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■金属の塗り方


金属といえば光沢。ぱきっとしたコントラスト。そんなイメージがあったので、アニメ塗りに近い塗り方をしていたのですが、今回はマットな質感の金属を意識してみました。最初は肌と同じように塗り、その後に少し粗く塗る。前回の牛茜ちゃんに比べてここが非常に成長したなと感じました。エッチさで言えば、もしかたしたら過去茜ちゃんの方が上かもしれませんね…若干の虚無感!

■髪の毛の形の取り方


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髪の毛は本当に難しいです。一向に「これだ!」という描き方が確立できず、試行錯誤の連続です。描き直す前は、なんだかモッサリした印象で、垢抜けた感じがしないなぁ…ともんもんとしていました。恐らく、毛先の曲線が聞きすぎているのが原因かもしれません。描き直した後では、曲線を抑えめしてみました。あととても有効だと思ったのが、「毛先を可能な限り細くする」です。これによって繊細さとか儚さとか華奢さが演出できると思います。

■おっぱいの助走



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油断するとすぐにこの助走スペースを忘れてしまいます。修正前は鎖骨のすぐ下からまっすぐにおっぱいが出ていますが、修正後ではちゃんと胸部も意識しています。1つの表現として、修正前もいうほど不自然ではないですが、可能な限り生々しさは残しておきたいなと思います。

■新しいアタリの取り方


今回、自分にとって大きな発見がありました。今までは胸部として繭玉を1つ描いて、終わりにしていましたが、今回、鎖骨部分(首部分)のパーツも意識してみました。よりリアルな人体をイメージできるようになりました。アタリ段階で、パーツをどんどん細分化できれば、ラフを描くときも、リアル寄りの人体が描きやすくなると思います。

今回は画力面もそうですが、とにかく精神面でとても良い経験になりました。本当は、土日月火水と休日2日間を含んだ5日間で余裕をもって描くつもりでしたが、家庭の事情で土日に全く作業できなかったため、月火水の平日3日間で完成させることになりました。当然時間が足りるはずもなく、かといって最近遅れ気味の中、更に遅らせるのはいい加減信用問題になり得る…。ということで、睡眠時間をゴリゴリ削りなんとか完成させることができました!しかも自分が納得のいくクオリティで!ラフや裸体の着色が終わった後も余韻に浸ることなく、すぐに次の工程に移っていました。たぶん過去一番の濃度の高い作業期間だったと思います。水曜の深夜に完成させたときは、達成感で脳汁がじゃぶじゃぶでした。しかし代償も大きく、体調わるわるのなかで仕事と家事をこなすのはなかなかに辛かったです。こんな強行スケジュールはもう2度とやりたくないので、計画をしっかりたてて取り組みます。

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