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"健康優良児検査 -千反田えるの独白-"の後日談です。 https://www.pixiv.net/novel/series/7710779 【あらすじ】  終始赤面しっぱなしの優良児検査を終えた千反田さんのもとへ、追加の検査依頼が届きました。送り主はなんと、政府機関です。  曰く、先の検査における千反田さんの態度や献身的な協力は健康優良児にふさわしく、その健全な心身をさらに調査し、この度の全国的な検査における模範例として活用したいとのことでした。  依頼書には追加検査の簡単な説明も記されています。 ・検査は神山市の公民館の一室で行い、前回行うことのできなかった項目を調べる。 ・今回の検査に立ち合いの医師はいないが、記録のためのビデオカメラを設置する。 ・今回の検査は女子2人で行うため、被験者は友人等を誘うこと ・検査では接吻や性器への刺激なども伴うが、全て教育機関での記録・研究のために用いる。  まだ前回の検査でのトラウマが拭い切れていない千反田さんは、新たな指示に物怖じしてしまいました。しかも、今回の検査は自分一人ではなく、だれか友人を誘わなければなりません。  辟易に次ぐ辟易に精神が参りそうになりますが、流石は千反田えるさんと言ったところでしょうか。なんとか伊原さんに拝み倒し、2人は私服姿で休日の公民館へとやって来たのでした。 〈以下 千反田さん視点です〉  摩耶花さんにこの検査を依頼したとき、私はどのような表情だったのでしょう。いくら教育機関主導のものとは言え、常人であれば絶対に拒否するであろう内容の検査を何故か摩耶花さんは引き受けてくださいました。今思えばそれは、理不尽な検査への同行を請願する私の様子には何か切迫したものがあり、それが摩耶花さんの検査への恥ずかしさや抵抗感を凌駕したからなのだと思います。  やはり初めの時点で、父の説得を断っておくべきでしたね。  結果的に私たちは、想像や覚悟をはるかに超えるような恥ずかしい思いをすることとなりました。先日の校内での検査もそうですが、いくら行政の指示とは言え、女子高生にこれほどまでに屈辱を与えるような行いを私は納得できません。  私たちは検査開始の15分前に、公民館前で待ち合せました。それぞれの家が公民館を挟んで反対方向にあったため、どこかで落ち合う必要もないと考えたからです。 「ごめん待たせたね、ちーちゃん。時間ギリギリになっちゃった。」 「いえ、本を読んでいましたし風が気持ち良かったので良い時間を過ごせましたよ。……では、行きましょうか。」 「うん……そだね……」  私達は努めて普段通りであろうとしましたが、やはりぎこちなさは否めませんでしたね。私達は挨拶もそぞろに公民館入口へ向かいます。恐らく私と同じように、摩耶花さんもこの中で行われることへの不安で足取りは重いでしょう。  本日は私達以外の利用者はいないようで、館内は閑散としていました。  受付を済ませた私たちは、指示に従い2階の会議室に入室します。会議室とはいえ室内に机は1脚しかなく、代わりに十数台のカメラやマット、脱衣カゴや収納箱が雑然と置いてありました。恐らくは検査のための程よい広さがあったため宛がわれたのでしょう。  また机の上には小冊子が置いてあり、それが今回の検査の指示書となっていました。私たちは視線だけ交えてから、無言でその指示書の最初の項に目を通します。 『服を脱いで全裸になってください。ただし、お二人の反応を見たいので、下着類は互いに脱がし合っていただきます。』 「反応って……。友達の下着を脱がせる反応に何の意味があるのよ。」 「私もそう思います。というより、やはりここでの様子は記録され観察されるのですね…」 「………」  摩耶花さんが苦虫を噛み潰したような表情を浮かべました。いくら覚悟して来たとはいえ、現実に直面すると物怖じしてしまうものですね。