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 ──少女の放った蹴撃が、リンディスのふくよかな太ももの間をすり抜け、爪先を股間へとめり込ませる。


「い゛っ、ひぃぃぃぃっ!? ほっ、ほーっ、ほーっ!?」


 草原の民ロルカ族長の娘であり、キアラン侯爵の後継でもあるリンは、神刀ソール・カティを操る猛々しい烈女である。

 勇壮さと優しさを兼ね備える彼女が、このような無様を晒す光景は従う兵士たちや、彼女を数奇な運命へと導いてきた軍師も初めて見るもので、股間を抑えてぴょんぴょんと跳ね回るリンを呆然と見つめるばかりだ。


「えへ、えへへ……怖いお姉さんが、ウサギさんみたいにぴょこぴょこ飛び回ってます。武器を突きつけて脅しておいて、は、反撃は受けないと思ってたんですかぁ? 頭、わるわるですねぇ」

「ふー、ふー……! あ、あなた、子供だと思って手加減をしていたら……!」


 激怒するリンディスを見つめて、片方の目を髪で隠した年端もいかない少女は、にまぁ~……と性質の悪い笑みを浮かべる。その背後にはリンの醜態を嘲笑する、無数の着飾った“山賊”たちの姿があった。

 年若い少女に率いられた、女ばかりの山賊が出る……そんな噂を聞いたリンたちの部隊は、何か事情を抱えているのではと考え、その対策の為に向かった。

 しかし、現れた山賊は思った以上に年若い少女たちで構成されており、首領に至ってはリンよりかなり年下の“幼い”といってもよい外見だった。

 もしや噂は何かの間違いで、戦の避難民たちが已む無く略奪を行っていたのか……リンは哀れみを覚え、短刀を手にできるだけ優しく聞こえるように警告を放ったのだが──少女は気弱そうな態度だけはそのままに、よりにもよってマン的を仕掛けて来たのである。

 軍師たちはリンを怒らせた場合の惨状について理解しており、子供相手なので殺したりはしないだろうが、かなり激しい折檻をするのではと慌てて止めようとする。

 しかし……目前で繰り広げられたのは、彼らの想像からかけ離れた光景だった。


「はっ! たぁぁっ! こ、このっ! はぁ、はぁ…てぇぇっ! う、うそ……」

「えへへ、へぇ……当たりませんねぇ。お姉さん、途中から本気で刀を振ってるのに、ぜぇんぜん、私を捉えられてないです。あは、は……こっち、ですよぉ。も、もう、息が上がってきましたか? お、おばさん、だからですかぁ?」

「こ、このぉっ……ふざけるなぁっ!」


 当たらない。リンの神速の抜刀術が、ひらりひらりとかわされる。子供相手に、一撃を加えることもできない。

 最初は確かに、わざと弱く当てようとしたり、峰打ちを狙ったりしていたが、それらは悉く回避されてしまう。

 少女の挑発を受けて、遂にリンは本気の斬撃……殺意こそ乗っていないが、大怪我では済まないような一撃を放ってしまう。

 その事実にリン自身が驚き、少女が血を噴き出して倒れ込むのを、誰もが幻視した。

 次の瞬間、ぺたんと少女の上半身が倒れ込んで、リンの全力の一撃を回避してしまった。

 安堵もありつつ、呆気に取られるリンの前で少女が玩具のように立ち上がり、その手がまっすぐ延びて、リンの股間をグレープフルーツクローで鷲掴みにしてしまう。


「きゃひぃっ!?」

「お、お姉さん、可愛い声です……わ、私みたいな子供にお大事を触られて、き、気持ちよくなってるんですかぁ♥」

「ほぉぉっ……しょ、しょんなこと、なっ……ひぎゅうぅぅっ!?」


 空いている方の手で、少女は思いきりリンに平手打ちを放ってくる。

 頬を張られたリンは愛刀をあっさりと取り落としてしまい、しかも身動ぎした時に少女の指があそこに食い込み、海獣のような声で「あぉぉっ♥」と喘いでしまった。

 何度も、何度も、何度も。降り下ろされる平手。

 リンは往復ビンタを受けてフラつき、けれど秘所を掴まれているせいで、倒れることは勿論、崩れ落ちることもできない。


「えへっ、えへへっ……お姉さん、気持ちいいですか♥ 情けない喘ぎ声、可愛いです♥ オットセイみたいで、わ、私、好きですぅ♥ このまま、子供にビンタされるの気持ちいいって♥ な、なぶられると感じちゃう、変態ロリコンに、なってくださいね♥」

