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今月の支援者様向けコンテンツになります。

pixivで仲良くさせていただいているるきふぁすさんの最新作のマンガを見て感銘を受け描いた作品です!(ご本人様の了承済です)

すこし短文ですが、SSもついてます^^

るきふぁすさんのpixivページ:https://www.pixiv.net/users/1205049

グロありの可愛らしい男たちが石化したりモンスター化したり大変えっちな目にあう素敵な作品を描かれる方です^^ご存知ないかたは是非


とある漁村の民族・フウラは、村一番の漁の名手。村の美女の妻と五人のこどもに恵まれ村の風習を敬虔に守る快男児だ。そんなフウラの子どもは父のフウラに似て活発で時にやんちゃが過ぎることも。好奇心旺盛でなんでも自分で挑戦してみるほどのアクティブさだった。ゆえに、禁忌にも時に触れてしまうこともあり、その都度フウラに怒られ諭されていた。

そんな息子らが偶然にも見つけたのが洞窟だった。

不幸にもそこは時空の歪みで発生した異世界で、そこにあったのは…。

洞窟内には息子たちよりも大きい屈強な男の石像があちこちに陳列されていたそこで探検をしていた子供が石像にぶつかり石像を破損させてしまった。

「ん~?誰っすか?人様のお家の大事なコレクションを壊したのは?」

洞窟の奥から現れたのは三つ目の全裸の男だった。子供たちは驚いて逃げようとするも

「人がコレクションでお楽しみ中に忍び込んでモノ壊してあまつさえ、逃げようダナンて、お仕置きが必要っすねぇ」

三つ目のデーモンが指をかざし呪いをかける。子供たちの民族衣装は小間切れに弾け、砂時計がデーモンの手元に現れる。

「さてさて君らも射精して余計なモン吐き出して石になっちゃおうね☆」


「待て!」


これから起こるであろうことに怯える子どもたちの後ろから人影が前へ踊り出た。

「とおちゃん!」

子供たちがその姿を確認すると臨戦態勢でサーベルを構えたフウラに喜びと希望の混じった声が上がる。


「オイラのガキどもに何しようとした?」

フウラが殺気交じりに息巻く。


「おいおい、悪いのはそっちのほうっすよ?オタクのお子さんが勝手に俺の縄張りに侵入して。ヒトの大事なモノをこわして。罰として石になってもらおうと。」

「…!アンタ悪魔の一族か。」

「そっすよ。わかってるならこういう呪いが悪魔契約や制約で成立してるって知ってるっすよね?悪いすけどお子さんの呪いを帳消しにはできないっすよ」

それを確かめるなりフウラは自分の獲物しまう。そして

「ガキにかけた呪いをオイラに移してくれ。代わりにガキ共を解放しろ。」

「悪魔契約っすか。まぁこういうニンゲンのほうが話通じる分いっか。いいっすよ。ただ条件があるっす。」

デーモンが指をパチンと鳴らすとフウラの後ろにいた子供たちが一斉に石になった。

「なっ…!」

フウラの瞳に怒りが灯るが切りかかられる前にデーモンが言葉を紡ぐ。

「勘違いしないでくださいっす。それはいわゆる担保ってやつっすよ。こっちとしてはコレクションが5体になりそうなところを代わりにアンタだけで我慢しようってんですから。さらに条件つけるっすよ。パパさんがその石像になった子どもを時間内に洞窟の外まで運ぶことができたら運び出せた子供は解放ってことで。もし、パパさんが子どもを運びきる前に射精しちゃって石になったら運びだ出せなかった子供とパパさんは俺のコレクションね☆パパさんももし子供を見捨てずに外まで脱出できたら全員無罪放免ってことで。俺慈悲深いね☆」

「・・・わかった。」

フウラは一言だけいうとデーモンは「契約成立☆」と言ったとたんにフウラの服も弾け飛んだ。

道具を使う小細工はナシということだろう。


モノ言わぬ石になった子どもを落とさぬように丁寧に運ぶフウラ。全身が呪いにより性感帯に変わって触れるもの全てに体験したことのない快楽刺激が奔る・・・はたして・・・

崩壊する理性の一欠けらが霧散する中、最後の一人を本能でふりしぼり外に追いやった…。

しかしフウラの理性や正気は『息子を守り切った』という使命を果たしたことで事切れてしまった。もはや思考全てを快楽に塗りつぶされ何も覚えていない廃人になってしまったソレは、嬉しそうに、悩ましそうに、狂喜の顔で頭を抱え洞窟の出口あと一歩手前で、倒れていた。

【完】



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