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昔大いに悩んでいたことです。

「初心忘れるべからず」とか「失ってありがたみに気付く」という系の

格言が多いように、大抵の人は「今現在」を基準に物事を考えています。

これのおかげで、向上心が生まれたり、胃が焼けるくらい悔しい思いをしたり、

些細なことでも凄く嬉しかったり…いろいろ気分の浮き沈みが発生するのですが、

お絵描きに関しては、この法則が大いにマイナスに作用します。

画力はジワジワ上達していくものなので、

ちょっとした成長の喜びは感じにくい一方で、

日常的に神レベルのイラストを目にする機会が多いので、

頻繁に落ち込んだり、嫉妬に駆り立てられたりします。

お絵描きを始めた当時の自分から見たら、確実に成長しているはずなのに、

その成長は喜べず、現状とはるか上を比較して、嘆いてしまいます。

わかってはいますが、やめられません。

この状態を放置しておくと、どんどん精神が削られていき、

最悪「もう描きたくない!」と投げ出してしまうことになるので、

自分なりの対策を見つけて、精神の安定を図りましょう。

私の場合、辛さの原因さえハッキリと特定できてしまえば、

それだけでいくらか心が落ち着く、いわゆる「病名がわかると安心する」タイプの

人間なので、ひたすら「なぜなぜ分析」をすることで心を落ち着かせています。

人によっては「運動する」とか「ヤケ食いする」とか

「お酒を飲む」とか「愚痴を吐く」とか方法はいろいろあると思います。

どうすれば「辛さ」が和らぐのか、自分の中で方法を1つ明確に持っておくと、

追い詰められたとき、大いに役立つと思います。

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