「ひ、ひあぁぁぁっ……んおっ♥ ふほぉぉぉっ♥ い、いやぁぁっ……み、みんな、助けっ……ひっ!?」


 軍師率いる部隊に、恥を承知で助けを求めようとしたリンだったが、彼らは既に少女盗賊団に全滅させられ、屈強な男たちが情けなく引き倒され、下着姿で首に刃を押し当てられていた。

 完全敗北……油断は間違いなくあったとは言え、それでも想定外の惨敗を前に、リンはもう自分を助けてくれるものがいないことを悟るしかない。

 ガタガタと恐怖で震え上がったリンは、相手が自分達の生殺与奪を握っていることを悟り、遂には少女にマ○コ握られたままで失禁してしまった。


「あぁぁぁっ……と、止まってえぇぇっ! 止まってよおぉぉぉっ! ひっぐ、ひぐっ……もう、やだぁぁぁ……」

「えへぇ……おしっこの匂い、好きですぅ♥ ──でも、粗相のお仕置きは、ひ、必要ですよねぇ♥」

「ひぎょおぉぉぉぉっ♥ ふっ、ふほぉぉぉぉぉっ♥ ぴぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥」


 股間の布を引き裂いた少女は、そのままリンのマン毛をひっ掴み、そのままブチブチと音を立てて引き抜いた。

 あまりの痛みと羞恥、そして、もはや否定できないほどの被虐の快楽。

 股間を押さえて崩れ落ちたリンの、美しい緑の髪をぐりぐりと踏みにじりながら、少女はリンの作った尿溜まりへと彼女の美貌を沈め、へらへらと楽しげに笑って見せた。


「そ、それじゃあ、男の人たちは殺しますねぇ。お、大人の男の人は、信用できません。し、死んだ男の人だけが、良い男の人ですからぁ」

「ごぼごぼっ……や、やべてぇっ……か、彼を、ごろさない、でぇぇぇっ……ひっ!?」


 リンを冒険へと連れ出してくれた軍師、彼を助命しようと懇願したリンだったが、その態度は却って少女の逆鱗に触れたようだった。

 男性に根深い不信感があるらしい少女は、先までのへらへらとした態度ではなく、冷たい怒りと狂気の詰まった目でリンを見下ろしている。


「──気が変わりました。お姉さんのことだけは生かしてあげようかなって思ってたけれど、あの人たちを逃がしてあげます。代わりに……お姉さんのことは、私たちが連れて帰っちゃいますねぇ?」

「やっ……ひぃぃっ! 助けて、誰か助けてぇっ! いやあぁぁぁぁっ……!」


 リンの馬の尾のように結われた髪を掴むと、

少女は平手は明らかに手加減していたのだと分かる剛力で、ずるずると山中へと女体を引きずっていく。

 悲痛な叫びだけが何時までも響き渡り……しかし生き延びた我が身可愛さに、軍師を含め兵たちは誰一人として動くことが出来なかった。



 ──ペガサスが高い木を避けながら、山中を必死に捜索している。

 リンの親友であるペガサスナイトのフロリーナは、懸命にリンの捜索を続けていた。

 リンの下に団結していた部隊は、彼女が山賊に不覚を取って拐われたことと、軍師がリン捜索に考えられないほど消極的であることから、ほぼ空中分解状態になっていた。

 かつては親友の思い人だからと想いを秘めつつも、密かに軍師に憧れていたフロリーナだが、今の彼には幻滅しか感じない。どれだけ制止を呼び掛けられ罰則すら課されようと、フロリーナはリンを見つけてみせるつもりだった。


「──焦っても仕方がないわ。一旦、何処かで休憩して……」


 ペガサスが着陸できる場所を探すフロリーナだったが……その視線が、正面から少女のそれとかち合った。

 片方の目を髪で隠した少女……軍師たちの怯え混じりの報告にあった相手の姿。

 それも、相手がいるのは地面ではない──樹上だ。ペガサスもよけなければいけないような高い木の上で、にまぁ~と笑ってフロリーナを見つめている。


「ひっ……!?」


 本来は臆病な性質であるフロリーナは、異様な少女との邂逅に怯えた声を上げ、慌てて遠ざかろうとする。

 しかし、背を向けてしまったのは悪手であり……少女は木をしならせて、まるで投石機のような勢いで自身を“発射”すると、フロリーナの背中に飛び付いてきた。


「きゃあぁぁぁっ!?」

「えへへ、えへぇ……やっと、見つけましたぁ。あ、あなたが、リンお姉さんの言っていた、フロリーナさんですねぇ……と、とっても可愛いですぅ。し、指示した通りに飛んで、降りてください……お姉さんはともかく、ペガサスさんの命は保証できませんよぉ……」


