【持論2】摸写が嫌いな人へ (Pixiv Fanbox)
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絵の練習方法の中で最も効果が高いと言われている「模写」
絵の上達に必要不可欠な練習ですが、嫌いな人もたくさんいます。
私も”大嫌い”でしたが、以下の考え方で’’普通’’にまで持っていきました。
【嫌いな理由を明確にして対策を立てる」
■嫌いな理由を明確にする
何故こんなにも模写が嫌いなのか!?
理由は2つです。
「時間をかけて描き上げても、SNSにアップできない」→募る孤独感
「全くスキルアップした気がしない」→募る無力感
■対策を立てる
孤独感への対策
複数のイラストを組み合わせて、SNSにアップする。
例えば「このイラストの上半身に、このイラストの顔を持ってきて…」という感じで、複数のイラストを組み合わせて1つのイラストを作ってみて下さい。結構楽しいです。
目、口、髪、腕、おっぱい等々、パーツ毎に違うものを組み合わせたら、それはもうあなたのイラストと言っても過言ではない!
当然ちゃんとした模写が一番効果がありますし、人によっては「ずるい!」と思うかもしれません。しかし「摸写は嫌いだ」と言って、何もしないより100倍マシです。私はこれを「キメラ模写」と呼んでました。やらない「模写」より、やる「キメラ模写」です。
それに、良い点もあります。パーツを自然に繋げられるよう、人体の角度を意識して見るようになり、立体的に物を捉える練習にもなります。
それでもやはり、「模写がいい!でも孤独で辛い!」というようであれば、私に見せてください。私がリアクションをとります!
無力感への対策
模写によって得られる効果を知りましょう。
厄介なことに、摸写はやり方によって、得られる効果が違います。
どんなやり方をしたら、どんな技術がつくのかを知っておかないと、
どれだけ模写しても、欲しい技術が身に付かず、激しい虚無感に襲われます。
とはいえ、別の技術は身に付いているので、全くの無駄ではないのですが
本人が自覚できないのならば同じことです。
摸写の取り組み方と得られる効果は以下の通り
時間をかけて細部を模写する:表現方法の習得(すぐに効果が出る)
細部は無視して模写する :構図やバランスの習得(少し時間がかかる)
速さ重視で模写する :苦手意識の軽減(とても時間がかかる)
お絵描き講座プランでは、実際の画像を交えてご説明します。