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 「──あら、セレナじゃない。サトシはどうしたの?」

「ミルフィ! まず第一声が、サトシの確認っておかしくない?」

「あはは、ごめんごめん。ちょっとは進展したのかって気にしてたのよ」


 セレナと様々な形で張り合ったものの、最終的には恋の応援をするまでの親友になったトレーナー、ミルフィ。

 久しぶりの再会で、セレナの意中の相手であるサトシが見当たらないことを揶揄うミルフィだったが、セレナは意味深に笑って引いている鎖をじゃらじゃらと鳴らす。


「サトシは旅にひと段落がついたって、ハナコさんのところに帰って休んでるのよ。またすぐに新しい目標を見つけ出して、冒険をはじめるでしょうけどね」

「なるほどね。そうなると、セレナの進展もその間はお休みというわけ?」

「いいえ、その間もきっちりと外堀は埋めていくつもり……ねえ?」


 グイッと鎖を引っ張られて、褐色の美しい少女が前に引き出される。

 首輪を付けられての拘束……まだポケモンが魔獣と呼ばれていた頃の扱いを想起させる、野蛮な行為のはずだが──されている方の少女は、とろとろと口から涎を垂らし、首輪をひかれただけで腰をかわいらしくヘコ♥ ヘコ♥ と前後させてしまっていた。


「あらら……セレナ、あなたそっちの趣味もあったの?」

「違う違う! この子はアイリスっていうんだけれど、カロスに付く前にサトシと冒険をしていたの。勿論、私と一緒でサトシが大好きなっちゃったんだけれど……今はこうして、私の方が大好きになったのよ。ねえ、アイリス?」

「は、はひぃぃっ……♥ わ、私はセレナ様の奴隷です♥ 都合のいい、よわよわおま〇こですぅ♥ さ、サトシのことは♥ 今でも好きだけどぉ♥ せ、正統派ヒロインのセレナ様には、絶対勝てません♥ 私みたいな臭そうな野生児は♥ セレナ様のペットがお似合いなんですぅぅ~っ♥」


 自分で口にした言葉で気持ちよくなってしまっているらしく、アイリスはかつてはキバゴを潜ませていた髪を揺らしながら、巫女服を思わせる衣装の股間をじっとりと色濃く染めて腰ヘコ無様踊りを続ける。

 その喉からはすごく自然に「んぉっ♥ 好きっ♥」「セレナ様♥ 可愛い、可愛いっ♥」とセレナを称える言葉と好意が混ざって漏れ落ちている。


「アイリスは十分可愛いのに、そんな風に持ち上げられても嬉しくないわ? ほら、自分も可愛い女の子だって思い出して? ちゅー……♥」

「んお゛ぉぉぉぉぉぉっ♥ お゛ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅ~っ♥ だ、だいしゅきぃぃぃぃぃぅ~っ♥ レズキスだいしゅきなのほぉぉぉぉぉ~っ♥」

「だーいたん! なるほどねえ、サトシが休養中の間に、ライバルをみんな自分のモノにしちゃう訳だ。それなら誰かに取られることはないもんね」

「ぷはっ……♥ そういうこと♥」


 白眼を向いてマン汁零していたアイリスの頭を抱え、なでなでと優しく撫で上げるセレナ。アイリスは赤ちゃんの様にセレナの形のいい胸に顔を押し付け、まるっきりセレナに依存して一人では生きられなくなっているのは明らかだった。


「これって、もしかして私も応援してなかったら、セレナに襲われてたり? うーん、怖いような、もったいないことしたような?」

「ミルフィにはそんなことしないよ! あくまでサトシを奪われちゃうかもって、不安になる相手だけだから」

「それは、私なんて脅威じゃないって言ってるのかな~? 宿命のライバルに言ってくれるじゃない!」

「あはは、くすぐるのはやめてっ♥ アイリスとキスしたばっかりで敏感だからぁ♥」


 きゃっきゃっとミルフィとじゃれ合うセレナ。

 アイリスは既に一回イカせてもらって、安らかな顔で待機しているが、ミルフィとの親しげな様子にじゃらじゃらと他の鎖も鳴り始める。


「せ、セレナ様ぁ……私たちもぉ……♥」

「欲しい、欲しいよぉ……セレナ様ぁ……♥」

「ほかにも奴隷を連れてるのね。お散歩も欠かさないとか、いいご主人様してるじゃない」

「でしょ? サトシを取られない為だけに最初は堕としたんだけれど、今はなんだか愛着が湧いちゃって……やっぱり、ポケモンパフォーマーだからかな? “手持ち”はかわいく見えてくるよね♥」


 ぐいと新たに二本、鎖が前に引き出され、ショートパンツとスパッツをそれぞれぐっしょりと濡らしている、一見すると勝気な少女たちが前に歩み出た。


「こちらがサトシと一番長く旅をしていたカスミ、それでこっちがポケモンコーディネーターのハルカ。どちらもすごく優しい娘たちで、最初に捕まえた時は『ひどいことするのは自分だけにして』って庇いあってたの」