 首に回された手は、少女の体躯からは想像できないほどの力が籠っていた。フロリーナを締め落とすくらいは、簡単にできてしまうだろう。

 勇気を出して、挑みかかるべきだった……そう後悔しても既に遅く、フロリーナは少女に指示されるまま空を飛び、やがて山間に隠れるように開いている洞窟の前へと着地した。


「あ、あなたの目的は、なんなの? お願い、リンを返して……彼女は、私たちに必要なの……」

「えへへ、フロリーナお姉さんには……や、やっぱり、素質がありますねぇ……♥ 今の目的は、フロリーナお姉さんを、リンお姉さんと会わせることですよぉ……♥」


 リンを探しに来たフロリーナと、わざわざリンを対面させる?

 まるで侮られているかのように思えて、フロリーナは悔しげに唇を噛み締めるが……山賊の団員と思わしい少女たちが、みな例外なく着飾り血色もいいことに疑問を覚える。


「(こんな小さな娘が……これだけの数の女の子を、餓えさせることなく生活させているの? この子は、一体……)」

「り、リンお姉さーん、帰りましたよぉ……」


 少女がリンの名を呼び、フロリーナは思索から現実に戻る。

 奥から現れた影が……リンであることに、フロリーナは一瞬、気付かなかった。


「うへへっ♥ お帰りなさいッス♥ ベアのお頭ぁ♥ おほっ♥ ほっほぉぉんっ♥ 下っぱマ○コの奴隷のリン、お頭のお帰りをお迎えするッスよおぉぉっ♥」

「えへ、えへへ♥ リンお姉さん、すっかり可愛くなりましたねぇ♥」

「あざーす♥ ほっほぉぉぉっ♥ 今日もロリコン女らしく♥ ベアのお頭の子供マ○コぺろぺろさせて頂いてぇ……?」


 他の山賊少女たちと比べて、リンの出で立ちはあからさまに奇態なものだった。

 着飾っている、そう言えなくはない。身に付けている宝石は、確かにどの少女たちの装飾よりも大きく立派だった。

 問題は……それを金の鎖で繋いだものしか、身に付けていないこと。

 乳首と淫核は辛うじて隠れているが、それ以外のすべて……腋も尻も足も、乳房すらも放り出した無様な姿で、堕落した笑みを浮かべて腰をヘコつかせる様は、フロリーナの知るリンとはまるで別人のようで──たまらなく、淫靡だった。

 子宮の奥がきゅんと高鳴るような、奇妙な感覚を味わっているフロリーナと、リンの視線が正面からかち合う。

 べろべろと赤い舌を突き出して、おどけていたリンの表情にみるみる内に涙が浮かび、そのままぺたんと体を抱えて屈み込んでしまう。


「み、見ないでぇぇっ……私のこと、見ないでぇ……ふ、フロリーナには見られたくないよぉ……」

「えへ、えへへぇ♥ どうしたんですかぁ、リンお姉さん♥ い、いつもみたいに、私の子供おマ○コを夢中でクンニしてぇ♥ マン汁ぶしゅぶしゅ噴き出してもいいんですよぉ♥」

「やっ、やあぁぁぁっ……言わないでぇぇっ! 違う、違うのぉ!」

「違わないです♥ リンお姉さんはぁ、もう立派なロリコン淫乱お姉さんです♥ わ、私のお腹に顔を埋めたりぃ♥ おマ○コに鼻先突っ込んで♥ 気持ちよくなっちゃうんですよねぇ♥ も、もう♥ 何とか言ってくださいよぉ♥ 可愛く、三下口調で♥ フロリーナさんに説明してください♥」


 リンは子供のように泣きじゃくり「違う、違うのぉ……」と繰り返す。

 その姿を見つめるフロリーナの胸の内に……ぞわぞわと、何か得体の知れない衝動が沸き上がる。

 このベア……ベアトリクスかベアトリーチェか知らないが……という少女に敗北し、淫らな調教を受けたと思わしい境遇に、寄り添ってあげたいという想いは、確かにある。幻滅など、しない。他人の弱さを、フロリーナは責めることなど出来ない。