衣服を脱ぎだすまでには長い躊躇いを要しましたし、脱衣も非常に緩慢であったように思います。  今にして思えばあれはわざとだったのでしょうか。女子が裸になるというのに、室内には仕切りや更衣室が無く、それどころか窓のカーテンは薄いレース1枚だったのです。私たちは、せめてもの抵抗で出来るだけ窓から離れて服を脱ぐことにしました。いくら2階とは言え、会議室は大通りに面していましたので。 「ま、うだうだしてても終わらないし、さっさと済ませちゃお。」  摩耶花さんはそう言うと、ショートサロペットの肩ひもを外し、ピンクのシャツをパンツから抜き出しました。そしてシャツを脱ぐと続けてショートパンツも脱ぎ、下着姿になります。しかし、やはり周囲を意識してか自らを抱きしめるように隠されていました。 「そ……そうですよね。すいません。」  私も上に羽織っていたカーディガンを脱ぐと、続いてブラウス、ロングスカートと脱ぎました。カメラに囲まれている中、下着になる瞬間は躊躇しましたが、既に下着姿で俯いている摩耶花さんを待たせることはできないので、えいやっと脱ぎ去ります。その瞬間、私たちは下着姿で多くのカメラの中心に立たされたのです。 「うぅ……それにしてもカメラ多すぎるよ。こんなに必要なものなの?」  摩耶花さんの苦言も無理ありません。 「前後左右。それどころか天井や床にも複数のカメラが設置されています。あぁ…マットや脱衣カゴの近くにまで…。」  なぜかカゴが窓際で固定されていましたので、私たちは態々衣類を入れに行くことになったのですが、このような意図があったのですね。 「で……では摩耶花さん。指示通り下着を脱がせますよ。」  無言の頷きとともに摩耶花さんは腕を下ろし、私と向かい合います。彼女は小柄で華奢な体躯ですので、私は両腕で抱きしめるようにブラのホックを外しました。 「あ、あんまり見られると恥ずかしいな」 「す、すいません!きれいな色だったものでつい」 「ふふ、ありがと。ちーちゃんの方こそかわいいよ」  摩耶花さんの下着は、若草色のチェックを基調とした可愛らしいものでした。淵やカップにはさりげなくレースと花柄もあしらわれており、摩耶花さんのセンスの高さが伺えます。 「ちーちゃんの下着の青、色合いがいいな。てゆーか胸大きくて羨ましすぎる!私も、もうちょっとおっぱいがあったらな…」 「た…大したものではありません。大きいと肩もこりますし、摩耶花さんの方こそ形が整っていて羨ましいです。」  いったい私は何を言っているのでしょう。まだ状況に整理ができていない私たちは、互いに気を紛らわせながらブラを外し合っていたようです。  そして残るはショーツだけになりました。 「ほ…本当に全部脱がないといけないんだね。ち…近くで見られるのはなんか恥ずかしいな…あはは」  摩耶花さんのショーツに手をかける私の目の前には、フロントにあしらわれたリボンがあります。せめてカメラから隠せるようにと、できるだけ体を寄せていたのですが、そのせいで私とショーツの距離は非常に近かったのです。 「すみません摩耶花さん。では、失礼します。」 すとん、とショーツを足元まで落とした私は、摩耶花さんに足を上げてもらうことでそれを抜き取ります。そして脱がせたものをなるべく見ないように手早く畳んだ私ですが、顔を上げた瞬間、つい目の前のそれを見てしまいました。 「整っています。」 「えっ?」 「な、なんでもありません。では…私もよろしくお願いします。」  摩耶花さんのアソコは丁寧に下腹部の毛が整えられており、また透き通るような肌艶を性器にまで湛えておられましたので、同性の私から見ても美しく感じてしまいました。そもそもに摩耶花さんは、眉目秀麗で凛としており、私服の着こなしなどを含めて非の打ちどころのない女性なのですが、やはりそういう方は普段から見えない所もお手入れされているのですね。それに引き換え私は……… 「じゃあ……ちーちゃん、脱がせるからね。…って、ちーちゃん!?」 