【持論17】敢えて苦手から目を背ける (Pixiv Fanbox)

絵を描くとき「またここがうまくいかない…」という場面に何度も出くわします。

その度に「成長できてないなぁ」と無力感に苛まれますが、気にしなくてOKです。

苦手がそうそう潰せるわけがありません。

「前回は苦労してこの壁を乗り越えたのに！」と思うかもしれませんが、

それは「時間をかけて壁をぶち抜いた」だけです。

もしまた同じ壁が来たら、また同じ時間をかけて壁を壊さなければなりません。

もっと根本的な解決策としての「壁を速く壊す道具、壁を迂回する道」は、

「ひたすら苦手を練習する」とか「コツを掴む」という奴です。

これは本当に苦しくエネルギーが必要な作業です。

絵を描いていくうえで避けては通れぬ道ですが

「今じゃなくても良いですっ！！！」

最初からここと向き合う必要ありません。

苦手をつぶすための辛い練習よりも、

もっとやってて楽しく、伸びしろが大きい分野が必ずあります。

まずは自分の好きな練習をたくさんやって、

画力の総合的なベースアップを図りましょう。

あと絵を描くことを好きになりましょう。