 そのはずなのに。


「リン……あなた、私が一生懸命にリンのことを探していた間……こんな小さな女の子と、エッチなことをしていたの……?」

「やめてぇぇぇっ……こ、これは違うのぉ!」

「何が違うの? 全部、あまさず聞かせてくれないと、分からないわ……答えなさいっ!」

「ひぃぃぃっ!?」


 怯えた声を上げて、涙目で見上げてくるリン。こんな弱々しい姿を、フロリーナは知らない。

 ぞくぞくと背中に、寒気に似た快感が走る。

 リンを責め立て、糾弾するのが、楽しい……それはフロリーナにとって、初めての感覚だった。


「ふ、フロリーナのお姉さん……リンお姉さんは、足を舐めるのが上手なんですよぉ♥」

「へぇ……子供の足を舐めて興奮していたのね♥ 亡きキアラン侯爵に恥ずかしいと思わないの、リンディスさま♥」

「ひぃぃぃっ……!」


 頭を抱えるリンを見下ろし、フロリーナはゆっくりとブーツを脱ぐ。

 連日、湯編みの時間も惜しんでリンを捜索していたフロリーナのそこから、むわぁぁっ……と湯気が立ち上る。

 フロリーナの甘い体臭を煮詰めたような、刺激的な匂い。リンの体は、少女……ベアから施された調教で、足臭を嗅いだ瞬間に蹲踞の姿勢を取ってしまい、甘い雌臭を撒き散らす腋と宝石からはみ出るマ○コを突きだしてアピールしてしまう。


「一生懸命、あなたを探したのに……裏切り者のリンに、お仕置きしてあげる……♥」

「あっ、あっ……ダメ、ダメぇぇ……♥ フロリーナ、やめっ──んふぅぅぅっ♥ ふおぉぉおっ♥ ほ、ほぉぉぉぉぉんっ♥ しゅきいぃぃぃぃぃぃっ♥」


 足の裏を舐め回し、土踏まずに鼻を埋めるリンの姿を見つめて、フロリーナの口元にベアと性質の似た笑みが浮かんだ。

 フロリーナの足を舐め嗅ぎながら、発情腰ヘコ蹲踞を繰り返すリンにベアが忍び寄り、とんとんとマ○コを隠す宝石を叩いてみせる。


「おほぉぉぉぉぉっ……♥」

「フロリーナお姉さん♥ リンお姉さんは、マン毛を引き抜かれるのが好きなんですよぉ♥」

「そう、なのね……でも、お大事の毛はほとんど残ってないみたい……じゃあ、ここね♥」


 フロリーナの視線は、ケツ毛の処理が甘いリンのデカ尻を見つめていた。

 やがて、ブチブチと何かを引きちぎる音、そして悲鳴が響き……口元に何かを押し付けられ、鼻をふごふごと豚のように鳴らす音が反響する──♥



 ──数日後、フロリーナは見事リンディスを救出して帰還するが、二人の間に流れる親密さはこれ迄より増しているように見え……そして、主従が逆転したような雰囲気があったという。

 少女だけで構成された山賊団の行方は、杳として知れない。




今回の攻め役

※バックベアード

・子供部屋のボギー。片方の目を隠した少女の姿で現れ、吃音気味でどこか自信なさげな態度を取るが、実際には女性を強制的にロリコン化させたり、レズビアンに堕として関係を閉じさせたりする危険な存在。多くの女性を配下のように連れていることが多い。

・その正体は、かつては“バグベア”と呼ばれた超越存在『魔物娘』の一柱であり、創世期戦争の際に“青色”を放逐した最古の存在の一角。元々は“子供部屋のボギー”……要するに子供を躾ける際の架空のお化けであり、本質的にはピーターパンやメアリー=ポピンズと同じ、子供の守護者であった。

・しかし“青色”から守ったはずの人類が、彼女の庇護する少女を“女”として消費する社会体制を形成してしまった為、完全に女性以外の人類を見限り、永遠に“子供部屋”へ幽閉する存在へと変貌してしまった。なお、まだ幼い少年には慈悲をかけることもあるが、屋根高ワールドのショタは非常に当たり外れが激しいので……。

・これでも一応“女性と結ばれる未来”が存在する対象の元に表れているようで、それが外部からの干渉などでゆがめられる場合には、普段の吃音の演技を捨てて冷徹な口調でしゃべり始める(今回の場合だと“軍師”はプレイヤー=上位世界からの干渉者であり、それがリンフロの未来を潰え際に来たために反応して動いた)。

・魔物娘であるがその立ち位置から、男女の炭素結合行為を拒絶するため、魔王への忠誠心はあるものの、絶対に自身は恋人と結ばれない、子孫も残せない存在である。

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Comments

minasaba

凛々しい女剣士が三下口調になって媚びるの最高でしたね。これからはフロリーナちゃんの蒸れた足をなめたり、頬をぶたれてアクメしたり、踊り子にジョブチェンジして間抜け踊り踊ろうね♪

屋根が高い

リクエストありがとうございました! 私はね、リンが女の子様に媚びて三下口調で腰へこしたり、フロリーナと立場逆転して顔面騎乗されたりするのが…好きなの…!(猛告白)