私のショーツにかかった手が恐る恐る降りていき、徐々に私の秘所が露になります。そしてそこを見た摩耶花さんが驚くのも無理はないでしょう。 「あまり……見ないでほしいです。」 「ごっごめんねちーちゃん!つい、びっくりしちゃって」  先の検査が1~2週間前でしょうか。そうです。私のアソコの毛はあの時剃られて以来、まだ満足に生え揃っておりませんでした。一般的に、剃られたアンダーヘアが生え揃うまでに要する期間は1ヶ月から1ヶ月半だそうでして、現在私のアソコは中途半端に生えた毛が、恥丘や陰唇にちりばめられているような状態なのです。思えば、まるで無精ひげみたいでみっともないですね。こんなことなら前の夜にでも、全部そり落としておいた方が良かったかもしれません。 「見苦しいものをお見せし申し訳ありません。実は、学校での検査の際に剃られたのです。生え始めの頃は短い毛が内腿に当たって本当にくすぐったかったです。」 「あのころ、時々モジモジしたり頻繁に姿勢を直してたのはそういうことだったんだね」  なんと。気付かれないように振舞っていたのですが表に出ていたのですね。ということは、折木さんや福部さんにも気付かれていたのでしょうか。思えばあの頃、折木さんはよく私から視線を外されておりました。あぁ……今更ながら猛烈に恥ずかしいです。  「でもなんか新鮮。今まで女の子のココをまじまじと見たことなかったし、ちょっと興味あるかも」 「ま、摩耶花さん!?」  なんと摩耶花さんが私の腰を掴み、アソコをまじまじと観察し始めるではありませんか。その眼差しは真剣そのものなのですが、いかんせん場所が場所なので、私はいても立ってもいられなくなり、手近なカメラを見て気をそらします。その間も摩耶花さんはぶつぶつと独り言をしながら、毛の生え具合やカタチなどを観察しておられました。まさしく顔から火が出る思いです。 「そ、そんなことより検査を続けましょうよ。指示書の次のページを読みますね。」 『窓際のカメラはセルフタイマー機能が使えます。2人で下記に示す姿勢で撮影し、確認してください』  指示の下には、私達がとるべき姿勢が箇条書きされています。 「なんでわざわざ窓際にカメラがあるのよ。しかも固定されてて動かないし…」  窓際には、高価であろう一眼レフカメラが三脚に乗っています。が、何故か脚が床に固定されていました。私達は、シャッターや写真の確認を都度行わなければなりません。 ・立ったまま、手を繋いで二人で並ぶ 「これ凄く嫌だよ。ちーちゃんと並ぶと私の貧相な体が余計に目立っちゃう。」 「摩耶花さんが貧相だなんてとんでもありません。寧ろ、余計な脂肪がついた私の体の方が目立ち恥ずかしいです…」 ・横を向いて、お尻を突き出して触れさせる。手は膝に 「摩耶花さんとお尻を触れさせるだなんて……何か非日常さを感じますね…」 「この格好も胸の小ささが際だって嫌だな…」 ・二人で抱き合う 「だ、抱き合うってこの格好で?」 「さ……流石に恥ずかしいですね。着衣状態ですら、抱擁なんてしたことないですし。」  私達は指示書を手に逡巡していましたが、そんな私達を睨みつけるように窓際に佇み、シャッターが押される時をただ待っています。  私はセルフタイマーを押しました。 「やらなければ終わりません。摩耶花さん。」 「うん…」  そして伺うように差し出した手に、摩耶花さんは応えてくれました。私は言葉も無く、自然と腰に手を回し合います。  やがて胸は触れ合い、お互いの力でそれが潰されると摩耶花さんが私の首に手を回しました。 「な…なんか女同士なのに緊張するね」 「そ、そうですね。男性とするときもこのような感じなのでしょうか」  べ、別に誰を意識したわけでもありません!しかし、他人と肌が密着し体温を感じる感覚は何とも言えないものを感じます。摩耶花さんも同じようなことを思ってか、あごの下からは小さくも周期の短い吐息を聞きました。 ・キスをする 「もう!これ以上まだエスカレートするの!?」 