうと恐る恐る足を踏み出した瞬間。

急に。

そう急にユミの泣き声が止まった。

まるで糸が切れたかのようなうつろな表情。

一瞬の静寂。

次の瞬間、まるで別人のようにユミの表情が歪んた。

「どうしたの!?大丈夫?」

声をかける。

「大丈夫だよ。ねえ、私たちも一緒に楽しもう。」

いつものたどたどしい口調とは異なる抑揚のないユミの口調。

次の瞬間、母親の背筋に悪寒が走ったかと思うと私の視界は真っ暗となった。


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