「なにそれ、泣かせるじゃない」

「あれはぁ……♥ こんなに気持ちよくしてもらえることを、知らなかったからぁ♥」

「今だったら、独り占めの為にかばい合ってるフリしますぅ……♥」


 ハルカと呼ばれた少女が、セレナの細くしなやかな指をぴちゃぴちゃと舐めて、懸命に指フェラに務める。

 そんなハルカの唾液に濡れた指を、セレナはごく自然な動きで“ぐちゅっ♥”とカスミのショートパンツの中に突っ込んで見せた。


「あひぃぃぃっ♥ あんっ♥ あぁぁんっ♥ あっ、はぁぁぁ……あっ、あぁぁっ♥」

「カスミは私やサトシよりも年上なのに、こうやって弄ってあげると一番とろけた反応になるのよ。可愛くない?」

「元がすごくいいものね、この子。私はそっちの趣味無いけれど、これは目覚めちゃいそうなくらい可愛いわ♥」

「あっ、あっ♥ なか、掻きまわすのぉっ……♥ あっ、あうぅぅっ♥ こ、こんな街中で♥ はずかしっ……♥」

「大丈夫だよ、カスミ♥ カスミはもう、人間じゃなくて私のペットなんだから♥ 人間でもポケモンでもない、所有物なんだよ? みんな微笑ましくスキンシップだって見てくれるから♥」


 のけぞって見せた真っ白な喉を、ちゅーっ……と音を立てて座れ、キスマークを付けられてしまうカスミ。

 ぷしゃぁぁぁっ……♥ とズボンの股間が更に湿って、太ももから絶え間なく愛液が零れ落ちる。


「はぁぁぁっ……♥ セレナ様ぁぁ……♥ わ、私、セレナ様のペットになれて、幸せですぅぅ……♥」

「私も、カスミみたいな可愛いペットができてうれしい♥ ずっと一緒にいようね……それで、ハルカはどうしたい?」

「わ、私は……そ、その……セレナ様のお大事を……あうぅっ♥」


 少し強めに鎖を引かれ、路地裏へと連れ込まれるハルカ。セレナのペットになったハルカたちは、どんな痴態を晒しても問題ないが、人間であるハルカは人目を憚る必要がある。

 蹲踞の姿勢でしゃがませたハルカの顔の前で、セレナがスカートをゆっくりと持ち上げる。

 ハルカはそれから目をそらすことが出来ず、荒い息を吐いていたが、やがてまっしな下着が露になると、その顔をゆっくりと押し付けられて「んんんーっ♥」と腋見せポーズで何度も絶頂する。

 下着に覆われた秘所の柔らかさ、奥から湧き上がってくる女性特有の甘い香り……何もかもがハルカを魅了し、興奮させる。完全にレズ化になったハルカは、下着の中を舐めることさえできず、押し付けて嗅がせていただいただけでイッてしまった。


「あんなに恥ずかしいお願いしたのに、ハルカは雑魚雑魚おマ〇コだね♥」

「あひっ……ごめんなさいぃぃっ……♥」

「いいの、むしろハルカはそういうところが可愛い……♥ これからも無理せず、私には甘えていいんだよ♥」


 しゃがみ込んで抱きしめられ、胸の谷間の甘いにおいをかがされてしまえば、ハルカはすっかり蕩けて“ぷしゃぁぁぁぁっ♥ ぷしゃぁぁぁぁぁっ♥”と何度も潮を吹き出してしまう。

 セレナはよくも悪くも努力家で、そして旅の中でコスプレの才能に目覚めていた。コスプレとは即ち、身にまとうものに心を合わせる技術である。こうして女の子たちを手籠めにすると、それは恋敵を先に陥落させようという心の動きによるものなのに、完璧なアルファ・レズ……レズハーレムの女王を演じて見せる。


「……それで、ヒカリは我慢できるの? 一人だけ、寄ってこなかったけれど」

「なに、四人もいるんだ、奴隷ちゃん。サトシが人に好かれるタイプなのはわかるけどさ……」

「わ、私は、大丈夫……んんっ♥」


 そして、レズハーレムの主としての完璧な振る舞いをトレースしているセレナは、このヒカリという少女の「大丈夫」が、本当は全然大丈夫じゃないところを懸命に我慢していることを知っている。

 くんっ……と鎖を引いて引き寄せて、ヒカリの露出した腋から手を突っ込み、セレナはカリカリと乳首を爪で引っ掻きながら、とんとんとんと膝でヒカリの大事なところを蹴り上げる。


「あっ♥ あぁぁっ♥ あうぅぅっ……♥」

「ヒカリ、無理しないで? もうサトシとはイチャイチャさせてあげられないけれど、あなたのことは一生、私が大事にしてあげるから♥ もっと気軽に甘えて、おぼれてもいいんだよ……たくさん、気持ちよくして上げる♥」

「せ、セレナ様ぁぁっ♥ あっ、はぁぁぁっ♥」


 懸命にセレナの膝に自分の秘所を擦り付け、ヘコヘコと腰を動かすヒカリ。その姿はもう、どこからどう見てもセレナに溺れるレズビアンのものであった。

 絶頂の余韻から回復したカスミ、ハルカ、アイリスにも軽いキスを落としながら、少女たちを侍らせて笑うセレナ。

 不思議なことに、その姿はかつて自分に自信を持ち切れなかった頃よりも、ずっと活き活きとして……そして“女の子らしい”ように見えた。


「あーあ……ここまで鉄壁じゃ、今度こそサトシはあきらめた方がよさそうね。でも、早めにキスより先に行かないと、この子達の方と親密になっちゃうわよ?」

「あー……そこはちょっと不安なのよね。あはは……」


 目をハートにした少女奴隷を撫でながら、恋する乙女自身の悩みはまだまだ晴れないらしい……。

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Comments

邪バレンスタイン

割と原作のセレナもやりそうっすね。 あと時系列いつかは知らないけどSM以降のヒロインは免れたんですね。

屋根が高い

原作セレナはパキラさんからの好意でも一定理解示せるくらい“覚悟”決まってますからね… リクエストになかったというのが大きいですが、ちょうどリーリエ攻めを書いてたせいでなんか同一世界観っぽく…w