「キ…キスってそんな」  もちろんどういう行為かは知っています。恐らく私は、同級生に比べテレビや映画を見る回数は少ないでしょうが、ドラマなどでそう言った光景を見たことはありますし、以前読んだ小説でもこういった描写はありました。しかし、それは相思相愛の男女が行うものです。女性同士、ましてや友人の摩耶花さんとだなんて…… 「私、恥ずかしながらまだキスというものを経験したことがありません。つまりは、ファーストキスが摩耶花さんになるということでしょうか。」 「私だってしたことないよ。もちろん……ふくちゃんとも」  私達の間に気まずい沈黙が流れます。 「で…でもさ。ファーストキスっていったら、やっぱり恋人同士でするものを差すんじゃないかな?今回に関しては、私たち友達同士だし、遊びの範疇に入るよきっと」 「そ、そうですよね!ありがとうございます。安心しました。」  ですが、摩耶花さんに気を使っていただいたおかげで検査を続行することができました。 「うぅ……そろそろ通りの人通りが増えてきたよ。お尻とか見られてないかな。」  いそいそとセルフタイマーを押した摩耶花さんが返ってきます。そしてタイマーの音に急かされる中、私は再び相手の腰に手を回しました。 「じゃあ、行くね」  そう言うと、摩耶花さんは私の両肩に手を置き、背伸びをするように顔を寄せてこられました。視界の中でどんどん大きくなっていく摩耶花さんの瞳は、未だどこかに戸惑いを湛えています。しかし、それを抑えて瞳を閉じ、やや遅れて私も目を瞑った時、  ちゅ 私達の唇は重なっていました。 やわらかな感触。お互い勝手がわからず、啄むように微動した口。唾液の温度差。暗い視界の中でそれらは強調され、得も言えぬ感覚となって脳裏に焦げ効きます。  口付けあった時間がどれほどだったかは存じませんが、どちらからともなく口を離した時には息を切らしていました。  2人の唇に架かった橋が途切れ、しばらくお互い見つめ合い、複雑な胸中を整理すると摩耶花さんが沈黙を破ってくださいました。 「なんか、ちょっとヘンな感じだよね。ちーちゃんとは友達なのにこんなことして、あはは…」 「唇とは柔らかいものなのですね。それに、自分のものではない唾液というのも不思議な感触でした。」  私も摩耶花さんも、照れ隠しにはにかんでいましたね。そんな摩耶花さんの照れ笑いは…少し可愛らしく感じました。  しかしながら、私達には依然として重苦しいぬらりとした雰囲気が漂います。私は検査を終わらせることを優先しました。 「指示された写真はこれで全て撮影できましたよね。次の検査に移りましょう。」 『性器、肛門の比較材料を収集します。お2人も見比べてみましょう。』  指定されたブースには2台の背の低いカメラがあり、さらに2台のモニターがあります。 「ねぇちーちゃん……この指示と機材って何を意味してるのかな?」 「私も意図が掴めません……。」  しばらく摩耶花さんとそれらを調べますが、調べるほどに不安感は増し続けました。どうやらモニターは、カメラの撮影した映像をリアルタイムで表示しているようです。また、カメラとモニターの距離は2m程度。ちょうど人1人が収まる大きさですね。やがて、そこから私達は一つの結論を導きだします。 「私達がカメラとモニターの間に入り、お…お尻の穴やアソコを撮影しなければならないようですね。」 「うん。しかもカメラの高さから見て、膝立ちで四つん這いにならないといけないかも。」  しばらく無言の時間が生まれたかと思うと、摩耶花さんが「あーもう!」と叫ばれました。 「なんでこんな恥ずかしい調査ばかりなの!教育委員会って何考えてるのよ。」  至極真っ当で異論の挟みようのない悲鳴ですよね。誘った手前、私の胸中は悔恨と謝意で満たされます。 「……でも、これもちーちゃんのためなんだよね。お父さんにも推されたっって言ってたし。」 「はい。本当に申し訳ありません。」  渋々といった足取りでカメラとモニターの間に歩む摩耶花さんには感謝しかありません。私もすぐに彼女の隣に腰を下ろし、両手両膝をつきます。 「ちーちゃん、心の準備はいい?」 「はい。いつでも大丈夫です。」  ゆっくりと腰を落とし、レンズの中心に肛門を合わせます。モニターには画面いっぱいにお尻が広がっており、また体勢の関係上、恥ずかしい場所が広げられ丸見えになっています。あまりのみっともなさに私は顔を伏せました。どうやら摩耶花さんも同じのようですね。  画面には見せつけるかのように赤い『REC』の文字が表示されていました。  以前の検査でも、大人達に羽交い締めににされつつ秘所を公開したことがあります。あの時も非常に恥ずかしかったですが、自ら晒す今回の検査もまた強い抵抗と羞恥心を感じましたね。 「摩耶花さん。指示には『お互いに見比べる』とありました。私の性器やお尻の穴を見てください。私も……その……摩耶花さんのものを見ますね。」 「うん……いいよ。ちーちゃんの…見るね。」  同時に、ゆっくりと顔を上げ互いのモニターを見ました。  この体勢では下着を脱がせたときには見えなかった部分まで見えます。だからという訳ではありませんが、つい私は呟いてしまったようですね。 「摩耶花さんのアソコ…とても綺麗です。」 「やっやめてよちーちゃん!」  途端にモニター内のお尻の穴が萎縮しました。 「すいません。でも、とても鮮やかなピンク色ですし、ぴたりと閉じていて健康的です。お尻の穴の周囲は少し黒ずんでいますね。」  よほど恥ずかしいのかモニター越しに、そんな摩耶花さんの下半身がふりふりと動いていました。それでも、真面目な摩耶花さんはカメラから下半身を外すことはありません。それでなくても、お尻を高らかに上げた羞恥に晒されているのに。 「ちーちゃんこそキレイなアソコだよ。私みたいに……子供じゃないし。膣まで毛が生えてて羨ましいな。」 「いやっ!恥ずかしいです!」  思わず手で隠してしまいました。そうです。先の検査で全て剃られたとはいえ、私の秘所は広範囲に毛が生え始めていたのです。というか、このままではお尻の方まで進行しそうですね。やはり定期的な確認と処理は必須です。 「汚ならしいものをお見せして申し訳ありません。」 「ううん。ちーちゃんのは汚くなんてないよ。」  四つん這いのまま私達はしばし見つめ合い、やがてどちらからとも無く吹き出してしまいました。 「ねぇ、私もっとちーちゃんのアソコ見たいかも。……いいかな?」 「いいですよ。私もかねがね気になっていましたし。」  私が両手を後ろに回すと、察した摩耶花さんもまた同じ行動を取ります。 「では…」 「うん」  私達は両手で秘所を開きました。これで大事な場所が内部まで丸見えです。 「すごい!こんな風になっているのですね。私、小陰唇や膣口をしっかりと見たのは初めてです。あっ、それが尿道ですね。」 「あはは……あまり詳しく解説されると恥ずかしいな。お尻の穴も開いてるからそこも見えてるね。って、ひょってしてちーちゃん興奮してる?」 「ま…摩耶花さんだって同じじゃないですか。」  そうなのです。秘所を広げたことにより、蓋をされていた膣分泌液が流れ出してきたようです。量こそ多くはないものの、それぞれの膣内から溢れ出した分泌液は太ももに垂れ、また秘所内部が光を浴びてらてらと輝いていました。  どうやら、キスにより私達は多少の性的興奮を覚えていたようですね。 「やっぱりすごく恥ずかしいな。相手がちーちゃんじゃなかったら、今頃帰ってたかも」 「重ね重ねありがとうございます。私も摩耶花さんであれば、恥ずかしさが薄くなるような気がします。残る検査も、どうかよろしくお願いしますね。」  窓際のテーブルにティッシュ箱がありましたので、私達は滴った分泌液を拭き取ります。  そして、不安を残しながらも続く検査指示に目を通しました。

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